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やってみたかった6ヶ月の100ccでのツーリング。

以前から興味のあった小排気量 バイクでの旅。
約半年間旅をしましたが、なかなか先へ進めないツーリングでした。
その分、いろいろな人との交流が多かったような気がします。
少し長いですが、是非小排気量車の旅を感じていただければと思います。

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XR100R 1998.6.13-11.28 21500km

よく「一人旅って、寂しくないの?」って聞かれます。「いろいろな人に会えるし、そんなことないよ。」って前は素直に言えたけど、最近は自分が見たり話をして感動をしたコトを、その場で聞いてくれるたり感じてくれる人がほしいと感じるようになりました。

どんなに素晴らしいことが起こっても、どんなに感動することがあっても、自分の中で「あの人はいい人だったな。」とか「あの場所はすごく良かったな。」というように1人旅は自分の中で感動を完結させなければなりません。もちろん一人旅ではいろいろな人と会って話しをしたり見たりする機会が多いから、「こんな人生もあるんだな。」とか「こんな人もいるのか。」とか「こんなモノもあるのか。」とか、いろいろな経験や体験ができるので「幸せだ。」とは思います。

以前は景色を見たり人と話したりしているだけで自分の中へその体験や感動を素直に取り込めた。一人旅でとても貴重な経験をつんだと思うし、なにより一人で旅をしているコトが楽しかった。

しかし最近はどうも旅に関する感覚が変わってきているようで、人と会ったり見たりしたものを「自分の中で理解してから吸収。」しているような気がします。素直じゃないんですね。

旅が好きで好きでたまらなかった頃にくらべると、「感動を共有できない寂しさ。」「自分だけで完結しなければいけない寂しさ。」というものを、感じるようになってきました。昔よりあきらかに一人旅を純粋に楽しめないところに、「少し歳をとったかな。」と感じています。

「一人旅って、寂しくないの?」質問に、今は「寂しいし、孤独だよ。でもやっぱり面白いかな。」って答えます。二人で旅をしたら、感動したことや楽しかったことを共有することで、楽しさも2倍になるんだろうな。でも「寂しいし、孤独。」だからこそ、旅先での人と人とのふれあいを大切にするのではないのかなと感じます。

正直なところ、俺は今回の旅のあと一人旅は当分いいかなと思っています。次の旅は、「感動を誰かと共有することで、もっと自分も感動してみたい。」「別の見方を聞くことで、もっと深く感動してみたい。」と思っています。

さて今回、俺は100ccという小さなバイクを使って一人で旅をします。きっといろいろなコトがあるでしょう。その時、俺の感じたモノはきっとその場に一緒にいないと完全には共有できないと思うのですが、その10分の1でもこの文章を読んでくれた人に伝わればと思います。

4月のある日にね、学生の時に沖縄を旅した時の知り合いの佐藤ってヤツからE-MAILが入っていたんだ。佐藤とはスノーボードにいったりキャンプに行ったり、よく遊んでいたヤツなんだけど、そいつがねハワイで送別会っていうか見送りをしてやるから「一緒にハワイへ遊びに行こう。」って言うんだ。「他の沖縄で出会った友達も何人か参加するからさ。」って。そいつが言うにはさ、何人かでコンドミニアム借りて「パァーと騒ごうぜ!!」って。

でもね、正直なところ佐藤とは違って俺はもう無職で収入がないしさ、日本へ帰ってからお金が入る人とは違うから「パァーと騒ぎたい!」けど、パァーと騒いでお金を使いすぎるのはイヤだなって思っていたんだ。ところがさ、何日か経ったら話しが変わっててさ「みんな行けないって。」って言われてた。みんな休みが取れなかったり、お金を無駄 に使いたくなかったりで。

それはそれでちょっと残念だったけど、「まあでも本当はハワイは行くハズじゃなかったし、お金も節約できるし、まあいいかな。」って思ってた。そしたらさー、佐藤は「俺は一人でもいくよ。」って言うんだよ。それなら俺くらいは行ってあげないと可哀想じゃない。でもハワイから日本へ戻ってくる気はなかったから、佐藤には「航空券にちょうどいいヤツがあったら、俺も行くよ。」って返事をした。

