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in Montana

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カナダ人からもらったビールを飲む。

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山肌に道が通る。

ドイツ人の彼と記念撮影をした後、一路国境へ向かったんだ。カナダの国境でカルネの書類にまずサインをもらったんだけど、カルネの存在は彼らは知ってるんだけど、扱い方は知らない人が多いみたいね。国境のおねえさんも、「あんまり扱ったことないから、分からないのよ。」って言ってたよ。だからいちいち説明してあげて、輸出のサインを貰ってから、アメリカ国境へ。「君の国籍は?」から始まって、「パスポートを見せなさい。」。それから、アメリカは入国時に青い紙をパスポートに着けられて、もうアメリカに戻らない時、つまり日本に帰る時にそれを返納するんだけど、念入りにパスポートを見た後に「青い紙はどうした?」って。「ここにこんなに早くこれると思わなかったから、アラスカで返納しました。」って答えたの。そしたら、国境のもう一人の係官が、「このバイクは何ccなの?何マイルで走ってるの?旅はどこから始めたの?」だって。全部聞き取れたんだけど、「えっ?」って最初に返事しちゃった。そしてその返事をしている間、ちゃんと俺に質問してた係官はムスッっとしてたな。それから俺もリラックスしたんだけど、後は「どれくらい滞在するんだ?」っていうのを聞かれたんだ。それに俺は「航空券を持っていて、それは11月10日にロスを出て日本に帰る。」って言ったら、「USドルは持ってるか?」って。「ハイ。」っていったら、「ビザ免除のカードをもう一度書いてくれ。それの発行料は6ドルだから。」だってさ。そして晴れて再び3ヶ月のビザを手にしたんだ。なんか書くと大変そうだけど、普通の空港で聞かれる質問と同じ。でも航空券見せろとは言われなかったから、この係官だとたぶん航空券無しで入れたね。バイクだとなくてもなんとかなるのかも知れない。でも俺の次ぎに来た車は入国出来ずにUターンしてたから、なんか損した感じだけど、人によるし係官の気分もあるだろうし航空券を買っておいたって事はヨシという事にしておこうかな。今まではまず最初にパスポート、次ぎに航空券を見せろだったからね。それにしても、俺が書類書いてる間にもう一台クルマがきたんだけど、俺に旅の話し聞いていたファニーな係官はマジメそうにそして係官特有のなんかイヤな感じで質問してたのはおかしかったね。きっと普通に生活してる時は面白い人なんじゃないかな。

モンタナに入って、まずカナディアンの家族にビールをご馳走してもらったんだ、もちろん昼間ね。飲酒運転になっちゃうよとか思いながらも冷えたビールを我慢できずに有り難く頂いたんだ。それだけでモンタナっていいとこだなって思っちゃうのは単純かな?

昨日会ったドイツ人の彼がGoing to the sun Roadはすごく良いらしいっていうので、そこへ行ってみる。グレイシャーナショナルパークを通ってる道なんだけど、名前の通りの道でどんんどん高く山を登ってく道なの。ガードレールは低い石のものだから気分は最高でさ、とにかく観光より久しぶりにワインディングの走りを楽しんだんだ。もちろん下りだけだけどね、上りは登らないからね、俺のバイクは。でもホントに気持ち良い。それから、ちょっと私事になるんだけど前いた会社に青木君っていうクルマでドリフトするのが好きな人がいたんだけど、彼にここを走らせてみたいね。公園内だから絶対捕まるし、出来ないんだけど、その前にあの低い石の縁石を乗り越えて、何百メートルはあろうかという谷に落ちてくんだろうなぁ。青木ゴメン。でも気分はWRC(世界ラリー選手権)だよあの道は。

Apgarのキャンプ場(走行172km)

