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in British Columbia

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飛行機からアメリカを見下ろす。

飛行機に乗っている時って、あんまり景色とか見てもどうとも思わなかったんだけど、かなり「ぞっ」としたよ、今回は。別に危ない目にあったわけじゃないんだけどさ、永遠と荒野が続くわけ。オーストラリアでの出来事がフラッシュバックしてきて、「こんなとこ走らなきゃいけないのか。」って。アメリカもそうだけどカナダなんか山ばっかり見えてさ、「俺のバイクこんなところ走れるのかよ、おい。」ってかなり不安になってきちゃった。

カナダの空港では、長々と入国審査官にいろいろ聞かれるし、宿を郊外にしたから、そこまで行くバスは乗り換えなきゃいけないし大変だったよ。初めての国のバスってめちゃめちゃ不安だと思わない?オマケにカナダのバンクーバーって、日本人観光客があまりいないみたいだから、日本人慣れしてないみたいなんだよな。日本人慣れっていうか、日本人の英語なんだけどね。バンクーバーって「何にもやることないから、つまらないですよ。」って前にカナダに一年位いた人が言っていたから、明日から何をしようか悩んじゃうよ。ほら、オーストラリアであった勝間田さんも、「バイク来るまで、やることないと辛いよ。」って言っていたんだ。なんか今は勝間田さんの気持ちもわかるなぁ。バイクが来てないからかも知れないけど、なんか第一印象が良くないんだよな。なんでだろ。

とにかく、空港から、カナダ日通の人に電話したらさ、火曜日に税関の予約をしてくれたって言ってたから、それまで旅の準備とバンクーバーの土地勘をつけとかないとね。

バンクーバーYH泊

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バンクーバーの街で。

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ガスタウン。

「土地勘をつけよう。」と思ってさ、ひたすら歩いたよ。アメリカって言ってもハワイだけど、それとは全然違うね。インフォメーションとかは街にいっぱいあるんだけどさ、なんかそこの人達あんまり親切じゃない気がするなあ。「仕事だからやってます。」っていうカンジなの。ハワイとかオーストラリアってもっとこう「じゃあこれならどうだ!こういうものもあるぞ!これを持ってたほうがいいわね。楽しんでらっしゃーい。」みたいなのがあったような気がするんだけど、聞いた事を事務的にしか教えてくれないんだよ。もちろんたまたまそういう人に当たっただけかも知れないけど。5回くらいインフォメーション使ってみんな事務的だったもんな。これがたぶん「カナダの第一印象が悪かった。」っていうことなんだろうな。でもバンクーバーって観光地だけど、いわゆる見所みたいな所とか遊ぶ所とかはそんなにないし、他と比較するのは可哀相だけどね。たぶんもっと観光地で見たり遊べたりするロッキーとかいくと違うんだろうな。まだ良くワカンナイや。もっと歩きまわらないとね。

思うんだけど、カナダって白人主義なのかな?アメリカっていろんな人種がいて当たり前じゃない。でもカナダって白人ばっかりなんだよね。街で見かける人はさ。日本も日本人ばっかりの国だから、それ以外の人種にそうとう差別をもってるじゃない。カナダもそうなのかな?もうちょっと見てみたいねそういう所をさ。そうそうオーストラリアも俺が行った頃に比べると、相当白人以外の差別が出てきたらしいよ。人種差別っていやだね。

バンクーバーYH泊

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バンクーバーは
トロリーバスがたくさん走ってる。

道路の上に電気の線が張り巡らされているんだ。それはバス用の線でさ、ほとんどのバンクーバーの市バスは電気で動いてるんだよ。もちろんあんなものは、日本の交通事情じゃ出来ないんだろうけど、排気ガスを浴びせられるコトもないし信号で止まってる時は静かだし、なんとなく環境にやさしい気がするね。一台一台のバスにバッテリーつんで走らすのって、すごく大変じゃない。トヨタの電気自動車プリウスだって、あれを走らす為の電気はかなり石油を燃やさないと駄目なんだって。そう考えると、電車みたいに何台ものバスが共用で電気を使っているのって、なんとなくやっぱり合理的な気がするよ。