5月になって、旅行会社に「ハワイ経由でカナダのバンクーバーに行けるチケットはありますか?」って聞いたんだ。そうしたらさ、なんとあったんだよ、そんなチケットが。佐藤に「俺も行くよ。」って返事をした。そしたら佐藤も平然とした態度をとっていたけど、嬉しそうだったね。

ハワイなんて正直、俺には縁のないところだと思っていたんだ。海はキレイで気候はいい所かも知れないけど、「日本人だらけ。」とか「カップルだらけ。」ってイメージがあってどうも「俺には合わないんじゃないかな。」って先入観があったの。でもハワイのガイドブック買って見てみたら、ハワイって本当は面白そうな所なんだよね。もちろん海があるからマリンスポーツなんて何でも出来るし、素晴らしい自然なんかもいっぱいあるんだよね。もちろんショッピングも天国のようじゃないのかな?1ドル140円の今じゃそうでもないのかな?俺はブランド物とかは興味ないから、ショッピングなんかはどうでもいいんだけどね。あっ、でもカッコイイTシャツなんかはちょっと買いたいね。旅の資金を貯めている時なんか、ホント服なんか買わなかったから。それくらいはいいんじゃないかなと思ってる。もちろんサーフブランドね。サーファーじゃないけど。

サーファーって言えば、ハワイでは俺もウインドサーファーになるかも知れない。その佐藤っていうヤツがウインドサーファーなんだよ。佐藤はどうやら、ハワイの計画は俺の見送りなんかじゃなくて、ホントは自分がハワイでウインドサーフィンがしたかったからみたいなんだ。電話で「ハワイでウインドサーフィンしようよ。ちゃんとショップも調べといたからさ。」って。初心者の講習とレンタルの値段まで調べてくれたんだよ。でも佐藤の調べてくれた店って、どうやらウインドサーフィン界ではかなり有名な店みたいでさ、ちょっと値段が高いんだよ。お金のコトばっかり言ってる俺もちょっとイヤだけどさ、でも俺はハワイでお金使いすぎると後が辛いのが分かっているから、ついついシビアになっちゃうんだよね。でも、俺もウインドサーフィンってやってみたかったスポーツだったから「まあいいよ。」って言った。

佐藤には「その店でウインドサーフィンを借りるか分からないけど、やる海が一緒なら一緒にできるんだろ?講習って店によってかなり違うの?」って聞いたら、「どうせ教えるコトは一緒だし、それほど大差はないんじゃないかな。それにやる海が一緒なら、借りた後は自由だろ。俺はボードにこだわりたいからソコで借りるけど。全然大丈夫だよ。」だって。俺は一度もやったコトないから、ボードとかなんでもいいんだけど、ヤツには相当重要なコトらしいよ。まあ俺も趣味のものには、かなりこだわっちゃう方だからヤツの気持ちも分かるけどね。

-成田からハワイの機中にて-

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友達が成田に来てくれた。

海外にしろ国内にしろ、俺って見送られて旅をするのは始めてなんだ。見送られるっていうのは、ものすごく嬉しかったな。でもね、嬉しい反面 に、「ものすごく悲しいというか、これから長いコト日本に帰らないのかなぁ。」と考えてしまったよ。

佐藤とは座席が別々になってしまったんだけど、ヤツと一緒にハワイの飛行機に乗ってるのがまた不思議でさ、「ホントに行くのかな俺は。」とかも気持ちの中に入り交じっていたりして。なんか複雑だね、見送りっていうのも。成田で送り出された時なんかは「当分帰ってくるんじゃねーぞ!」って言われてる」気がしたよ。全然そんなことないのにね。

前のオーストラリアの時はさ、最後の2ヶ月位が最高につまらなかったんだ。旅って日常生活の中から飛び出るから、人と違った経験とか出来て面白いわけじゃない。それが毎日毎日、同じ「旅っていう仕事」をしてるようなカンジになっちゃってさ、それでつまらなくなっちゃったわけ。沢木耕太郎の「深夜特急」なんかだってそうだよね。最初の方はすごく面白い旅をしててさ、後になってきたら惰性でやってるみたいなカンジになっちゃってさ、それでもきっと自分にプラスになることはあるんだろうけどさ。