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モンタナの道。

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山羊。

隣にテントを張っていたカリフォルニアから来た、多分20代前半の女性もアラスカを回ってきたんだって。「アラスカの人って良い人ばっかりだよね。」って言ったら、彼女は「そうなのよ、カリフォルニアはみんなオドオド生活してるけど、あっちの人はノビノビとそしてリラックスしながら何にも怯える事もなく生活してるのよ。いつか絶対アラスカに住むワ。」だって。山とか自然が好きなんだろうけど、ファッションはカリフォルニアだった。つまりオシャレなんだよね。そんな人がアラスカに住みたいって言うのは驚いたけど、それだけアラスカって魅力のある所なんだろなぁ。もちろん一部の人にとってだけど、、。とりつかれて住んでいる人も何人かいたもんなぁ。カリフォルニアも写真で見るかぎりではみんなリラックスした生活をしてそうだけど、現地の人でも犯罪とか恐いみたいね。そういえばアラスカ大学へ行きたいって言ってた人にアラスカで会ったって言ったけど、彼は「ロスはいろんな人種がいるから、日本人だから銃で撃たれるとかそういうのはあまりナイんですよ。もちろんアジア人とか黒人を嫌っている人はいるけど、銃で人を撃つような頭がイカレちゃってる人は無差別に最初に見た人を撃つんですよ。誰でもいいんですよ。」って言ってたな。それって現地の人もそういうのに怯えてるって事だよね。もちろん現地の人の方が危ない所とか知ってるから確立は低いんだろうけどさ。まあもっとも置き引きとかひったくりは別にして、みんな大都市では夜は出歩くなって言ってたから気をつけないとね。

また永遠と牧場の続く道へ戻ってきたんだ。なんだかオーストラリアより単調かも。それに平原に出た瞬間に太陽は照りつけ、暑く、そして草木は黄色くなってくるんだ。いったいどこまで牧場が続くんだろうか。

Choteauのキャンプ場(走行237km)

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グレートフォールズの見所の一つ、ダム

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バイクを整備。

グレートフォールズに着いたてから、まずしようと思ってた事は航空券の払い戻し。航空券は必要ないからね、アメリカに入った今となってはさ。空港へ荷物を持ったまま行ったんだけど、俺のバイクは空港の駐車場の自動のチケットくれる機械が作動してくれないんだ。何回か今までもそういう事があって、その度に料金徴収係の人の所へいって、作動させてもらわなきゃいけないの。毎回「センサーがドコドコらへんの地面に埋まってるから、その上を通りなさい。」って言われるんだけど、小さなバイクの事なんて考えて作ってないから作動しないんだよね。それを説明するのがまた大変なんだけど、その後係の人がシブシブ見に来てくれてやっとパーキングに入れるの。もうこのパターンは3回目なんだけど、毎回「俺が悪いんじゃないって、、、。」って思いながら、なんか気分的には悪い事してるみたいなんだよね。パーキングに止めるなんていいコトしてるハズなんだけどね。

それから、カウンターへ行って払い戻しをお願いする。航空券はいらないのかとか聞かれたけど、実にあっけなく書類を書いてくれた。これでお金が返ってくるはず。

街へたどり着いてまずすることは、決まってインフォメーションに行く事なんだ。大雑把な地図しか持っていないし、買うのは馬鹿らしいから、そこで地図をもらうんだ。こっちはだいたい主要幹線道路を走っていけば、インフォメーションの看板が出てるから地図がなくてもなんとかなるんだよね。ロスとかのような大きな街は地図を買ったほうがいいとは思うけどね。そして、インフォメーションで地図を貰って、見所とスーパーマーケットの位置を聞く。見所はそれほどないみたいだね、この街は。ダムから流れ出る滝と、博物館くらいみたい。
さすがアメリカ本土だね。アラスカと違って物の値段が半分近いんだ。あまり買うのはよそうと思いつつも、ついつい1ドル50セントのドーナッツ4個セットとか甘いもの系を買っちゃたよ。

Great FallsのMOTEL(走行101km)

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インターステートハイウェイ。

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部屋の中で整備してしまった!

昨日の内にイエローストーンまでどうやって行こうか考えたんだけど、インターステーツハイウェイっていうアメリカの高速道路は恐いから、州道89号っていうのを通って行こうって思ってたんだ。そしたら、その道の入り口まできたら、60マイルポストで通行止めって書かれてたの。今は何マイルポストにいるんだって回りを見渡したら、71マイルポストだった。たったの10マイルで通行止めってことは、先の町まで抜けられないんだよね。どうしようって思って地図を見ても、近くに手ごろな道なんてないから戻るしかないの。でもグレートフォールズに戻るのはシャクにさわったから、農道を通 ってグレートフォールズの先へ出ようって考えたんだ。

