テントを食い破るアリと時速100kmからのパンク【オーストラリア一周ツーリング その6】
ブルーム→パース(11月14日〜12月3日)
初めての海外ツーリング。XLV750で乾いた大地を走った24000kmの旅。(1994.6-1995.4)【その6】
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バイクのフレーム溶接を再び頼む
ブルームの町のバイク屋で再びフレームの溶接をたのむ。
今度は見た目は少し悪いが、しっかりと溶接してもらった。
溶接も比較的得意なようで、作業もしっかりしていたので安心して見ていられた。
ブルームのキャンプ場へ移動
バイクのフレーム以外は好調なので、この町に長居する必要はなかった。
しかしキャンプ場のロケーションが良かったので、十日位ここでのんびりしようと決めた。
安宿からキャンプ場移動し設営を開始。
キャンプ場の地面にはいたるところにアリの巣があったので、なるべくアリのいる所をさけてテントを張った。
海の近くなので、夜は涼しそうなのがいい。
テントを食い破る強力なアリに悩まされる
テントで昼寝をしていると、お腹の辺りの痛みで目が覚めた。
いててっ!っといいながら見てみると、お腹にアリの行列が出来ていた。
たまに噛みつくアリが痛いのだった。
アリをはじくと頭だけ残るほどに噛んでくる。
とにかくアリを叩いてテントの中のアリをなんとか処理した。
少し外を観光してテントへ戻り、夕飯を作ろうと思いバッグから米の袋を出して愕然とした。
米の白さの中に赤茶色い小さなアリがうごめいている。
テントの中にも再びアリの行列ができているではないか。
せっかく巣を避けてテントを張ったのに、まったく意味がない・・・。
どこから入って来たんだコイツという疑問もあるが、お腹が減っていたので、ひとまずアリの行列はそのままにしておいた。
米の中でうごめいているアリを、できる限り取り除き、今日の夕飯を作った。
数匹アリが混じっていたが、まぁ仕方がない。今日の飯はこれしかないのだから。
この時は気づかなかったが、この日からアリと俺との永遠の格闘がはじまるのだ!
翌日、虫除けスプレーをワカメちゃんと一緒に買いに行った。
ワカメちゃんも同じキャンプ場に泊まっており、少なからずアリに悩まされているようだ。
キャンプ場に戻り、早速スプレーを使ってみた。ニオイが凄い!!!
日本では売れないような強烈なニオイは本当に効きそうだ。
試しにワカメちゃんがアリの行列にスプレーしてみる。
アリ・・・即死!
その虫除けスプレーは殺虫剤じゃないかというほど強力だった。
彼のスプレーを借り、まずはテント内のアリを即死させた。
その上でチャックなどのアリがはいってきそうな所にスプレーしておいた。とりあえずこれで平気だろう。
翌朝、インスタントラーメンを食べようと袋を出したところ、またもやアリが袋の中でうごめいていた。
袋は開いていないのにマジかよ・・・。どうやら袋を食い破って、ラーメンをかじっていたようである。
「俺のラーメン食うなよな、でもたいしたもんだよ、君たちは!」
ここまでやられると、アリに対して敬意さえ感じてくる。
もうキレイにアリを取り除くのも面倒になり、アリ対策を考えながらアリ入りのラーメンをすすったのだった。
食べ物をバッグに入れて、虫除けスプレーをバッグかけ、きちんとチャックを締めておいたらアリがたからないことが分かった。
ものすごくキッチリ管理していれば問題ないことは分かったのだが、少しでも隙間があると、アリはかばんの中に侵入してくる。
他のキャンパーはどうなのだろうと思い、知り合いになった人の車を覗いてみる。
アリはいた。
車のタイヤをつたわって車内に侵入している。ブルームのアリはたくましかった。
この後も、たびたびアリに悩まされたのだが、テントを撤収したときに愕然とした。
テントの底がアリに食い破られ無数の穴が開いおり、日にかざすとプラネタリウムにみたいだった。
キャンプ場で釣りをしながらマンゴーを食べる毎日。
のんびりしたかったこともあり、朝はキャンプ場の前のコバルトブルーのビーチで泳ぎ、昼からは釣りをした。
夕方はアサリや巻き貝をとってご飯にするという、夢のようにだらけた生活を一週間程楽しんだ。
キャンプ場にはマンゴーの木もあり、朝になるとマンゴーが落ちていたので、朝昼晩のマンゴーを拾ってきておいて主食にした。
このキャンプ場ではマンゴーばかり食べて食費を節約したのだった。
そんな生活も続くと毎日が単調になってくる。そろそろまた旅に出るか。
オーストラリア西部の大都会・パースをめざして南下をはじめた。
砂煙を巻き上げるミニ竜巻
数日前に旅立っていたワカメちゃんにはいつ追いくだろう?