日本を発って、佐藤以外の日本人と始めて話したよ。彼は調理士なんだって。おかげでおいしい牛丼とたまごスープを作ってもらっちゃた。まあそんなことはどうでもいいんだけど、彼もそうとう旅好きでさ、あと釣り好きなんだ。荷物のほとんどが、釣り道具とかウエットスーツとか魚を捕るための物ばっかりでさ、なんか変なやつだよね。彼はオーストラリアとヨーロッパに釣り旅行に行った事があるんだって。各国釣り事情をいろいろ聞かせてもらったんだけど、やっぱり国によってだいぶ違うんだね、規制が厳しいところとかそうでない所とかさ。でも「日本が一番魚がいないよ。」って言ってた。あんな狭い国にあれだけの釣り人が多くいるんだからしょうがないんだけどさ、魚好きの日本人の国に魚がいないってなんだかちょっと寂しいね。

バンクーバーYH泊

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ログビルダー。

フリスビーでやるラグビーとバスケットボールを足して2でわったようなスポーツって知ってる?フリスビーをパスしながら敵陣地へ攻め込んで行って、タッチダウンすると得点になるスポーツがあるんだ。パスを受け取ってから3歩か4歩しか歩けないみたいなんだけど、不思議なスポーツだよなぁ。けっこうこっちってフリスビーが盛んみたいでさ、いたるところでやってるの。その中にもいろいろなルールのフリスビーがあるんだろうけどね。

海岸が宿の近くにあるんだけど、そこでもヨットとかウインドサーフィンとかシーカヤックとかをみんな思い思いに楽しんでるんだ。どうも夕方仕事が終わってから来て、夜9時30分とか10時頃まで遊んでるみたい。こっちって10時頃まで明るいんだよ。いい生活をしてるよね、バーとかに行っても気分出ないだろうけどさ。でもやっぱりバンクーバーって活気がない気がするよ。すごく街もキレイだし、外で思い思いに自分の時間を楽しんでるんだけど、あまり活力がないんだよね。他の出会った人もそう言ってたし、バックパッカー達も早々にこの街を後にする位だから、あながち外れてもいないと思うんだ。でもこの街もだいぶ慣れて来て、居心地がだんだん良くなってきたよ。芝生の上で本を読むみたいな、ちょっとお上品な事はものすごく「浸れる。」よ。まあ俺の読んでる本は「スペイン語の本」と「料理の本」だから、「ちょっと違うぞー。」ってカンジはカンジなんだけどね。

ログビルダーっていう職業があるでしょ。カナダって本場なわけ。ここに木を求めて来てる日本人ログビルダーの人と話したんだけど、すごく面白かった。彼は観光ビザでカナダに来たんだけど、ピックアップトラックを買って山へ木を切りに来たんだって。「それって仕事じゃん。!」もちろんその木は日本へ送るらしいんだけど、やってることがやってることだから、許可取って木を切れるのか「不安だ。」って言ってたよ。カナダもいろんな人がいて楽しそうだね。