そもそも農道を使おうっていうのがマズかった。俺の地図は自動車協会でもらえる大雑把なものだから、この辺だろうって予想して道を選んで行くんだけど、地図に載ってない道や、載ってても地図のように単純な方向に曲がってないの。この辺はちょっと山が入ってるから、道が真っ直ぐ作れないんだね。それに地図の載ってる町はただの民家だったりして、今俺はどこなんだーって。だってね、道路にダレダレさんの家まで何マイル、ダレダレさんの家は何マイルって看板があるんだよ、それも矢印付きで。最初は町の名前かと思って地図を見てみたんだけど、どれも載ってないの。当たり前だよね、人の名前なんだから。それでも何度か道を間違えながらも、コンパス頼りにグレートフォールズの先へ出れたんだ。

インターステーツハイウェイは路肩を走ってる分には恐くないんだけど、インターチェンジの入り口、出口は緊張するね。それに路肩は物がよく落ちてるし、第一日本での習性で「捕まるかも。」って思っちゃうんだよね。かといって本線に入ったら入ったで、たいていのクルマは車線変更して抜いて行くんだけど、2台並んで来た時は路肩に避けないと危ないから、ついついバックミラーとにらめっこになっちゃうんだ。この道は景色はかなり良かったけど、楽しむ前に自分の身を守ることを最優先しちゃってダメだね。それに休みたい時に休めないんだ、高速だから、、。

気を張りすぎて少し疲れたと思ってHelenaの手前にあったキャンプ場へ行ったら、いっぱいだった。「えーいもうヤケだ。Helenaまで行ってやる。順調に行けば明るい内に着く!」と思って走るのを決めたんだけど、「パンクとかしたら夜になっちゃうなぁ。」と思って後ろタイヤみたら、凄い太さの針金がタイヤの脇を貫通 して刺さってるんだよね。チューブには当たってないみたいだからパンクはしなかったけどね。

そしてヘレナの町でキャンプ場を2つ見つけて行ってみると、1軒目は「風が強いから今日は駄目です。もう1軒の方へ行ってみてアッチは風除けがあるから。」だって。そして2軒目は見るからに豪華なんだ。風除けどころかプールにホットタブに、、、、。値段は、、、、。「止めよう。こんなにお金払ってキャンプするんだったら、もう少し払えばモーテル止まれるじゃん。もう今日は疲れたから、ハンバーガーも買っちゃおう。何でもいいや。」と1日中、幸運なんだか不幸なんだかよくワカンナイ日にもて遊ばれちゃった。

Helenaのモーテル(走行345km)

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休憩中。

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ここが場末のカジノ。

全然煌びやかじゃない!グレートフォールズ、ヘレナと来て思ったのは、アメリカとはなんてカジノが多いんだってこと。ラスベガスのような高級なのじゃなくて、レストランやバーに併設されてたりするんだ。国道と高速のジャンクションにもガソリンスタンドのある場所にファーストフードのサブウェイと食料品店とカジノが同じ入り口1つで混在してるんだ。ちょっとのぞいて見たんだけど、もうパチンコ屋の感覚だね。ラスベガスのはかなり違うんだろうけど、田舎町のは場末のパチンコ屋的なの。庶民的っていうのかな。カジノとパチンコ屋を一緒にするなって怒られるかも知れないけど、田舎のカジノで真剣にスロットルマシンに向かってるおじさんを見たら、なんだかおかしくなってきちゃった。日本にパチプロがいるように、こっちにもカジノプロっているのかな?カジノで生活してる人がさ。

日本をかなり走ったからだと思うんだけど、海外へ来ても「この風景は四国的だ。」「東北の雰囲気が漂ってる。」とか思っちゃうんだよね。カナダはやっぱり北海道的だったんだけど、この辺は九州的なの。阿蘇山の近くにはミルクロードとかやまなみハイウェイって言うとっても気持ちいい道があるんだけど、その感じが永遠どこまでも続いていくんだ。少しばかり平坦な牧場には飽きてたから、なんだか新鮮だったな。ここは北半球だし、日本の北から南まで位の気候のところはなんとなく似てるんだね。この広大さはないけどね。来る前は日本はコンパクトにキレイな風景がまとまっていてアメリカは大味だよなんて聞かされてたけど、大味っていう感じではないね。日本に勝るとも劣らない渓谷美とかも持ってるんだもん。でももっと下るとかなり変わってくるんだろうけどね。

 

Beaverhead Nat’l Forestのキャンプ場(走行260km)
 

