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よく「一人旅って、寂しくないの?」って聞かれます。「いろいろな人に会えるし、そんなことないよ。」って前は素直に言えたけど、最近は自分が見たり話をして感動をしたコトを、その場で聞いてくれるたり感じてくれる人がほしいと感じるようになりました。

どんなに素晴らしいことが起こっても、どんなに感動することがあっても、自分の中で「あの人はいい人だったな。」とか「あの場所はすごく良かったな。」というように1人旅は自分の中で感動を完結させなければなりません。もちろん一人旅ではいろいろな人と会って話しをしたり見たりする機会が多いから、「こんな人生もあるんだな。」とか「こんな人もいるのか。」とか「こんなモノもあるのか。」とか、いろいろな経験や体験ができるので「幸せだ。」とは思います。

以前は景色を見たり人と話したりしているだけで自分の中へその体験や感動を素直に取り込めた。一人旅でとても貴重な経験をつんだと思うし、なにより一人で旅をしているコトが楽しかった。

しかし最近はどうも旅に関する感覚が変わってきているようで、人と会ったり見たりしたものを「自分の中で理解してから吸収。」しているような気がします。素直じゃないんですね。

旅が好きで好きでたまらなかった頃にくらべると、「感動を共有できない寂しさ。」「自分だけで完結しなければいけない寂しさ。」というものを、感じるようになってきました。昔よりあきらかに一人旅を純粋に楽しめないところに、「少し歳をとったかな。」と感じています。

「一人旅って、寂しくないの?」質問に、今は「寂しいし、孤独だよ。でもやっぱり面白いかな。」って答えます。二人で旅をしたら、感動したことや楽しかったことを共有することで、楽しさも2倍になるんだろうな。でも「寂しいし、孤独。」だからこそ、旅先での人と人とのふれあいを大切にするのではないのかなと感じます。

正直なところ、俺は今回の旅のあと一人旅は当分いいかなと思っています。次の旅は、「感動を誰かと共有することで、もっと自分も感動してみたい。」「別の見方を聞くことで、もっと深く感動してみたい。」と思っています。

さて今回、俺は100ccという小さなバイクを使って一人で旅をします。きっといろいろなコトがあるでしょう。その時、俺の感じたモノはきっとその場に一緒にいないと完全には共有できないと思うのですが、その10分の1でもこの文章を読んでくれた人に伝わればと思います。

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