今回の旅はそうなったら、潔く日本に帰ろうとおもってるんだ。やっぱり密度の濃い旅をしたいよね。だから期間が決まってないわけで、どこまで行くというのも決めてないんだ。最初の3ヶ月位 は最高に面白い旅になるだろうな。楽しみだな。

そういえばさ、俺ってまだ旅モードに入ってないみたいなんだ。成田空港でも預ける鞄の中にナイフを入れないで持ち込みそうになったり、ついつい正直に鞄の中身を言っちゃって、持って行けない荷物があったり、持って行けない荷物っていうのは、バイク用のチェーンオイルとかなんだけどね。危険物なんだよ当然。スプレーとかってさ「人体に使うもの以外は、持ちこんじゃいけない。」っていうのは知ってたんだけど、確信犯で持っていこうとしてたんだ。でもウソつけなくってさ。「俺って悪い事してるかも。」とか思ったら、なんかね。ちなみにそれは馬場君っていうやっぱり沖縄で知り合った友達にあげちゃった。

ああ、なんか飛行機の中も暗いから、憂鬱になっちゃうね。でもハワイに着いたら、南国の陽気さで、俺も陽気になるんじゃないかな。

in Hawaii

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米軍のベースキャンプ

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ワイキキに到着

俺ってそうとう旅の勘が鈍ってるみたい。飛行機が着いて、市内へ行く市バスに乗るのですでに失敗をしちゃったよ。バス停にさ勝手知ったるってカンジの日本人の人がいたの。フィリピンからのツーリストの質問にバンバン答えちゃってさ、その人達は「ワイキキはここのバス停でいいんですか?」って聞いてたんだけど、「ここでいいですよ。」って。それでバスが来たら、「これ。」って指を差して、どんどん乗り込んでいくから、当然「このバスでいいんだな。」って思うじゃない。俺も佐藤もさ、自分で「ワイキキ行きますか?」って聞かないのがいけないんだけど、もう英語も丸3年以上話してないじゃない。どうもまだおっくうになるっていうか、自信がないから聞けないんだろうな。「ああいかんいかん。」って思ったよ。バスには行き先も書いてあるのにそれも見ずに行ってるわけ。今ならすぐに人に騙されるような気がするよ、今ならね。

で、そのバスが何処へ行ったと思う?なんと米軍のベースキャンプに行っちゃったんだよ。空港のとなりに軍の空港があるんだけどさ、当然身分証明がいるわけ。でもパスポートで入れちゃうんだもんな。見るからにツーリストが何人も乗っているから、チェックする人も分かるだろうに。その軍人さんはどう思ったか知らないけど、キゼンとした態度をとっていたよ。それがもう後から考えるとおかしくって、他のツーリスト達と大爆笑だったね。軍の基地内で撮影大会まで始まっちゃうしさ、すごく面白かった。なんかだんだん、暗かった気分も旅を楽しむ気分に変わってきたみたい。

バスの運ちゃんも面白い人でさ、もうアメリカ人そのもの。俺達、米軍基地ツアーの後そのバスはワイキキに向かっていくやつになったから、そのまま乗っていったんだけど、もう一回空港に寄るわけさ。そこでツーリストがまた乗ってくるでしょ。そのツーリスト達が街の近くで、一斉に「このホテルに行きたいんだけど。」って質問を始めたから、もうヤケなのか地なのかワカンナイけど、観光案内から、バス降りるとこを教えるまで、いってに引き受けて陽気にやり始めるわけよ。他のツーリストの時は、ちゃんと「何何ホテルの人はここだよーん。」とか言うんだけど、うちらのだけ、「チープホテルのやつらはここだぜー。」とか言われて、他の乗客にまで「ははは、チープホテル!」って。参っちゃうね。この陽気さにはさ。おかげで元気が出てきたよ。「運ちゃん、サンキュー。」

ハワイってさー、日本人多いねやっぱり。でもね、一番やだなーと思ったのは、日本人が多いからじゃないんだよ。もちろんさ、気分はもうアメリカンになれる感じなんでいいんだけど、食べ物を買っている時とかさ、英語で話してたのに急に「ノミモノ?」とか言うから、わけ分からなくなっちゃうよ。きっと日本人だからという親切心で言っているんだと思うよ。でも聞き取れない日本語じゃあね。最初から日本語がくるって分かっていれば、聞き取れるんだけど、急にくるから。会社の人とかからは「ハワイは日本語喋れれば大丈夫。」って言ってたけど、そうでもないみたいだね。いわゆる日本のショッピングもしないし、日本食レストランにも行かないからかもしれないけどね。