バンクーバーYH泊

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事件のあったホステル。

昼間にヘンなカナダ人に会ったんだ。宿の外で煙草をふかしていると、妙に明るいヤツがいたんだ。「モントリオールから来たんだ。」と言うヤツの名前を忘れてしまったけど、この宿に泊ってるカナダ人って先進国の人達って言うカンジで、割とスマシたヤツらが多いんだ。なのに彼は妙に明るくて「ヘンなヤツだな。」って思ってた。ヘンっていえば、「煙草を一本売ってくれよ。いくらがいい?」っても聞かれたんだ。普通は「一本くれよ。」って聞くのにさ。
夜の12時45分くらいだったと思うんだけど、その彼のベッドが同室だったみたいなんだけど、「起きろ、起きろ。電話がお前にはいってるぞ。」って言ってくる人がいたんだ。彼は「うー。あー。うー。」しか言わないの。そしたらその部屋に入ってきた人は「起きろ。起きろ!」って思い切り叩きながら起こすんだよ。「なんだんだ。なにが起こってるんだ。」って。俺は部屋は同室だったけど、ベッドは仕切られてて彼のブロックにはいなかったからさ、何が起こってるかわからないの。そのうち部屋に入ってきた男は、「起きろ!警察だ!」って言い出すんだよ。想像でしかないんだけどさ、彼は無理矢理起こされて、外へ連れ出されて行った。外では叩くような音とかも聞こえてさ。何が起こったのか見て見たいんだけど、動けなかった。そのブロックに寝てる人はいくつか質問されてたな。ドイツ人ツーリストが「何が起こったんですか?」って聞いていたよ。俺の英語力だとちょっと不確かなんだけど「クスリ関係をやったか販売したか」らしい。部屋で鳴り響いていたイビキもすっかり静まってさ、すごく緊張の時間を過ごしたんだ。みんな動けなかったみたいだね。

バンクーバーYH泊

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梱包をといてバイクを受け取る。

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これから旅の本番のスタートだ。

日通の渡辺さんていうカナダ日通の人が車で税関やら保険会社やらに連れって行ってもらったんだ。ここまでしてくれるなんて何て親切なんだろうって思って聞いてみたら、「その方が、時間がかからないんですよ。一人でやってもらったら、絶対2日はかかるし、その間に問い合わせの電話とかも来るから、仕事にならなくなっちゃうんです。」だって。でもやっぱり親切だよな。渡辺さんはもうこっちに17年いるんだって。でも「もう少ししたら、日本へ帰りたい。」って言ってたよ。海外にいると日本の良さも分かってくるからさ、その気持ちも分かるよね。でもね渡辺さんには娘さんもいるんだって。彼女はこっちに住みたいらしい。ずっとこっちで生活してれば、「こっちの生活がいい。」っていうのも分かるよね。渡辺さんは「そろそろ考えなければいけないんですよ。若いうちは海外での生活に憧れて、やってきたけど、日本はいいですからね。」って。どうするんだろうね、渡辺さん。

バイクの手続き自体は、スムーズにいったんだ。でも車で20キロくらいは走ってくれたんじゃないかな。送った物の内容物の検査はもうやっていてくれてさ、税関に行って一時輸入の手続き、それから保険会社へ行って保険に入って、後は日通の倉庫で荷物を受け取るだけ。でも9時から始めて、1時まで受け取るのにかかったから、ホント一人だったら大変だと思うよ。知ってる人がやってこうなんだもんな。まあとにかく受け取ってさ、宿までの右側通 行を楽しんだよ。思ったより右側通行って苦にならなかったよ。

バンクーバーYH泊(走行32.7km)

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調理師の作ってくれた料理。

夜から「誰かシャワー使ってんのか?この部屋の中で。」と思う位の雨が降り始めたんだ。「出発の時は晴れてるといいな。」と思いながら、寝ていたんだ。「雨でも出るぞ。」とも思ってた。でも朝起きたら、やっぱり雨で、「もう一泊お願いします。」って頼んでいたよ。雨の日に出発って嫌でしょ、やっぱり。でもね、もう一人でバンクーバーにいてもやることなくてさ、となりに彼女でもいれば日本でいう三越とか高島屋のようなデパートとか覗いてみるのも楽しそうなんだけどさ、一人でいってもね。結局夕方まで宿でブラブラして、外人とちょっと会話したりしてたんだけど、英語力がないからつっこんだ話が出来ないんだよね。なんだかちょっと情けないね、せっかく異文化の国の人と話すチャンスがあるのにさ。

