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<TRIPOO!! 〜バイク・自転車・釣り日記〜>バイク(KLR650・XR100)、自転車(Vigore)、釣り、DIYなど趣味の日記

未練たらたらにバイクを眺める時間

いざ手元からバイクがなくなると思うとコレが結構辛い!宿の前でずーっとバイクを眺めていたよ。これまでの楽しかった事がどんどん頭の中を駆け巡って、なかなか運送業者に持って行くふんぎりがつかないんだ。

ここまでずっと一緒に走って来て、楽しいことも大変な事もあったけど、なんだかとっても寂しい気持ちになっている。でも運送会社と約束をしているから持って行かなきゃいけない・・・。

眺めて一日を過ごせそうだったけど、重い腰を上げて洗車しに行ったよ。あまり泥がついてると税関でのチェックに引っかかるという事もあったのだけど、そうでなくても洗ってあげたかった。

洗車用具もケミカルもないから、日本で洗うようにはいかないけど、「よく走ったなぁ。海沿いに来てから一気に錆びたなぁ。日本でまた走ろうな。」なんて語りかけながら洗ったよ。

洗車したらそのまま運送会社に持って行くつもりだったんだけど、ついつい宿に戻ってまた眺めちゃった。そしたら昼近くなってしまって、バイクを持って行く前にメシでも食べに行こう・・・ってもう未練たらたら。持って行かないで、もう少し一緒に走ろうかとも考えたくらいなんだ。

バイクでの移動に無感動になっているとは言っても、いざこういう状況になると、まだまだ走っていたいと思うんだね。今生の別れというわけでもないのだけどね・・・。

 

運送会社でのバイクの受け渡し

時間は決めてなかったけど今日行くことを伝えてあるから、仕方なく宿を出てアメリカ最後のツーリングを楽しんだよ。ただの町中を走ってるだけなのに、すごく気持ちよく感じたよ。

運送会社の担当のOさんって言う人を訪ねていったら、すでに部下の人に引き継ぎしていて、Sさんって人が担当になった。電話の印象では、Oさんは少し偉い人で歳が少しいってそうな感じを受けたけど、Sさんは俺と同じ位の歳だったので、気軽に話せて良かったよ。

Sさんの案内でバイクを梱包場所まで運んで書類を渡し、見積もりとスケジュールを話したんだ。12月1日出発の船に乗せて、横浜港着にしてもらったよ。

さすがロサンゼルスはバンクーバーより大きい町だけあって、東京だけでなく横浜へも船がたくさん出てるみたい。お金は日本での着払いでよくて、税関でのトラブルがある可能性もあるから、週一くらいで電話を入れて下さいって事だった。

 

アメリカの車を格安で日本へ送れる理由

見積もりを書いてもらってる時や倉庫を歩いてる時にいろいろ話したけど、こっちで働いてる日本人の人と話すっていうのは面白いね!いままで聞いたことのなかったような逸話も聞けたよ。

Sさんのいるセクションは、船での輸出専門の部門。今はキャノンの製品の輸入を扱っているらしく、倉庫にはキャノンのコンピュータ関連のものが山積みになってたよ。

Sさんって人は現地採用か出張か聞いたら、やっぱり現地採用だって。お父さんが仕事でアメリカへ出張してきて、その時から住み着いちゃったって言ってた。

カナダのWさんとは少し状況が違うけど、Sさんはアメリカでも日本でも住むのはどっちでもよく、日本が恋しくなることもあるんだって。日本の友達と会えないのが寂しいとも言ってたよ。

それから、今回は日本のバイクの輸出だけど、アメリカで買ったバイクとかクルマとかの輸出についても聞いてみたんだ。それも買って書類があれば簡単に輸出出るらしい。クルマの輸出はかなり安く出来るらしいよ。日本へ着いてからの費用や車検の事についてはは分からないらしいけど。

バイクだと梱包してそれをコンテナに詰めて送るのだけど、クルマの場合はもちろんそのままの形で船に乗せる。その時に使う船は、日本からアメリカに輸出されてきた車が使った船を使うんだって。なるほどね〜。

具体的には、自動車会社は車を輸出する為に自社の船を持ってるらしいんだ。その船を使ってアメリカへ運ぶのだけど、帰りは空になるワケ。でも空で帰るのはコストだけかかってもったいないから、格安でも帰りにクルマを積んで帰りたい。だからその空いたスペースを格安で業者に貸すらしいんだよ。

ちなみにロサンゼルスから、日本のN社の船を使って持って帰ると、船賃は800ドルくらいで済むんだって!でもねヨーロッパのB社の船の方が安くて、そっちだと500ドル位で運べてしまうらしい!