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まずバイソンに歓迎された。

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入れないけど、温泉。

イエローストーン公園はホントか知らないけど、全米人気度No.1の国立公園らしいよ。それもあるけど、友達がイエローストーンとアーチーズは良かったって言ってたからちょっと期待して来たんだ。その割には事前の予備知識はなかったんだけど、、。

人気度が高いだけあって、入り口ゲートは混雑していたなぁ。でもね、まわりを見渡して「あのクルマはユタからか。あれはワシントンから。あれなんかカリフォルニアからだ。」っていろんな州のナンバーを見てるのが楽しかったんだ。そしたらアメリカ人もやっる事は同じみたいでさ、俺のナンバーは見慣れないから、2組からも「どこから来たの?」って。日本でも有名観光地は「あのクルマ長崎からだよ。」とかやってるのと一緒だね。

まず公園に入ってすぐにバイソンの群れを見る。ここはクルマも多いからそういう所は渋滞しちゃうんだけど、目の前にあの巨大なバイソンの群れが現れた時にはみんな夢中だね。そんな俺も夢中になって見入っていたけど。そしたらバイソン君達は夢中になってる人の方へ向かって歩き始めたから、夢中になっていた人はゆっくりと後ずさりをし始め、バイソン達はそんな人に目もくれず、悠々とクルマの間を通り抜けていったんだ。バイソンっていうのは俗にバッファローって言われてるヤツね。牛をもっと男っぽくした感じの動物。それを今日は3回とシカの群れも見たなぁ。

イエローストーンって火山地帯だったんだ。至る所に温泉が噴き出し、間欠泉もたくさんあって、今日はそのカルデラ地域を通ったんだけど、凄いねこれだけ温泉が噴き出してると。入れる温泉はないんだけどね。ちょっとスケールの小さいタトエで申し訳ないんだけどさ、アメリカ版地獄めぐりをしたわけね。でも九州別府の地獄めぐりはウソくさいけど、こっちのは全て大自然の中にあるからホンモノっぽいね。俺は温泉は入る派だったんだけど、こんなのなら見ているだけでも素晴らしいね。何の変哲もないところでも、レンジャーの人が温泉の中にいるバクテリアと土の色とかの説明をしていたりして、温泉っていうのも奥が深いなぁなんて妙に感動してしまった。「温泉=単に体を休めるトコロ」っていう概念はどっかいっちゃったね。それでも入りたいけど、、、。

Yellow Stone Nat’l Paekのキャンプ場(走行146km)

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これが間欠泉!別府の竜巻地獄とは違う!

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山火事のあった森を進む。

昨日、時間がどうも合わなくて見れなかった間欠泉の吹き出すところをまず見に行ったんだ。昨日と同じになるけど、別府の地獄めぐりの竜巻地獄なんて比べ物にならない!かなりの高さまで吹き上げるんだ。吹き上げる時間はインフォメーションに書いてあるんだけど、その時間の間欠泉の回りは見物客だらけなの。吹き上げると「おおー!」っていう歓声は少し控えめにあって、みんな必死に写真撮ったり、ビデオを回したりしてたな。俺もしっかり写真は撮ったけど、カメラ越しじゃなく見たかったからさ、三脚で固定して、生で間欠泉のショーを見ながらシャッターを押してたんだ。

それからグルーっと回って北の方まで行ったんだけど、ここイエローストーンもロッキー山脈の一部なのに、随分とカナダとは様子が違ってきたね。針葉樹は山中にはあるんだけど、森林は山の頂上までしっかりと生えてるし、少しとんがった感じがなくなってきてるような気がする。でもここだけかも知れないから分からないけど、、。ここは山の間にさ、フラットな湿原のようなものが多いんだ。もちろん切りたった岩場なんかもあるんだけど、それに温泉でしょ。だからバラエティに富んだ景色が楽しめるんだよ。

公園を8の字に道路が走ってるからさ、峠越えが何度もあるの。標高2700mの峠越えはやっぱりバイクのエンジンが「ボボッ、ボボッ。」ってかぶりぎみになっちゃうんだ。それでいて道も細いから、「後ろの車の人ゴメンナサイ!!」って思いながら走ってたんだ。なるべく道の端っこ走ってるんだけど、こっちの人ってあんまり抜くタイミングが上手くない人が多いみたいね。「ここなら行けるでしょ!」とか「オイオイこんな所で追い越しかけるなよ!!」とかこっちがヒヤヒヤしちゃうよ。