前に話した調理師とログビルダーも明日バンクーバーに発つって言っていたんだ。それでシェアメシ(みんなで材料買って、料理作って後でワリカンにするコト)しようって話になってさ、それもゴージャスなやつ。もちろん調理士が作って、俺とログビルダーは洗いものとかアシスタントしてるんだけどさ、やっぱり調理士はスゴイよ。少ない調味料を補う為に野菜を刻んで、それをタレやドレッシングに入れて味を補ったりするんだ。材料を買う時も「この肉は脂身の入り方がよくないから、別のスーパーで買おう。」とか「あっちのスーパーには、いい牛のテールがあったから、テールスープを作ろう。」とか「おお、見てるとこが違うぞ。」って思ったよ。作ったものは日本人らしく、牛カルビ丼と牛テールスープとサラダ。テールスープなんかわざわざ2時間30分もかけて煮込んだんだ。ユースホステルのキッチンで、2時間30分もかけて料理するやついないって、マッタク。もう俺もログビルダーも感嘆の声しか上がらなかったね。「うーんごちそうさま」

バンクーバーYH泊(走行0km)

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ウィスラー。

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今回初のキャンプはこんなに良い所だった。

「おーすげー!」「マジかよ。」って言う言葉ばっかり言ってたよ。スケールの違う自然の中の道はもう感嘆の言葉しか出ないんだね。宿から走り始めた時はハイウエイをすごくおっかなびっくっり走っていたんだ。話には聞いてたけど、こんなに恐いと思わなかったよ。日本で言えば、東名高速を50kmくらいで走ってるんだもん。それにちょっと急な上りは35kmだよ。そりゃ恐いの当たり前だよね。でも州道99号線に入ってからは交通量も減ったから、まあなんとか。とにかく今日は初バイクデーだから走りたくてさ、ホントはスキーで有名なウィスラーに泊ってちょっと観光でもしようかとおもったんだけど結局通り過ぎちゃった。俺の従兄弟のだんなさんになった人が昔ワーキングホリデーでカナダに来てた時のカナダ人の友達がいて、電話番号とか教えてもらってたから、「ちょっと会って話ししてみようかな」とも思ってたんだけど、電話したら留守だったから「いいや行っちゃえ!」って勢いにまかせてウィスラーの先のキャンプ場まで来ちゃった。

まだこっちのキャンプ場ってもちろん一回目なんだけど、すごくいいね。サイトが区切られてはいるんだけど、とにかく広いし、「山一つキャンプ場じゃん。こんな所日本だったら、お土産やが出来て観光バスも乗り付けるぞ。」ってカンジなんだ。もちろん町中のキャンプ場じゃないからなんだけどさ。でもシャワーがないのが痛いなー。あっあと水が水道じゃなくてさ、手押しポンプっていうの?「キーコキーコ」いうやつ。あれなんだよ!なんかウマーク規則と自然がマッチしてるカンジ。

やっぱり「自然の量と人の量がずいぶんと日本と違うなー。」とつくづく思っちゃったよ。どっちがいいとは言えないんだけどね。それぞれの良さってあるからさ。

Pemberton近くのキャンプ場泊(走行217.7km)

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ユーノスロードスターで旅する
ファンキーなおばさん達。

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ちょっと開拓地風。

ルート99っていうのを通って来たんだけど、いやー参ったよ。すごく景色も移り変わって、きっと日本で東北ツーリングが好きな人にはたまらない道路っだった。森林あり、川あり、湖あり、山はとてもキレイだし、高原ランあり、おまけに開拓地っぽい所ありで、でも上り坂の急なとこ25kmしかスピードでないんだもん。「もうロッキーが思いやられるよ。」とか思っちゃた。