彼のペースは舗装路で一日約250km。俺は一日に500km位 近く走ることもある。
単調な道なのでやることもなく、何度も繰り返し計算してみるがよく分からない。
今はブルームを出てグレートサンディー砂漠を通過中だ。
砂漠と言っても低い灌木は生えているし、今までの道とそう変わりばえしない。
目を楽しませてくれたのは、竜巻くらいだろうか。あちこちに竜巻が上がっていた。
大きいもの小さいものがあるが、TVで見るようなも暴風雨の中の本当に凄いものではない。
竜巻は、砂煙しか巻き上げられない威力ではあるが、何本もあるというのが凄い。
しかし、凄い凄い!と感動しながらも、それがずっと続くのですぐに飽きてしまう。
オーストラリアの道はどこでもそうだ。
面白いものや変わったものが出てきても、同じように景色が何時間も続くのだからたまらない。
バイクというちっぽけな乗り物で、大陸の大きさを感じながら走る。
この国ではバイクは不便だし旅に向かないと言われているが、実際そうなのだろう。
しかし、バスや飛行機、電車ではこの広さは感じられない。やっぱりバイクの旅は最高だと思う。
最初の町ポートヘッドランドをパスして200km先のカラーサへ
ブルームを出てから最初の町は、南に約600kmにあるポートヘッドランドという町だった。
距離的にみんなここで宿をとるようだ。
しかしどうも雰囲気が気にいらなかったので、さらに200km走って次の町のカラーサへまで走ることにした。
気にいった所や興味を持った所で長く滞在し、そうでない所はサッサといってしまう方が、高い満足感が得られると思っている。
だから興味のない観光地をひたすら回るなんてこともしないし、観光地へ行かなかっかたからもったいないなんて思わない。
今行きたい所を大切にしたい。
ポートヘッドランドは俺は興味が持てなかったが、カラーサに住んでいるオージーと知り合って興味が出てきたのだ。
今日はまだ200km弱しか走っていないので、あと200kmを進む体力はある。
恐怖!時速100kmからのフロントタイヤのパンク
カラーサの手前10kmで夕方になっていた。
なんとか明るいうちに着けそうだと安心していたところで、前タイヤの異変に気がついた。
そして、パンクだと思ったと同時に前タイヤのビードが落ちた。一気に空気が抜けたようだった。
時速100kmのスピードのまま路肩を通り過ぎ、ブッシュの中へと突っ込んでいく。
タイヤのビードという部分が落ちてしまうと、斜めにタイヤが付いているような状態になり、バイクはコントロールを失う。
今にも転びそうな状態で左へ左へと進んで行く。
とにかく怖かった。ブレーキをかければ即転倒。
低灌木に当たろうが、路面がどうなっていようが、とにかく車体のバランスを保つ事だけを考えた。
そして何百メートルもかけて徐々にスピードを落とし、バイクは止まった。
ガードレールがなく、たまたま木があまりない場所だったから、奇跡的に転ばずに済んだ。
この時ほど、神様やご先祖様が守ってくれていると感じたことはない。本当に運がよかった。
パンク修理中に声をかけてくる人々
バイクを道路脇まで動かし、パンク修理を始める。
まだ明るい内でよかった、と安心した。暗くなったら街灯は無いのだ。
パンク修理は日本で何度もやっているので問題ない。
パンク修理を始めると、車が止まってくれた。
「どうしたんだ。大丈夫か?」と心配そうに話しかけてきた。
「大丈夫だ。直せるから。」と答えが、車の彼は不安なようで「もしなんなら車に乗せて行くぞ。」と親切に聞いてくれる。
やっぱりトラブルがあった時の、助け合いの精神はあるのだなと思いながら、「大丈夫だ。」と答えて作業を再開した。