ワイキキYH泊

in Hawaii

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ハワイのナンバープレート

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ボートレース

早起きして佐藤のすすめてるウィンドサーフショップに行ったんだけど、「今日はビーチをボートレースに使ってるんだ。だから今日は出来ないんだよ。」って言われたの。値段とかは聞いたんだけどさ。店からビーチまで連れていってもらって海を見てきたんだけど、やっぱりキレイだね。佐藤は「風がいいよ!」って浮かれてた。日本は風って一定に吹いていないじゃない。でもここは貿易風で常に一定の方向からしか吹いてないんだって。佐藤は日本では「毎週通っても、月に一回くらいしかないんじゃないかな?この風は。」って言ってた。環境がちがうよね、サーフィンにしてもウインドにしても。日本も島国なのにね。

今ごろ気づいたんだけど、ハワイの」車のナンバーって、虹のデザインが入っていて、なかなかオシャレなんだ。なんで虹なのかって思ったら、ハワイってさ虹がものすごく出るところなんだって。天気がいいのに急に雨が降ってきて、それですぐまた晴れるから、よく虹がでるんだって。レインボーアイランドって言われてるんだって。それを象徴するように、俺ももう一回虹を見たよ。昨日なんだけどさ。

宿のアメリカ人宿泊者ロバートと話しをした。今回の旅では、始めてのちゃんとした会話だったんだけど、ダメだね。ロバートが俺より全然年上なんで全く話しがあわないからって言うのもあるんだけど、話すことを3年もしてないから、聞き手一方になっちゃって悔しいね。もっと返事をしたいのに。でも話してる話題が社交ダンスとかだったから、日本語でもちょっとつらいかな。話題は話題だっただけに、英会話のレッスンを受けてるみたいだったな。でもこんなカンジで話してりゃ、ヒアリングと英語勘はのびるよね、きっと。

ワイキキYH泊

in Hawaii

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ウインドサーファーの友人佐藤

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恥ずかしながら俺もやりました

ナッシュ・ハワイの店の前前々からウインドサーフィンに興味があったんだ。サーファーの友達からは、風を使うなんて蛇道だなんて言われたけど、風を使って走ることに凄く興味があったの。「なんでかなー?」って考えたら、多分小学生の頃に読んだ「アーサーランサム全集」ていう、つばめ号とかアマゾン号とかの帆船を子供達が操って冒険をする本に影響されたんじゃないかと思う。風をきって走る船ってかっこいいじゃない。

そんなわけで、「ナッシュ・ハワイ]っていうウインドサーファー憧れの店で、佐藤もこの店に来たくて今回ハワイまできっちゃったんだけど、そこでビギナーのレッスンを受けたよ。佐藤いわく、「こんな所で始めてウインドをするなんて、凄いことだよ。」って言われたけど、俺自信が凄いわけじゃないからなぁ。有名な店でレッスン受けて、あっという間に上達すればいいけど、そんなことないからね。やっぱり自分の練習が大切でしょ?

初めてやったスポーツっていつもそうなんだけど、すごく疲れる。インストラクターの兄ちゃんが見てるから、「休みたいなあ。」と思っても、「いやいや、早く兄ちゃんの所まで戻らなきゃ。」とか思ってがんばっちゃうんだよな。レッスン自体は1時間30分だったんだけど、もうその時点でヘロヘロでさ、レッスンの後に2時間30分レンタルがついてるんだけど、ホント休んで、休んで、休んで、ちょっとやるってカンジだったな。「もう体力の限界だ。」と思っても、まだもうちょいいけるんだよね。
本当は「もう明日なんかやれねーよ。」と心底思ってたけど、思わず「佐藤さん、明日もやろうね。でも半日!」って。ああリゾートしてるね。