Yellow stone Nat’l Park(Indian Creek)のキャンプ場(走行188km)

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こんな所もある。イエローストーンは奥が深い。

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今日のキャンプ場。

「見る温泉もなかなかいいな。」と思ってたんだけど、ちょっと汚いけどさすがにお風呂に3日はいってないから、見ていると「あそこは入れるんじゃないのか?」って勝手に思っちゃうんだ。やっぱり俺は日本人だったね。それでさ、日本人も何人か見かけたんだけど、 ‘見る温泉’を楽しんでるのは外国人の人の方が多いね。たぶん温泉ってものを見た事が少ないから、あの湧き出る温泉を感心に見てるんだと思うんだ。それよりも日本人の場合は動物とかスケールの大きい景色に感動するみたい。決して温泉がたいしたことないワケじゃないんだ。って言うのはさ、見れる温泉全てが源泉で、それが大地から吹き出してるからスゴイんだよ。

そういえばイエローストーン湖で時間を持て余しぎみだったから、絵葉書を書いていたんだ。それに没頭しているとさ、隣から「全部食べなくてもいいです。余ったら捨ててもいいし、ホテルに持ち帰ってもいいです。(外国発音)」っていう声が聞こえてきたの。なんだーっと思って見てみたら、日本人6人組みのツアーガイドさんだった。でもツアー客はそのツアーガイドさんの声に誰も反応せずに黙々とサンドイッチをほおばってたんだ。俺もそうだけど、日本人ってさ食べる時はワリと黙々と食べるよね。食べる前と食べた後に少し会話するっていうの?飲み会とかバーベキューの時は別だけどね。俺もオーストラリアもここでもそうだったけど、「食べる時は食べる。」って黙々と食べちゃう。でもそれってきっと外国人の人から見たら不思議なんだろうなぁ。俺も食べてる時に美味しい?って聞かれたり、笑いながら食べなさいって言われたりしたことあったけど、こういう事だったんだって思ったの。でもなかなか直せないんだけどね。そういう食べ方をして育ってないからさ。それにしても不思議な光景だった。日本で見ると自然に映るんだろうけど、回りの外国人達は楽しそうに笑顔を見せながら食べてるのに、日本人グループは楽しそうに見えないんだ。きっと楽しんでるんだとは思うんだけどね。声でもかけようと思ったけど、やめちゃったくらいだからね。そうすると外国人達が立ち食いソバ屋でも見たらかなり不思議な光景に見えるって事なのかな?おっ、でも韓国人も食べる時は黙々と食べてたなぁ。

そういえば俺って写真を撮られる事が多いんだ。小さなバイクに荷物満載が面白いんだろうけど、今日は走ってるところをクルマの窓から乗り出して撮ってる人がいたの。でもアラスカとかカナダの田舎は話しをしてから撮るのに、観光地はクルマの中からとか遠くからとか一言も声を交わさずに撮られるんだ。うーんこれも不思議の一つ。

Grand Teton Nat’l Parkのキャンプ場(走行186km)

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グランテトンは山々が本当に美しい。

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どんどん山を登る。

昨日は天気があまり良くなく久しぶりにカッパを使ったんだけど、一転して今日は最高の天気になったんだ。グランテトンナショナルパークは「シェーンカムバック!」でちょっと有名らしいんだけど、期待を裏切らない美しい山々と平地の絶妙なバランスが最高だったな。山々はちょっとカナディアンロッキー風で、ちょっと見飽きてるっていうのもあるんだけど、やっぱりキレイなものはキレイだよなぁ。

とか思って眺めてると、キャンピングカーのおじさんが、「1993年にアラスカを回ってなかったか?」って聞いてくるの。「今年は行ったけど、93年は行ってない。」って言ったら、「そうかアラスカで君のようなバイクで旅する日本人と1週間ほど過ごしたことがあるんだが、、。」だって。1週間も一緒に居たなら、顔くらい覚えておいて欲しいけど、まあ無理なんだろうね。俺も外国人の顔って同じ風に見えるからね。俺は日本人の顔を覚えるのも苦手なくらいだから、、。まあでも5年前にも同じようなスタイルで旅してる人がいて、同じように外国の人と時を共にして、きっと素晴らしい経験を積んだに違いない!って思えるような印象を受けたな。5年後にここを旅した人に「こんな日本人がいて、こんなに良い経験をしたよ。」って語ってくれるような旅を俺もしたいなぁと思った。やっぱり一人旅は会話するのが一番楽しいね。会話下手の俺が言うのもなんだけどさ。