そういえば何にもない所、そんな所ばっかりだったけど、そこでユーノスロードスターに乗った2人組のおばさんに会ってちょっと話しをしたよ。彼女たちはね、大学で働いてるんだって。どうりで彼女達の英語がわかりやすいはずだよね。だって大学にはさ、アジアの人がいっぱいいるんだもん。慣れてるんだよねきっと。彼女達は休みになると、どこか旅するんだって。今日はペンバートンっていう牧場がいっぱいあって、ちょっとレトロな雰囲気の町にいくんだって。毎年この時期はそこらしいけど、クリスマスはメキシコで過ごすんだって。もうユーノスにすごい荷物積んででさ、ありったけの食料とゴルフバッグ2個、それに2人分の服でしょ。俺もそうとう荷物もちだと思うけど、彼女達にはかなわないよ。他にもいろいろ話したんだけどさ、久しぶりに楽しい会話だったよ。カナダもいいとこだし、いい人いっぱいいるよ。

キャンプ場にさテント張って、買い物にいったんだ。100mile houseっていう町なんだけど、スーパーとかありそうな位の町だったからさ。買った物は肉と砂糖と酒なんだけど、そのあとスーパーから出たらさ、ちょうど後ろにpoliceの車が来たわけ。「俺は何にもやましいことしてないぞー。」って心で思ってたんだけどさ、ポリスは「怪しいバイクだ。」って当然思ったみたいでさ、サイレン鳴らされて止められちゃった。そりゃナンバープレートが「KNY1」じゃ止めるよね。どこのポリスも同じだと思うけど、「免許証と車検証みせろ。」って。見せたら「保険は入っているのか?」だって。保険の紙見せていろいろ説明して、「納得してくれるかな?」と思ったら「どこで入ったんだ。」とか「このナンバーは日本のナンバーなのか。」とか大変だったよ。結局ポリスのおじさんは俺の入ってる保険が安すぎると思ったらしいんだ。俺は135日分しかかけてないから当然なんだけど、135日で約6万5千円も払ってるんだよ。説明したら、無事釈放となりましたっと。

100mile houseのキャンプ場(走行285km)

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気持ちの良い高原RUN。

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道端で休憩中に。

北上するほどに気温が高くなっていくんだ。これは「北へいくほど寒くなる。」っていう俺の常識を覆されたよ。バンクーバーとかウィスラーとかで「これ以上寒くなったらどうすんだよ。」とか思いながら走っていたのがウソのようでさ。針葉樹林帯だったのにここは広葉樹もかなり混じってる。広葉樹が混じりはじめると、空気が温かくなってくるんだ。これはバイクじゃなきゃ味わえないことだよね。この北上するルートの今日は北海道のような牧歌的な風景で、北海道のすごくキレイな所がズゥーと続くの。それにどこでも美しい湖や川が見れるんだ。俺は日本は「水と緑の国」だと思ってたんだけど、ここにはかなわないね。いやきっと日本もこんな国だったんだろうな。でも日本は人が多すぎるよね。誰かが言ってたけど「水のある国は栄える可能性がある。炭坑とか鉱山とかでは一定のところまでしか栄えない。」って。日本も水が豊富だったから栄えたんだろうけどね。

そう言えばさっき、北海道みたいな所だって言ったけど、ここはライダーがかなり走ってるんだ。バイクが反対側から向かってくると、手を挙げて挨拶するの。北海道のようにピースサインじゃないんだけどさ。それに町とかで止まってると、ライダー同士いろいろ話せるし、アラスカからアメリカへ行く人とも話したよ。
レンタカーでキャンピングカーを借りて回ってる人も多いんだ。適当に走って、適当なところで泊るの。家族づれもけっこういたなぁ。歳をとった人が多いんだけどさ、俺もそういうのやってみたいなぁ。

Pr Georgeの安ラブホテルみたいなMOTEL(走行352.5km)