ワイキキYH泊

in Hawaii

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有名なワイキキビーチ。日本人だらけです。

「体がだるい。日焼けが痛い。」日焼け止めクリーム塗ったのに。日本でもほとんど日の当たらない生活をしてたから、体が太陽に慣れてないんだろうな。でも、おかげで、すっかり健康的な肌の色になったよ。ちょっと日焼けして嬉しいけど、ベッドのなかで、「佐藤さん、今日やるの?ホントにやるの?ウインドサーフィン?」ってうなされちゃった。佐藤には「うー」とか「あー」とかしか聞こえてなかったと思うけど、佐藤さん「今日はフリーの日にしない?」だって。ヤツも辛かったみたいだね。「肉体疲労と日焼け。」がさ。朝起きての二言めが「俺、丸一日ウインドやる体力ないや。」だって。今年の冬に、俺は安比高原にスノボに行ったんだけど、群馬とか新潟とかでは一日スノボが出来るけど、ガンガン行けるところだと、全然駄目なのと一緒かな。ウインドをした「カイルアベイ」も常にいつでもベストコンディションで、「風待ち」とかがないからさ、とにかくやりすぎちゃうんだと思う。まあそんななかで練習できた俺は幸せモンだけどね。

佐藤と俺はどうもハワイでの時間の過ごし方というか、ペースが違うみたいでさ、俺は「のんびりボーっとすごせれば。」と思ってて、ヤツは「時間をなるべく有効に使いたい。」って思ってるみたい。たぶん仕事休んで来てるのと、自分の時間が有り余ってる俺との違いなんだろうけどさ。でもね二人とも共通して言ってしまうことは「なんでとなりにいるのがコイツなんだろう。」ってこと。ハワイでの楽しみの一つ、「食事」を男二人だと、ついつい放棄しちゃうんだよね。レストランに行くより、そのへんで買い食いしたりしてた方が楽しいからね、この場合。ちなみに二人の今のお気に入りは、韓国人のテイクアウトの店、もちろん店でも食べれるし、食べてるけど。日本のレストランより安いし、量もあるし、野菜がいっぱい食べれるのが、なんとも嬉しいね。でもご飯はまだこっちにきて一回しか食べてないんだけどね。

「ボー」っと時間を過ごしたかったから、露天のレンタルバイク屋の前に2時間位いたの。くる客を見てるのが面白くって。日本人より外人のほうが借りてる人が断然多かったんだけど、外人がパンフレットもらうと、日本語で書いてあるんだ。外国人ツーリストは「英語じゃないわ。きっとこれは日本語ね。でも私に本語読めないの。あなたは読めるの?」って店の人に聞くんだ。店の人は、日本風にいうと、「ペラペーラペラペーラ。」ってテキトーに話すの。俺も思わず笑っちゃったんだけど、それがイヤミなカンジが全くなくて、ハワイってわりと「日本人と現地人がうまくやってるなー。」て感じた。もちろん日本人はお金を落としていく観光客って思われてるんだろうけど、オーストラリア、特にサーファーズパラダイスなんか、露骨に日本人を嫌ってる人も多くて日本人と現地の人が全くうまくいってないのを見ているから、余計にそう感じるのかもしれないけど。アメリカが今、強いからっていうのもあると思うけどね。

ワイキキYH泊

in Hawaii

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ハワイのバス。

いろいろ考えてあって身障者にやさしい。俺がウインドをしたカイルアベイには、あまり日本人がいないんだ。たまに来る日本人観光客とウインドサーフィンしたい日本人くらいだったな。今日も佐藤とウインドをしていたんだけど、日本人の観光ガイドの人もウインドをしにきていた。彼はお客が今日はフリー行動の日だから、集合時間の4時30分までフリーなんだって。やっぱりウインドが好きでさ、佐藤さんも彼と楽しそうに話していたな。俺といるよりやっぱり好きなことが同じっていうのが楽しいんだろうな。佐藤は「こういう仕事もいいよね。空いた時間にウインドできるしさ。」って言っていたけど、俺はダメだな。「4時30分に集合して、夜はお客さんと食事をしなきゃいけないんですよ。」ってガイドの日本人が言ったんだけど、どうもその部分がね。気の合う仲間とか、好きな娘とかと食事は最高に楽しいと思うけど、仕事とはいえ、俺にはできないな。たまにはしょうがないと思うけど、それがメインの仕事は、「時間が空いたときに、好きなことが出来る。いろいろな所に行ける。」っていってもちょっとね。