公園を一周して、今日の最大の難所、標高3000mの峠越え。地形のスケールが大きいから、それほど登ってる感じは受けないんだけど、さすがそれくらいの高さになると、バイクの非力さを感じるね。でも、その山を越えて少し行くと、なかなか感じのいい田舎町に着いたの。なんとなく走る気が失せてその町に泊ることにしちゃったんだけど、雰囲気の良い町だけあって人もなかなか感じがよくてよかったな。

Duboisの格安モーテル(走行234km)

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オイル交換中。

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ワイオミングはこんな平原だらけ。

オイル交換のためにバイク屋へ途中で寄ったんだけど、もう何回かバイク屋を見て回ってるからお店の人と話しをすると、なんとなくそのお店の雰囲気が分かってしまうようになってきたんだ。一番雰囲気が良かったのは前に帽子等を貰ったお店が一番よくて、大きいお店が商売でやってるような感じを受けるのは日本と同じ。今日の所はなんというか不思議な感じだったんだ。夫婦で店を経営してて、メカニックが一人。店の経営とパーツ管理とセールスをやってる夫婦はそれほどバイクは詳しくないみたい。逆に田舎町だけに修理はたくさんあるんだろうね、メカニックはしっかりしてそうだった。だいたいオイル交換する時はオイルパンとファンネルを借りるんだけど、ここの人はしっかり洗ってから貸してくれたんだ。オイルを入れるときにゴミとか入れたくないでしょ?きっとそういう事までしっかり気を配ってるメカニックの人なんだと思う。逆にバイクよりも農機具メインの店でオイル交換をしたこともあるんだけど、そこはそういう事に関しては疎かったなぁ。でも溶接は多いみたいでそっちは上手そうだったけど。帽子をくれた所は社長が本当にバイク好きで始めた店だから、バイク好きが集まっていたなぁ。子供からお年寄りまでさ。

オイル交換してしばらく道を走ってたら、クルマに乗ったおばちゃんが路肩にクルマを止めて手招きするんだ。行ってみると、「あなたキャスパーまで行くの?私は2時間で行けるけど、あなたのペースだと5時間かかるわ。荷物をクルマに載せなさい。夜になったら危ないから送ってあげるわ。」だって。親切とも思ったけど、急に言われたから、「なんなんだ!」って。その話しにのる事ももちろん考えてみたけど、「4時間で行けるから、大丈夫!」って答えてお礼を言って別れたの。どう考えてもバイクを横倒しししなければ乗せられなかったし、なにしろ自分で走りたかったからね。でも夜の街はそんなに危険なんだろうか、こんな田舎の都市でもさ。このおばちゃんに会ってから急になんだか心細くなってきてさ、とにかくこの辺は景色が変わらないし、道の回りは何にもないし、町を通り過ぎても人口10人の町を通り過ぎるだけだし、おばちゃんと別れた時は心の中で「最悪町にたどり着けなくても、暗くなったらどこかにテント張ればいいや。」なんて思ってたんだけどね。「おばちゃん親切なんだろうけど、なんだか恐いじゃない。」って心でずっと思いながら走ってたんだ。でもおかげで無事キャスパーに夕方遅くに到着したよ。やっぱりちょうど4時間だった。うーんカンペキだね。

Casperのキャンプ場(走行339km)

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ひたすら平原。あきる〜。

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ワイオミング大留学生2人とレストランへ。

ワイオミング大学生と会うためにララミーって町に向かったんだけど、GrandTetonからはホントに何にもない道が続くんだ。一応砂漠なんだと思う。草は生えているんだけどね、木はほとんど生えていないし、その土地は広大な牧場ばかりなんだけど、牛もまばらにしかいなくてとにかく退屈なんだ。ワイオミングっていう響きとはマッチしてるんだけどねぇ。それと本当に広い牧場には牛の他に鹿もよく走ってるんだ。もちろん野生なんだけど、「牧場はバラ線で区切られているのにあれはどうやって入るんだろう。飛び越すのかな?」なんて考えてたら、バラ線の一番下の隙間をくぐって縦横無尽に走り回ってた。牛より鹿のほうがすごく楽しそうに見えたな。