作業がたいして進まないうちに、また一台の車が止まってくれた。
「どうしたんだ。大丈夫か?」と聞いてくる。
やっぱりオージーは親切だなと思いながら、「大丈夫だ。直せるから。」と事情を説明して別れる。
作業を再開すると、また一台の車が泊まって「どうしたんだ。大丈夫か?」と聞いて来た。
その後も何台かに一台が止まって、そのたびに「大丈夫か?」と聞かれる。
この大きな国での車のトラブルは、下手をすると命取りになりかねないので、助け合いの精神が発達しているようだ。
ギブリバーロードでシートを外している時に誰も声をかけてくれなかったのが不思議なのだが・・・
そのため、修理はなかなか終わらなかった。
町のすぐ手前な上に、夕方で町に帰る車が多すぎて、「大丈夫か?」と様子を聞いてくる人達が多すぎる!
おまけに世間話しを始める人までいて、ついつい一緒に世間話しをしてしまうので、いつまでたっても作業にならない。
パンクの修理には1時間30分かかってしまった。1時間位は話しをしていたという事なのかもしれない。
走れるようになったXLV750で、カラーサの町へ向かったが、もう空はすっかり暗くなっていた。
日本人にだけ有名な道、カンナミユキストックルート
日本人にだけ有名なカンナミユキストックルートという道がある。
ストックルートといっても、日本人が勝手に名前をつけただけで、ただの40kmのダートロードである。
なぜそんな名前がついたかは、地球の歩き方ツーリング&ドライブを読んでもらうと分かる。
カンナミユキさんが、この40kmのダートロードで大冒険をしているのだ。
そのカンナミユキストックルートを走ったが、道は非常によく整備されていた。
何の問題なく通過したが、ダートの後半部分は舗装工事が始まっていた。
こんなに利用頻度の高い道が、ダートだったのが不思議なくらいなのだが、この道もまもなくダートではなくなってしまうのだろう。
カンナミユキを抜け、エクスマスに着いた。このあたりの道は、見飽きていたブッシュの道から、草原の道へと変化した。
平原に山があるとうれしい。木の種類が変わると嬉しい。土の色が変わっただけでも嬉しいのだ。
ちょっとした違いが大きな違いに感じる。
コーラルベイの美しいコバルトブルーの海
コーラルベイでワカメちゃんに追いついた。
このコーラルベイは、名前負けしないくらい美しいところで、キャンプで3泊くらいしてみようという気になった。
コーラルベイの宿には日本人バックパッカーがたくさんいたようだが、キャンプ場に到着すると日本人はワカメちゃんしかいなかった。
特に待ち合わせをしたわけではないのだが・・、ワカメちゃんもキャンプが好きだねぇ。
コーラルベイは楽しくて、結局四泊したが毎日釣りをしていた。
釣れる魚はカラフルな魚ばかりだが、もちろん夕食としておいしくいただいた。
キャンプ場はきれいだし、アリもいない。なにもかもが快適だった。
野生のイルカが触れるモンキーマイヤリゾート
野生のイルカの餌づけに成功し、イルカが触ることが出来るモンキーマイヤへ行ってみた。
到着してすぐにテントを張り、イルカがいるか海へ行ってみるが、まだイルカは来ていないらしい。
野生のイルカなので、いつでも見れる水族館とはわけが違うが、毎日数回お腹がすくとやってくるらしい。
特にやることもないので、日陰で昼寝をしながらのんびりとイルカの来訪を待つ。
フッと目が覚めて海に目をやると、海に人だかりができている。
イルカがきている!つい気持ち良くてウトウトしてしまった。
さっそく近づいて、イルカを触ろうと手をのばしてみたが、なかなか近寄ってこない。