佐藤と遊んだ帰りのバスの中で、面白いものを見たんだ。ハワイのバスってバスの前に自転車を乗せられるようになってて、「便利なものがついているなあ。」とは思ったんだけど、それ以上に身障者用の設備が凄くてさ。設備の技術の凄さだけなら、日本も負けてないとは思うんだけど、こっちではどのバスにも車椅子用のリフトと、シートを倒して車椅子用を固定できるようになってるんだ。俺達がバスに乗った時はもう車椅子の人が座ってたんだけど、佐藤と「どう降ろすんだろう?」って話していたんだ。そしたら、バスの前の入り口がリフトのなっててさ、バスの運ちゃん一人で降ろすことが出来るようになってるの。凄いよね。とにかく全ての市バスについてるのが凄いと思うんだ。日本は付いているものは凄いのが付いてるけど、付いてないものが圧倒的に多いでしょ。「やっぱりこっちは進んでるんだな〜。」って。日本も簡単なシステムでいいから、使い勝手のいい物を付けてあげるといいよね。日本て凄い技術に「おーっ!」っていうじゃない。実際俺もそうだったけど、そうじゃなくて、凄くない技術でも、みんなが使えるような物とか、それこそ身障者用のリフトとかを何処でも使えるほうが、「おーっ!」ってホントは言えるんじゃないかな。

ワイキキYH泊

in Hawaii

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ハワイ最後の夜を楽しむ俺。

ハワイ最後の日になってしまったよ。ホントいいトコだったよ。でもね、アメリカって、なんか学校の中にいるみたいだった。ハワイしかまだ見てないからなんとも言えないけど、物凄くルールがあって、その中に自由があるみたいな。学校ってそうじゃない。規則があって、その中で「学生なんだからなんでもチャレンジしなさい。」って言うカンジじゃない。国自体がそんなカンジっていうか、優秀な学校にいるみたい。それを言ったら、規則を守れない日本人ってすごく不良かも。オーストラリアは規則があんまりないけど、みんなルールを知っていた気がしたな。もちろんどの国にも例外はいるんだけどね。

あとアメリカ人って太ってる人が多いよやっぱり。がっしりしてるくらいじゃなくてさ、太ってるの。食べる物が違うからっていえばそれまでだけどさ、アメリカが不況の時って「太っているのは、自分の管理がなってない証拠だ。」とかテレビで騒いでたでしょ。今は強いアメリカってことでパワーの出るものをモリモリ食べるのがいいらしいよ。まだあんまりアメリカ人の食事とか見てないからなんとも言えないケド、いつもレストランやファーストフードのお店であまり量のなさそうなものを頼んでるんだけど、それでも俺には「まったくすごい量だな。」って思っちゃうもんな。そう考えると、あながちさっきの話もウソじゃない気がするよ。

佐藤さんと今日別れたんだけどさ、ぜんぜん感無量ってワケじゃないのに、あまり話しが出来なかったな。お互いにね。俺はまだ始まるカンジだから、いいけど、佐藤さんは終わるカンジがして寂しいんじゃないかな。まあでもいい時間をすごせたよ。ビーチでボーとしてただけなんだけどね。

ワイキキYH泊

<1998年の記録です>

北米縦断の旅に選んだバイクはXR100R

原付2種で海外を旅してみたいとの思いから車種を選びにかかりました。
原付2種ながらもそこそこ走る、海外でパーツが手に入りやすいもの、
それから小さく見えるものが条件でした。
スクーターを除けば、当時普通に手に入る小さく見える原付2種はKSR-IIくらい。
後は125ccクラスで大きく見える原付2種ばかりでした。
ただKSRは海外で部品が手にはいるか怪しかった。
結局いろいろ考えて、XR100Rを思い入れだけで選びました。

XR100Rはレーサーなので保安部品がついていません。
また大量の荷物を載せるには問題がありました。
サブフレームもなく一人乗りなので、荷物が全くつめない!
でも、海外でも売られているモデルなので部品供給は問題ないだろうし、
小さくカワイイ、そこそこ走る、エンジンが何度もバラしたことのあるエンジンと同種
であるところから購入を決意。
オーストラリアツーリングで「ないものは作ればいい。」
というコトを学んでいたのが購入のキメテでした。

