天涯にETC装着!ステーの製作、本体取付の不具合の手直しまで
ついにETCを装着しました!これで面倒なく高速道路に乗ることが出来ます。
ETCの取り付け場所は自分で決めて、取り付けはバイク屋さんにお願いしました。ちょうど助成もあったので良かったです。
今回は取り付け場所の紹介や加工について書きたいと思います。
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まずはバイク屋に相談!
ちょうど8月からETCの助成金がはじまったので、中古などの手段は使わずにバイク屋で普通に頼むことにしました。
KLR650の時は大手用品店に頼みましたが、予約や往復が面倒なので小規模なバイク屋で相談しました。
取り付け場所はお任せで頼めば考えて普通にやってくれると思いますが、こちらで決めてもらった方が有り難いとのことでした。
さすがに取り付けはやらせてもらえませんが、自分で取り付け場所を準備していくことにしました。
ワイズギアの鍵付きETCケースは流用しやすい!
天涯はKLRと違って取り付けられる場所が少し多いです。リアサイドはKLRと一緒ですが、フロントカウルの中という手もありました。
カウルを外さないとタンクが外れないので、やるならマジックテープで剥がせる感じに取り付けるのかなと。
でも、そこにETCを貼り付けてしまうと整備性がとても悪くなるので、リアサイドに取り付ける事に決定。
KLR650A型は台座に直貼りですが、今回はワイズギアの鍵付きETCケースを付けることにしました。
ワイズギアの鍵付きETCケースは、シート下などに取り付けられない車種用に専用のブラケットが出ています。
かなり色々な形状のブラケットがあるので、加工すれば合いそうな形のものを探しやすいと思います。
MT-10用を加工しようと思いましたが、すぐに手にはいらなそうなのでSR400用を購入。
上に長めに飛び出しているブラケットが付いています。これを加工して天涯につけることにしました、
車体に合わせてカットラインと穴の位置を決めました。上の穴がある出っ張り部分はカットしてしまいます。
まず最初に度率で穴を開けました。
そしてグラインダーで不要な部分をカット。
使っているグラインダーについてはこちらで記事にしています。
こんな感じの台座が出来ました。
上下逆さまに取り付けるのでベルトが落ちてしまう形になります。
裏側から両面テープでベルトが落ちないようにしました。このつっかえ棒はプラスチック製にしたので、剥がさないでもベルトは外せます。
前側も裏からL時の棒を貼り付けるといいかもしれませんが、ETC本体が付けば落ちないと思うのでまずはそのままにしておきました。
鍵付きETCブラケットが装着されました。ブラケットを少し下に落として取り付けたので、ヘルメットホルダーも生かせました。
以前ショップでお願いしたときはヘルメットホルダーを外されてしまい、移設が必要になったので生かせて良かったです。
ETCのアンテナ取り付け台座を作る
ETCのアンテナやインジケーターはハンドル回りに取り付けることが多いと思います。
でもハンドル回りには今後色々な器具が付いてくるのでアンテナやインジケーターは取り付けたくありません・・・。
ということで、アンテナはカウルの中に納めることにして、取り付け台座を作ることにしました。
紙でダミーを作ってから位置を確認するとカウルに当たってしまいました・・・。下のはダメだった取り付けステー。
金属はステンレスの1mmにしましたが、もう少し厚みがあっても良かったかな。
ダミーで位置を見ながら穴の位置などを修正して、グラインダーでカットして穴開け加工をしました。
で、こんな感じに加工しました。真ん中の削ってある部分はライトのフレームに当たってしまうのを逃げるためです。
ETCのアンテナを乗せる部分を曲げて加工しました。
ちょうど金属部分に裏側が当たるので防振テープを貼ればステーの完成です!
ライトの上のスペースがある部分にETCアンテナの台座を付けました。カウルの中に収まるので、見た目スッキリするのがいいですね。
ショップにETCの取り付けを頼む
相談していたバイクショップにETCの取り付けをお願いしました。
取り付けはその日のうちに終わって有り難かったですが、バイクを受け取って走り始めてガス欠症状が・・・。
ガソリンコックがOFFのままでした・・・・。バイクショップからの受け取りでは初めての経験かも。
ETCの取り付けに不具合があったので直す
家に帰ってETCの入ったヤマハのケースを開けてみると、ETC本体が貼り付けられていません・・・。コレダメでしょう・・。
ケースの内側に本体がくっついて開くわけなので、カード挿入をするのにケースから引っ張り出さないといけません。使い勝手悪いです。
ブラケットを逆向きに付けているこちらも悪いかもですが、 いや正しい向きでも外側のケースが動くのでケーブル自体を痛めやすいですよね。
そもそもETCに本体貼り付け用の両面テープが付属しているのに使わないのはちょっと疑問でした。
本当はETCに両面テープが付属していますが、受け取ったものの中には無かったのでウチにあった両面テープを使いました。
3MのVHB両面テープはしっかりつくのでお気に入りです。エーモンが売っているものが大きさ的にいいので常備しています。
ETCを両面テープで貼りました。これでカバーだけ外せばETC本体がブラケットに残ってカードも出し入れしやすくなります。
しっかり固定が出来ているのケーブル傷めの心配も減り、使い勝手も良くなります。というか、両面テープ使用が本来の取り付け方ですが・・・。
配線をまとめなおす
ついでなので、ETCから伸びるむき出しの線も処理していくことにしました。
こんな感じに配線をまとめました。ダートでの石の跳ね上げとかもあるので保護も兼ねています。
車体側の配線はまとめ直しました。配線をちょっと引っ張り出していますが、KLR系唯一の配線スペースに押し込んでありました。
KLR650A型はリアまわりへのカプラから電源を取っていますが、こちらはヒューズ部分からとっています。
間違っていないのですが唯一の電源スペースなので、これから取り付ける機器を考えるとあまりゴチャッとさせたくないんですよね。
とりあえずまだスペースには余裕があるので、電源の位置などは変えずに取り回しだけ変えることにしました。
ヒューズや余った配線の処理して、バッテリーの上はスッキリさせました。
KLRで言えばリアまわりのこのスペースで、ドラレコ、バッテリー直のリレー配線、フォグランプ、なんかの配線も入っています。
USB電源はフロントまわりからとれるのでいいですが、けっこう配線整理しておかないと後で厳しくなるんですよねぇ。
念のためアンテナまわりを確認。良い感じに取り付けられていますね。
インジケーターの取り付け位置はお任せでしたが、バッチリいい場所に付いていました。
前側への配線がどこを通っているかは、タンクを外した時に確認したいと思います。
無事にETCが付いたので高速に乗ってどこか行ってみたいですね!
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