レンジャーの人に「それ以上前へ出ないで下さい。」と、俺を含めた観光客みんなが注意を受けながら手をのばしていた。
しかしイルカは気まぐれ、沖へ泳いでいってしまった。
この日はもう一度イルカがやってきたが、結局触ることはできなかった。残念。
アサリを使ったバーベキューをみんなで楽しむ
夜、日本人の普通の観光客がバーベキューをやっていた。
よく見ると、最近知り合った日本人のライダーがまじっている。
さてはご馳走になっているな!このところ、缶詰とごはんしか食べていなかったので、早速声をかけて仲間にいれてもらう。
ちょっと卑しいがご馳走の魅力には勝てなかった。
いろいろな世間話しにつきあいながら、あさり焼きをご馳走になる。
ここのビーチでもあさりが取れるみたいだ。
ブルームでも採れたし、食べる人もいないから、案外どこにでもいるのかもしれない。
観光客の夫婦とだいぶ打ち解けた頃、彼らは「これからレストランで食事だから、残りのあさり食べてくださいね。」と言い残して行ってしまった。
俺と日本人ライダーのその場に取り残されたので、二人はあさりを食べていると、となりでバーベキューを外国人グループが始めた。
俺たちは、あの外国人達にあさりを食べさせてやろうという事になり話しかけた。
「もし良かったらこれ食べませんか?」とおすすめしてみる。
外人はあまりこういう物は食べないんだろうなと内心冷や冷やしていたが、勇気ある女性が一口食べ、しだいに打ち解けていく。
モンキーマイヤリゾートで働くを事を考える
彼らにご馳走をしたからか、夜にみんなでビデオを見るからお前らも来いと誘いを受ける。
もちろん俺達はOKし、指定の時間にビデオの上映場所へ行ってみた。
もうすでに何人か人が来ている。バーベキューをやっている外国人グループが映画を観ると思っていたら、かなりの大人数が来た。
バーベキューをしたグループも、映画を観に来たみんなも、実はモンキーマイヤリゾートのスタッフだった。
彼らと酒を飲みながらビデオを楽しみ、とても良い夜になった。
映画からテントへ戻り、少し考えていた事があった。ここで働けないだろうか、という事。
昨日知り合いになったスタッフに探りをいれてみたところ、なんとか働けそうなのだ。
ガイドブックにも載っている有名リゾートで働くのは非常にいい経験になるだろう。
スタッフとのつながりも出来、ボスに取り入るチャンスも出来た。
しつこく頼めば雑用くらいならやらせてもらえる予感がした。
しかしパースでクリスマスを過ごしてみたいという気持ちもあった。
大都市でのクリスマスは盛り上がりが凄いだろう。
モンキーマイヤリゾートで働きながら年を越すのがいいか悩んだ末、クリスマスの誘惑に負けパースへ行くほうを選んだ。
カルバリの町で釣り三昧
少しルートをはずれカルバリというとこへ行くことにした。
寄り道は旅の基本だ。宿泊はもちろんキャンプ。
というか、もうお金が厳しくて大都市以外はキャンプしかしていないが。
設営をしてバイクにガソリンを入れに行く。ガソリンスタンドの兄ちゃんに旅の話しを聞かれ、調子にのってベラベラ話した。
そのおかげでガソリンスランドの兄ちゃんと知り合いになれた。
オーストラリア人の彼も気に入ってくれたのか、彼の住んでいるキャラバンに招待してもらった。
そして一緒に酒を飲みにいったり、楽しい時を過ごすことが出来た。
間違った英語でもいいから、調子にのってベラベラと積極的に話すことは大切だ。
そして、少し大袈裟話すくらいがちょうどいい。
それに気がついてからは、それがいつも良い結果をにつながっているいるような気がする。