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こんな気持ちいい道が続く。

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今日のキャンプ場は無料なのだ。

「待ってました。」とばかり質問攻めにあったよ。なんの質問かと思えば、「このバイクはどこから持ってきたんだ。」とか「これはなんだ。」とか。ちょうど今日この町でハーレーの大会みたいのがあるみたいでさ、バイク好きが集まってたんだよね。「へんなナンバーだ。」とか「このオイルクーラーは日本製なのか。」とか。まあとにかくバイクを説明したよ。これが工具箱でとか。そういえば、信号待ちで止まってるときも、わざわざ車を横につけて、「あなたどこから来たの?」とか質問されたんだ。いちおう自分でも変なバイクで変なナンバーって思ってるくらいだから、他の人から見たら、そりゃ不思議なんだろうね。本当に大きい街では何も聞かれなかったのにね。まあ都会の人はおすましさんが多いし、田舎の人はひとなっつこいのは、どこも変わらないのかな。

いやーホント打ちのめされたよ。どんどん景色が良くなるんだ。もちろん昨日までもすごくいい景色だったんだけど、さらにね。ほんの少し走るとさ、湖が必ずあるんだ。それも目茶目茶きれいなやつが。でもみんな立ち止まらずに先へ進んで行くの。もちろん俺もね。なんでかって言うとさ、いちいち「ここはいい!」って言って止まってたら、きっと一日に30kmくらいしか進めないんじゃないの。いやーカナダはキレイなとこだよ。こればっかり言ってるけど、すごいんだから。

対向車にバイクが2台走ってきたんだ。「やけに手をふってるなー。」って思ったら、どうやら「この先でねずみ取りをやってるからスピード落とせ」って合図してくれてたみたいなんだ。日本はライトをパッシングしたりするでしょ。こっちの車はやってくんないんだよ。そのライダーの人達だけ。合図はパッシングじゃなくてさ、手で後ろをまず指すのそれから手を下に「落とせ落とせ」って感じのジェスチャーをするんだ。二人ともそうやってたから、こっちのルールはそうなのかな?俺のバイクは50kmで走ってるからスピード落とす必要ないんだけどね。先では2台の車が捕まってたよ。ちょっと見たかったけど、またおまわりさんに説明しなきゃいけないことが増えるとヤだから、逃げるように50kmで走り去ったよ。

BURNS LAKEの無料の町の公園のキャンプサイト(走行236.9km)

[バイクとクルマ]

1998年06月29日

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脇道。

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蚊は多いけど、景色は綺麗だった。

少し後悔しながら走ってたんだ。「ああ、あの話に乗っておくべきだったな。」って。キャンプ場で知り合ったカナダのおじさんと朝、話をしていたんだ。彼らはやっぱりキャンピングカーで旅をしていたんだけど、どこへ行くのかって聞いたら、この先の町に娘がいて結婚をするから、それを見た後にその近くの町からフェリーで島巡りをして帰るっていうんだ。そのフェリーっていうのが、なんとアメリカ領の国立公園を周遊して、ユーコン州の近くのアメリカの町までいくらしいんだ。これは「結構使えるルートかも。」と思ってさ、そのおじさんにいろいろ情報を聞いてたんだ。一端はそこで話が終わるんだけど、出発の準備をしてたらさ、おじさん俺がそこにかなり興味を持ったんだなって思ったらしくて「もしよければ、一緒にこの車に乗って船に乗って旅しないか?その小さなバイクで走るよりはそのほうがいいぞ。一緒にパーティードライブしよう。バイクも娘があずかってくれるよ。」って言ってくれたんだ。そのあとに「もし時間とお金に余裕があればね。」とも言ったんだけど、その話に乗っておけばよかったなと思ってたんだ。朝話した時はさ、「うーん自分で走りたいな。まだ約1000kmしか走ってないしな。」とか思って断っちゃたんだけどさ、俺の今回の旅の主旨はさ、バイクで走る事もあるんだけど、なるべくいろいろな人と「少しでもいいから、深い話ができたらなぁ。」なんだよ。そのおじさんの話に乗ればさ、少しはちゃんとした話が出来たじゃない、きっと。ああ残念!