 

XR100Rについて

一応はレーサーなので、もともとは保安部品がついていません。
日本でこのバイクを登録するには、アメリカ等から逆輸入して保安部品をつけないと、
登録することができません。(日本で買って保安部品つけても登録できない。)
なので海外から輸入したものを日本で登録することになります。

 

バイクの購入

バイクはまずいきつけのカワサキ店(ライダースショップYOKOHAMA)に相談しました。
しかし、この店で使っている輸入業者に相談してもらったところ、
「バイクが小さいく価格も安いため、通常は2台1梱包でもってこないと、
かなり割高になってしまう。」とのコトで、
「どこかXR100Rを輸入している所から取ったほうが得策。」という結論に。

まずオフロード雑誌にXR100Rの広告を出しているお店に、TEL、TEL、TEL….。
ちなみに最初にバイク屋にTELしてもらって探ったのは、4店。

A店は「もう円安になって、
あまりに車両が高くなり売れる値段ではなくなったのでヤメました。」とのこと。
かしこいね。

B店は「日本で100Rをもってる所を探して、業販します。」とのこと。
自分の店に持ってないのに広告打つなよ。

C店も同じ。

D店はあったのですが、質問をいくつかすると
「ジェネレーターは高いから部品変えませんよ。
ちょっとライトとかウインカーとかつらいんですけどね。
付けてくれと言われれば付けますけど、高くなるのでオススメしてません。」とか言れました。
なんか買う気は失せました。

バイク屋の店長が、知り合いの店とか業者にTELしてくれ、
マルカワレーシングという愛媛県にある店を紹介してくれました。
ちなみにこの店はXR系のパーツとか扱っているので有名。

その店でいくつか質問すると、
「最近はまとめて輸入してないのでちょっと高くなります。
値段約50万で(保安部品代(約8万円)、取り付け代、行き付けの店のマージン、
登録まで含む。ちなみに愛媛からの陸送代1万円。)、1ヶ月くらいで納品。」
たっけ〜!!

値段にめげずに、ジェネレーターの容量アップも含まれているか聞いたところ、
「絶対変えないとダメです!容量が足りません。」と言われました。
もちろん上の価格にジェネレーター交換も入っています。
コレが購入の決め手になりました。
安いものでも後で手を入れるなら同じ値段になっちゃいそうでしたし、
売れればOKみたいな感じではなく、一番信頼できそうだったから。
でもホントたっけ〜と思いましたよさすがに。

 

レーサーから足されていた装備

フロントブレーキパネルまわり(XLR80)、ライトまわり(XLR80)、
メーターまわり(XLR80)、ウインカー(XLR80)、
Fブレーキホルダー、レバー、ケーブル(XLR80)、メインキー(DAX)、
Rミラー(XLR80)、ジェネレーター(XLR80)、テールランプ(アチェルビス)、
フロントフェンダーステー(XLR80)、メインハーネス(XLR80)、
ACレギュレータ(XLR80)

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続く・・・

<1998年の記録です>

旅仕様にする前に、まずは納車されたXR100Rで走ってみます。
やっぱり、公道走行用で売られているバイクではないので、気になるところがいくつかありました。

 

XR100R公道仕様の問題点

1.スプロケットがレーサーなので公道走行にあっていない。

F:14T R:50T チェーンサイズ428
アニマルハウスという所から、
428サイズの各種スプロケットがでているのは知っていたのですが、
428のサイズのスプロケットは海外で手に入りにくいだろうということで、
420にサイズダウンしてフロントのスプロケットを
カブ等のHONDAスモールのバイクのスプロケットを流用できるようにし、
12T〜15Tまで選べるようにしました。
リヤはXLR80のものを流用してます。
このスプロケは海外では手に入りにくい可能性があるので、
スペアパーツとして予備を持っていくことにしました。
現状はF:13T R:34T チェーンサイズ420です。
フロントは12Tの方がいいかもしれません。