彼にカルバリでの魚釣りのことを教わり、またもや魚釣りをする。
ここではホワイティングという大きな白ギスの一種のようなものが入れ食いで釣れる。
おかげで夕食には困らなかったし、ご飯がうまい。
ピナクルズの不思議な奇岩
パースを目の前にして早く街へ到着したいという気持ちはあったが、西海岸の目玉の一つピナクルズへは寄らなければと思っていた。
日本で見たオーストラリア写真集に写っていたピナクルスの美しさと奇妙さを是非見てみたかったのだ。
セルバンテスの町にキャンプを張り、さっそくピナクルスへとバイクを走らせる。
ゲートにいるレンジャーがお金を徴収してた。帰る時にレンジャーはいなかったので、もう少し夕方遅くくればタダだったみたいだ。
なんともセコくなってきた・・。
ピナクルスは期待を裏切らなかった。夕日に映える奇怪な岩。
事前に写真でも見て、何故こうなったのかは知っていたが、やはり不思議な光景だ。自然が創る造形物は本当にすごい。
クリスマスムード満点の西の大都会パースへ到着
冗談でなく夢にみたパース!期待に胸がふくらむパース!
ケアンズを出てから都会的な生活はしていない。そんな町も来る途中にはなかった。
しいて言えばダーウィンが都会ではあったが、パースとは何もかもが違う。
ダーウィンの街から約1か月、ずっとキャンプ生活でやってきた。
あと100km、50km、25km…。だんだん近づいてくるパース!
遠くにボンヤリと見えはじめた高層ビル群。見えた!とつい声に出してしまった。
つここまで来れたことが、涙が出るほど嬉しく感じた。
街の中へ入り、宿をさがさなければならなかった。
さすがに大都会でキャンプは不便すぎるからだ。
パースにはたくさんの宿があるが、パースへ来るまでの間にいろいろと情報を集めておいたので、宿のメドはついていた。
希望の宿は、日本人しか居ないような宿はパス、外国人達がフレンドリーであること。
そんな宿を、途中で話したオーストリア人の旅人が教えてくれていてくれた。
オーストリア人の彼の英語は俺と同じ位のレベルでなのに、その宿は凄く楽しめたというのだ。
その話を聞いてから、そこに泊まりたいと思っていたが、ワカメちゃんと待ち合わせした宿もあったので、先にワカメちゃんと待ち合わせをした宿へ行く事にした。
ワカメちゃんまだ到着していないようだったが、とりあえず空き部屋を聞いてみた。
「今日泊まりたいんですけど。」「ツインなら空いている。泊まるか?」と感じが悪い。
ツインの値段は高すぎるし、宿のオッサンの対応を見てここはダメだと思った。
ワカメちゃんごめん。俺はもう一方の宿に行くことにした。
偶然同じ宿にやってきたワカメちゃん
パースについて3日ほどこの宿で過ごしたろうか。
知り合いになったオーストラリアのライダーが俺を呼びに来た。
彼はここでレセプションの仕事をしていたのだが、「お前はSを知っているか?」と俺に聞く。
Sという名前にピンとこなっかたのだが、「小さいバイクに乗っているやつだ。」という。
あー、ワカメちゃんだ!!
「知っているけどどうしたの?」「彼がここに来ている。」といって俺を案内してくれた。
全然違う宿でなんとワカメちゃん再会することが出来た。
事情をきいてみると、宿がみつからなくて、ここでいいやと思って入ったら、俺のバイクがが置いてあったらしい。
宿はたくさんあるのに、偶然とは恐ろしい。
こうなるともう腐れ縁・・・。とにかく無事に再会を果たし、クリスマスムード満点の夜は街へと繰り出した。
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