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in Alaska

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北極海。

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ガソリンスタンド。

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たどり着いた町は工場だった。

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ホテルもプレハブっぽいのだ。

道路の終着点はDEADHORSEっていう町なんだ。町って言っても町じゃないんだこれが。俺もちょっと驚いたんだけどさ、この町は全てが石油の採油場のためにあるといっても過言じゃないと思う。草しか生えてない広大な大地に忽然と現れる工場地帯っていえば分かりやすいかな。とにかく町というより工場の中に入り込んでしまったみたいな感じなんだ。どこに何があるのか分かりにくいし、どの建物もプレハブのようで、言ってみればテレビで見た南極基地のような建物だらけで走ってる車はほとんどが現地の作業車とトラックなの。町の規模自体も大きいのに、ガソリンスタンドもクレジットカードオンリーのホントのセルフサービスのが一軒だけ。もっともこの町自体がオイル会社のようなものだから、一般ようのガソリンスタンドはそんなに必要ないんだろうね。もちろん観光客用のホテルも何件かはあるんだけどさ、やっぱりプレハブみたいな建物だから、とにかく工業地帯としか言いようがないな。

その町から先は石油の採油場だからさ、自分のバイクでは北極海は見にいけないんだ。だからツアーを利用して行ったんだけどさ、やっぱり石油の採油施設を見に行った感じだったな。海自体もドラマッティクな色とか氷が浮かんでいるわけでもないし、なにより石油関係の施設が目に入っちゃうんだ。その立ち入り禁止区域はツアーでもプルドーベイっていう終着点以外では車から降りれないし、海自体の感動はなかったけど、「こんなところにこんなもん造っちゃう。」っていう別の感動があったよ。ここでずっと働いてる人はどんな気持ちなんだろうか。ツアーのバスの兄ちゃんは、夏はツアーとかホテルの仕事、冬は溶接とかなんかしら仕事はあるし、ここは良いトコだよっていってたケドさ、俺にはそうは思えないんだよね。やっぱり人間の住む場所じゃない気がするよ。

ツアーから帰ってきたら、他のツーリストにいろいろ聞かれたんだ。その人たちはわざわざ車で北極海を見にここまで来たらしいんだけど、「海に氷はあるの?」とか海のことしか聞かないんだ。俺が見た通 りの説明をしたら、ツアーでプルドーまで行くのはやめるって言ってた。海はともかく面白かったっていうのも説明したんだけどさ、うまく伝わらなかったみたいだね。いやーそれにしてもスゴイというか人間はここまでして石油を掘るんだって妙な面 白さはあったんだけどね。その石油で旅してるんだから、なんにも言えないんだけどね。

Coldfootの手前で野宿(走行385.3km)

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