そう言えばそのおじさんが言うには、その町では結婚があると4日もパーティというか、町自体がお祭りっぽくなるんだって。住んでる人が少ないから祝い事とかは盛大みたいだよ。でも都市のより派手さはないとは思うんだけどさ。

KITWANGAの近くのやたら蚊が多い牧場キャンプ場泊(262.5km)

[バイクとクルマ]

1998年06月30日

in British Columbia

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木の橋。

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このキャンプ場はすごく美しい!

カナダを走ってると、川をよく見るって行ったでしょ。その川っていうのがいかにも「熊が魚をバシャー」って捕ってそうな川ばかりなんだ。昨日のキャンプ場のおじさんにもさ、「熊には気をつけろよ。いっぱいいるからな。」って言われたんだ。そしたら余計にどこにでもいそうな感じでさ、「ああキャンプ場じゃない所ではキャンプしないようにしよう。」って心に誓っちゃたよ。たしかにさ、オーストラリアよりどこでもキャンプは出来そうな感じなんだけどさ、自分が熊に食べられてるところや川で洗われてる事しか想像できないんだよね。もちろんキャンプ場にも熊は出没するんだけどさ。人のいる所のほうが安全そうでしょ?

そんなこと考えて走ってたら、上り坂を登って景色が開けた時にさ黒い物体がいるんだ。「なんだろう。」って思っていたら、動くんだよね。「く、クマだー!」って叫ぶ間もなくクマは林の方へ走っていったんだけど、もうクマとバイクの最接近距離は2m位でさ、すぐにブレーキかけて写真を撮ろうとおもったんだけど、見つめあっちゃてさ、クマと。カメラ出してる隙に近づいて来たらイヤだなーと思って、すぐ発進できる状態でね。結局クマは30秒もしない内に林へ入っていっちゃたんだけど、「クマってやっぱりいるんだ。」って余計キャンプするのが恐くなってきたよ。俺のバイクは小さいからキャンプなしでは行けないんだけどさ。まあでもカナダって野生動物が豊富だよ。シカもクマもリスも何度も見た。クマは一度だけだけど、もう見たくないなぁ。キャンプ場の人に「クマ見た。」って言ったら、「ラッキーだぞ、良いことじゃないか。」っていってたけどね。

キャンプをする上で、クマ対策っていうのがあるんだ。日本でも友達には「クマいるよ。クマ対策は?」って聞かれたことがあるんだけどさ、よくワカンナイじゃない。日本にいるとどうしていいかさ。「どうしたらいいんだろう?」ってそいつに聞いても具体的な方法っていうのは分からないんだよね。でも昨日のおじさんが教えてくれていたんだ。単純なんだけどさ、「テントの中には食べ物を持ち込まないで、木に吊るしておくんだ。」って。そうするとクマはその木に吊るしてあるほうに行くから、テントにはこないんだって。厳密には人間の吐く息も食べ物臭いから、絶対って事はないらしいんだけど、さっそく今日から食べ物は外へ置くようにしたよ。

Meziaden Lakeのメチャ景色のいいクマの出るキャンプ場(走行165.9km)