キャスパーからララミーまで約250km。道は2回曲がるだけ。夕方ララミーに着いて、彼の家に電話して寮に案内してもらったんだ。大学の寮だから大学の中にあるんだけど、若い生徒がいっぱいいて、もちろん英語が飛び交って、最近は人がいないところばっかりいたから、なんとなく恐怖だったな。

その後にもう一人の日本人でこっちに11年いるという人と、彼と、俺でレストランへ。やっぱり11年、それも中学からだから英語上手だね。泊めてもらった彼も4年近くいるらしいんだけど、「やっと最近マトモに会話出来るようになってきた。英語は才能だから俺は才能ないな。」って言ってた。でも俺よりは話せからるちょっと羨ましいね。英語が話せればどこの店でも怖がる事なく入れるんだから、、。俺なんかいつもレストランはいる時なんか最高の恐怖とともに入ってるもんなぁ。それとララミーは石油と石炭とウランが出るらしい。彼らの知り合いに牧場をやってる人がいるんだけど、石油が牧場から出て1つの場所に2000ドル、5個所あるから月に10000ドル何もしないで手に入るらしい。石油を掘る機械は石油会社がメンテナンスするらしいから、ホントに権利だけでそれだけのお金が入るらしい。石油ってやっぱり凄いんだね。あっ、でもここの名産は石炭らしいんだけどさ。

ララミーの学生寮(走行250km)

in Wyoming

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ここが大学の寮。

ちょっといくつか話しをしてる内に聞いたんだけど、彼も相当苦労してるね。英語を日本で勉強してこっちの大学に入ったんだけど、こっちに来た瞬間から英語通じなくて、「なかなかララミーにたどり着けなくて大変だったよ。」って言ってた。それに俺と同じでレストランとか入るのは恐怖だったらしいし、失敗もすごくしたよって。今はだいぶ慣れたって言ってたけどね。「テレビとかってどれぐらい分かるの?」って聞いたら、やっぱり半分くらいだって。話しのスジは追えるって言ってたけどね。こっちで生活しててこれなんだから、俺の道のりは長いね。でも11年住んでる人も限界があるなぁって言ってたから、俺は旅でそれほど困らないこのくらいである程度満足しちゃってもいいのかもなんて弱気になったりしてね。でも英語って上には上があるからさ、どこまで行っても、「もう少し話したいもう少し。」って思っていっちゃうんだよね。

理系と文系だと日本も理系のほうが大変でしょ。こっちもそうなんだって。文系は英語できる人は結構遊んでるって言ってた。でも理系は英語関係なしに、大変なんだって。っていうか英語が出来ても理解できない事が多いから大変で、寝る時間ないって言ってたんだ。

久しぶりの日本語会話は楽しいね。それにマンガも置いてあるしビデオもあるんだ。なんか部屋の中にいる限り日本の友達の家に遊びに来てるみたいでさ、久しぶりに落ち着いた日を過ごせたよ。バイクのパーツの注文をしちゃったから、たぶん水曜日まであと4日はお邪魔することになるんだけど、月曜からは学校へ彼は行ってしまうから、何もないこの街で何をするか少し考えないと、、、。

Wyoming大の寮(走行0km)

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ビジター用駐車許可証。
これがないと罰金だ。

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いとーさんの部屋。

伊藤さんにバイクのパーキング許可証というものをいただいた。こっちの大学は駐車場がやたら大きいんだ。その中はもちろんこちらの必需品のクルマはビッチリととまっていて、その駐車場にバイクにしろクルマにしろ停めるのは許可がいるんだって。それがないか許可を受けているいるエリア以外にパーキングをすると切符を切られるらしい。「いったい誰が切符を切るんだろう?」と思って聞いてみたら、ユニバーシティーポリスっていうバイトで切符を切ってまわる人がいるらしいんだ。こっちにはいろんな警察があるけど、市警察とか軍警察とか、でも大学警察がいるとは、、、。でもそういう事きちんとしないと、クルマを止める所がなくなっちゃうんだろうね。伊藤さんとクルマで買い物に行った時は夕方に帰ってくるとクルマを停める場所にすごく苦労したもんなぁ。伊藤さんも「シマッタ、もっと早く帰って来るんだった。」だってさ。