2.リヤブレーキを踏んでもスイッチがついてないので、ランプがつかない。

マルカワレーシングに聞いたところ、
リヤはスイッチの取り付けステーがないから、つけないようにしてるんですとのこと。
日本で乗るには問題あるとは思いますが、そこまでやって売る必要はないだろう。
でもね、もし海外で通関のあと車検が必要だったらヤバイじゃない。
これは改造する時にスイッチがつくようにステーの溶接をお願いすることにします。

3.メーターが正しく表示されない。2割くらいの誤差がある。

最初乗った時はビックリしましたよ。
自分の感覚では40kmくらいでてるのに、
30kmくらいのスピードがメーターに表示されているんですから。
原因はXLR80のメーターとギヤ流用しているにも関わらず、
タイヤサイズが2インチ違うからっていうのはすぐピンときたんですが、
流用できそうなギヤが見つからないので、そのままにするコトにし、
多機能な自転車用のメーターを装着して正しい距離と速度を知ることが出来るようにします。

4.ニュートラルランプがつかない

当たり前なんですけど、レーサーだからスイッチがついていない。
でもメーターはXLR80だからランプはついている。
ちょっと気持ち悪いので、なんとかつけられないかRS YOKOHAMAに相談したら
「エンジンの中には検出スイッチがついてるから、ケースに穴あければ、付くよ。
でも長距離走って、そこからオイルがにじんできたらやだろ。
やめたほうがいいんじゃない。」と言わた。
もっともだし困るモノでもないので、いじらないことにしました。?

つづく

<1998年の記録です>

バイク屋に改造を発注

PHOTO Clickで拡大

バイクをある程度走らせて、不具合を確かめ、バイク屋に改造の発注をしました。
改造の参考は宮田さんの「ツーリングバイク実践改造マニュアル」を参考にしました。
彼は溶接は鉄工所というように、自分でアレンジして改造する店や会社を選んでいましたが、
この時は自分の時間が取れないくらい働いていたので、
いきつけの店ライダースショップYOKOHAMAにお願いしました。
その店でパーツ加工をするわけではないけれど、完成後に文句も言いやすいしそうしました。
多少のマージンは仕方ない・・(時間ないし)。

 

バイク屋に発注した改造箇所

フレームの補強 と キャリア製作

XR100はシーと下でフレームが終わっているため、
ほとんど荷物がつめませんのでキャリアが必要でした。
またなるべくシーとから遠い位置には重いものは載せないつもりですが、
載せる重量の割にはフレームが華奢なので、フレームの補強もお願いします。
で、下記を3点を発注
「ワンオフでも流用でもいいのでキャリアをつける。」
「シート下の部分のフレームが折れないようにキャリアの先端部分への補強」
「エンジン後ろの部分の三角部分にプレートなどを入れて補強」

ビッグタンク と シート加工

いくら燃費がよいとはいえ、タンクが小さいので、ビッグタンクをつけてもらいます。
オーストラリアでの経験とアメリカ大陸のヘンピなダートの無給油区間をを考えて、
ダートの燃費で最低400km走れるのが目安です。
それを基準にタンクを物色して
ジェベル125の13リッタータンクを付けてもらうことにしました。
シートはタンクが後退してくるので、その分短くしてもらいます。

フロントキャリア

ハンドルに重みがかかって操安が悪くなるフロントキャリアですが、
これがないと、XR100では荷物を積みきれません。

ハンドルロック

レーサーのためハンドルロックが付いていませんでした。
気軽にかけれるハンドルロックは絶対に必要。

工具箱

工具をカバンに入れるとかさばるので、車体に付けれる工具箱を発注

サイドスタンド

サイドスタンドの設置面積を広げてもらい、砂地でも埋もれないようにしてもらいます。

U字ロック取り付けスペース

スクーターのようにU字ロックを車体に取り付けられるようにしてもらいます。

スピードメーターギア

製作できれば、または流用できそうなモノがあればということで頼みました。
→結局これは断念しました。

フロントフォーク・リアサスのセッティング

荷物が多いので、その分固めにしてもらいます。

 

後で自分で取り付ける予定のもの

リアボックス/ オイルクーラー /AC100V出力/ガソリン取り出し口
サイクロコンピューター /アルミハンドル / ミラー /
ブッシュガード / シフトレバー

の予定

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