in British Columbia

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アラスカに向かってひた走る。

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キャンピングカーもドロドロになっていた。

州道37号線っていう砂利道を走っているんだ。俺のバイクはさ、もともとオフロード専用だから走っててかなり楽だよ。たとえあんなに荷物を積んでてもね。道が整備されてるってのもあるんだけど。スピードも砂利道とはいえ舗装路と変わらないしね。燃費もそんなにかわんないんじゃないかな。燃費が変わるのはやっぱり急な上りが続く道は悪くなるみたいだね。でさ、その州道なんだけど、工事をけっこうやってるんだ。何にもないところにストップの看板持ってる人がいてさ、停止させられるんだけど、あの人達は退屈だろうな。圧倒的に女性の方が看板持ってる人は多かったのが不思議だったんだけどさ、男性の人なんかはナイフでなんか作ってたもんな、仕事中なのに。「やっぱり退屈なんだな。」って納得したよ。
ところでそのストップなんだけど、30分待ちとかザラなんだ。みんなエンジン切ってリラックスして待ってるの。なにを工事してるんだろうと思えばさ、砂利を敷き直したりしてるだけなんだけど、日本ほど交通量がないし、特にこの道は交通量が断然少ないからさ、30分待ってもすごい渋滞にはならないからこんなことが出来るとおもうんだけど。もう少しなんとかできないのかなとか思っちゃった。かなり止められたからね。
まあでもそんな待ち時間もさ、たまには良いことあるんだよね。たまたま俺の後ろから来た人がドイツ人のツーリストでさ、カップルで回ってるんだけど、メキシコの話しとかいっぱい聞いちゃた。彼らはね、中米を回ってカリフォルニアで車買って、今はアラスカに向かってるんだって。そこで車を売ってハワイとオーストラリアを旅行して帰るって言ってた。俺もハワイのこと少し教えたよ。でもよく辛抱強く聞いてたなぁ彼らは。
彼らとは宿でも一緒の部屋になったんだ。俺と彼らの他に泊ってる人もドイツ人だから、俺はなんの話しをしてるのかサッパリわかんなかったけど、後で聞いたらワールドカップの話しだったみたい。どこもやってること一緒だね。日本はだいぶ盛り下がってるらしいけど。

ISKUTの妙にアットホームな雰囲気のユースホステル泊(走行248.4km)

in British Columbia

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ガソリンスタンドにいた少年達。

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ここがガソリンスタンド。

例のドイツ人と朝食を共にしてから宿を後にしてね、その後バイクの朝食ガソリンを入れるためにガソリンスタンドへ直行したんだ。そこのスタンドにはさ、建物の入り口の前で煙草ふかしてる少年が二人いてね、「なんだか感じわるいなぁ。」って考えながら、お金を払いに建物の中へ入っていったんだよ。もちろん向こうから挨拶されたから、挨拶したんだけどさ。でもお金払って出てきたら、普通のおばちゃんとかと話してるからさ、その二人は。「あながち変な奴じゃないかも。」と思ってちょっと話しをしてみたんだ。もっとも俺から話しかけたワケじゃないんだけどね。

彼らはやっぱりこの辺に住んでる人でさ、彼らのおじさんとこのガソリンスタンドへちょっと遊びに来たらしいんだ。この辺はさガソリンスタンドで食べ物も売っていて、ここぐらいしかひと気のあるところがないからさ。彼らは彼らのおじさんのところへ俺を連れて行ってくれたんだ。そのおじさんはもう飲んだくれオヤジって感じでさ、ガソリンスタンドの近くのベンチで昼からウォッカを飲んでいたよ。缶コーラを机の上に置いてね。このオヤジがさ何言っているのかサッパリ分からないの。若い人達が通訳をしてくれるんだけどさ、「カナダにもやっぱり方言はあった!」って感動してしまった。俺もそれをごちそうになったんだけど、彼らはね本当に良い笑顔を見せるんだ。彼らに限らず田舎の人はみんななんだけどさ。街に住んでる人と全く違った屈託のない笑顔を見せてくれるんだ。アクセクしてない環境がみんなに笑顔をもたらすのか分からないけど、俺もあんな笑顔を見せているのかなぁ?

そういえばそのオヤジさん昔はバンクーバーにいたんだって。「どっちがいい?こことバンクーバー?」って聞いたら、「ここには山があって自然がいっぱいある。湖もあって釣りも楽しめる。断然こっちの方が良い。」って言ってた。確かにそこにはものすごくキレイな山と湖があったんだけど、俺はやっぱり街に住みたいなぁ。でも屈託のない笑顔は街にすんでも出来たらいいな。

JADE CITYのお土産やの裏のキャンプ場(走行201.6KM)

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