この夜は伊藤さんと安い肉を買ってきてビール飲みながら、ずいぶんと話しをしたよ。伊藤さんは彼のホームページにも書いてあるけど、自分達でフォーミュラーカーを作ってレースしてるんだって。フレームから何からお手製でね。明日は学校が終わってからそれを見せてくれるらしい。ちょっと楽しみだね、大学内の奥深くへ入りこめるっていうのを含めてさ。

WYOMING大学生寮(走行0km)

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学校内を散策。

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ララミーの町。

とりあえず、ゆっくりとダウンタウンでも見てみようと思って外へ出たら、例のユニバーシティポリスが俺のバイクを見ていたんだ。許可書を見てナンバーを確認してた。右手には違反切符の束を持ってね。違反すると10ドルの罰金なんだって。意外と安いじゃないと思ったら駐車場の許可書が年間10ドルなんだそうだよ。それと比較すると高いね。

時間もあるしゆっくりとダウンタウンまで歩いていったんだ。ダウンタウンまでも何にもなかったけど、ダウンタウンもやっぱり何もなかった。何もないっていうと語弊があるんだけど、つまり生活必需品の店とかとりあえずのレストランとかはあるんだけどね。旅行者にとって面白いと感じるものが少ないんだ。

ここはやっぱり他の街にある大学と違って、あまりオシャレな人とかいないんだね。ていうか大都市の街の大学で見るようなアカヌケタ感じがないんだ。

夕方に伊藤さんに連れられて、エンジニアリングのビルを案内してもらったの。ビルの中には工作機械などがずらりと並んで、二人で「こういうの家にあったら最高だね。」なんて話しながらその機械の中をくぐりぬけ伊藤さん達の作ってるフォーミュラーカーの前の部屋に。「あれー鍵かけられちゃったよ。」の伊藤さんの声で、「もう中には入っていって、クルマを間近で見る事は出来ないんだな。」って事はすぐに分かったんだけど、手作りな感じがプンプンするクルマを見てると凄いなぁと思うね。みんな時間があまりないから、寝る事が出来ないのにやってるんだってさ。伊藤さんに「そういう時って妙にハイになってどうでもいいことで笑ったりしない?」って聞いたら、「みんな妙ににやけて馬鹿笑いするよ。特に2日目くらいから。」だってさ。俺もそんな経験たくさんあるけど、なんか似てるんだよな。

伊藤さんって、ここに来る前はアメリカの大学に来るつもりはなかったんだってさ。バブルの頃に「英語でも勉強したら就職有利になるかなぁ。」でNHKのラジオとかテレビとかでやるようになって、少ししたら英語学校へ行きたくなって、英語学校行ってたらアメリカへ行きたくなって、それで現在に至るらしい。伊藤さんも俺のバイク仲間と同じく凝り性なんだなきっと。俺らくらいでバイク乗っている人ってさ、凝り性が多いんだよね。

WYOMING大学生寮(走行0km)

in Wyoming

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ララミーの町。

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学校内を散策。

やることないから大学内をプラプラしてたんだけど、伊藤さんの住んでいる大学の寮の地下はなんと核シェルターになっているんだ。それがどのくらいの大きさで何人収容出来てどれくらいの事に耐えられるのかは全然知らないけど、寮の入り口の上に看板があって、矢印にそって階段を降りて行くとあるらしい。なんともアメリカ的だね。でも核シェルターって本当に役にたつのか分からないけど、これを使う日が来ない事を祈るよ。

一応約束の日だから、バイク屋へあまり期待を持たずに行ってみたんだ。店に入った瞬間に店員さんが顔を覚えていたらしく、「まだ入ってないよ。」って。そのまま引き下がっても仕方ないから、「いつはいるの?」って聞いたら、金曜日か月曜日だってさ。火曜日って言ってたのに、もー。毎回毎回バイク屋ではこの手の話しにことかかないね。実際本当はいつ入るのかちゃんと教えてくれればいいのにって毎回思うよ。

月曜まではさすがにここで仕事も学校もなしにいるのは辛いから、明後日くらいにまた北へ5、6日の旅に出てここへ戻ってくるようにしようかな。伊藤さんに相談したら、最高に退屈な道を教えてくれた。コーン畑がフラットな大地に一面広がる道をね。たぶんデビルスタワーっていう所とコーン畑を通って帰って来るルートが時間的に丁度いいから、行ってみるかな。

Wyoming大学生寮(走行0km)

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