B社の方は乗用車しか運べないらしいけど、基本的にはクルマの大きさじゃなくて一台いくらで運んでくれるみたい。オーストラリアからも1000Aドルくらいでクルマを運べるっていうのを聞いた事あるけど、それもそういう船を利用してるんだろうね。

そう言えば、アメ車のサスペンションで車高が上下して踊る車がベイブリッジ付近で流行った事があったんだけど、あの頃はそういう船を利用して、かなりのアメリカ車が日本へ輸出したらしいよ。

でもサスペンションを伸ばして車高上げておくとオイル漏れが起きたり、逆にサスペンション下げすぎると船に積む時に下を擦って乗せられないから苦労しましたよ、だって。なんか変な所で苦労してるのが凄くおかしかったよ!

ボロボロの動かないような車を持って帰る人とかもいるっていってたなぁ。信じられないですよって言ってたけど、俺はそういうの良く分かるなぁ。きっと日本じゃ手に入らないような古き良き車なんだろうね。

大メーカーから俺のような一個人までいろいろやってますって事だったから、欲しい車を運びたかったら相談してみるのも手だね。

 

ロサンゼルスのバスは暗い印象

バイクを受け渡し終わってバイクがなくなっから、バスを使わなきゃ行けない。運送会社からバス停まで歩く訳なんだけど、この時の俺の背中は哀愁が漂ってたろうなぁ。

運送会社からバス停まで歩き、バスに乗って、宿までで2時間近くかかってしまったよ。バイクでは30分で着いたのに・・・。バスも人々に利用されてるとはいえ、アメリカはやはり車社会なので車の方が便利だね。クルマはいっぱい走っていたけど、歩いてる人はほとんどいないしね。

ロサンゼルスのバスって暗い感じを受けたなぁ。窓に弾痕らしきものもあったからかもしれないけど、乗ってる人がみんな楽しそうじゃないんだ。今まで乗った街ではこんなに暗い顔で乗ってる人はいなかったのに。

 

自転車に優しくないロサンゼルスの街

この宿は昨日はあまり若い人がいないで話しの合う人がいなかったんだけど、今日はサイクリストの同世代のオランダ人が来た。カナダから走って来て、サンディエゴから今日ロサンゼルスに着いたって言ってた。

彼がまた俺と同じ苦労をしていて、自転車用の車線はたまに内側にクルマが停めてあって、凄いスピード差クルマの脇を走らなきゃいけなかったとか。

フリーウェイ使えないからマイナーな道を走るんだけど、メキシコ人しかいない貧しそうな地区に入り込んでしまうと、止まらずに何キロも走らなきゃ行けなかったとか。道がフリーウェイしかないから大きく迂回しなきゃ行けなかったとか。

ちなみにサンディエゴからここの間は、おれも通ろうと思ったけど怖かったのでやめた軍の道を通ったか聞いてみた。高速道は走れないから、ゲートで聞けてその軍の道を走ったらしい。俺も通れそうだと思っていたけど、やっぱり通れたらしい。

でも、なんとなく撃たれそうで恐かったとも言ってたよ。SIT LA!って何度もオランダ人サイクリストは言ってたけど、ワカルよウンウン!クルマの事しか考えてないもんな!自転車にも優しくない街ロサンゼルス!

今日は同類がいて楽しかったけど、明日はハリウッド方面の宿に移動しようと思うんだ。ユニバーサルスタジオ、ハリウッド、ビバリーヒルズも近いし、バイクもなくなって身軽になったから、都市も堪能しないとね!

SAN PEDROのユース(走行)

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