横浜港が身近に感じられるスポット、横浜港シンボルタワー
横浜港シンボルタワーへ散策に行ってきました。横浜港シンボルタワーは主だった観光地から離れているため、横浜市民でもあまり行ったことのない観光名所です。
他の観光名所と比べて人が少ない穴場なのですが、そこから見える風景は横浜らしさに溢れている素晴らしいスポットなのです!
のんびりした雰囲気や海からの風も心地良く、ファンも多い横浜港シンボルタワーの良さをお伝えできればと思います!
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船舶通信所として横浜港の安全を守る横浜港シンボルタワー
本牧埠頭D突堤の先端に横浜港シンボルタワーはあります。少し殺風景な埠頭の道を走っていくと、広々とした芝生と宇宙船のようなな塔が出てきます。
この横浜港シンボルタワーは灯台のようにも見えますが、灯台ではありません。船舶通信所として機能しており、航路標識になっています。
また、塔の途中には展望室があり、「みなとヨコハマ」の風景を眺めることが出来ます。
横浜港シンボルタワーの上に「O」の文字が点滅していますが、これは<出航船は出港可><全長50m(総トン数500トン未満の船舶は除く)以上の船舶は入港禁止>という意味です。
「O」だけでなく「I」「F」「X」などいくつかの記号をや組み合わせを用いて船舶への信号を表示しているんです。
みなとの見える丘公園より横浜港らしい風景が見れる
横浜は港町と言われますが、「みなとヨコハマ」を強く感じることが出来るのも横浜港シンボルタワーの魅力です。
横浜には「港の見える丘公園」というメジャー観光地がありますが、船の行き交う港のある風景を感じられるのは横浜港シンボルタワーの方が上だと思います。
横浜港シンボルタワーの敷地の隣には、コンテナが積まれた港の風景が広がっています。こういうリアルな横浜の港が見れるのもいい所です。
コンテナ船の向こうには、キリンと呼ばれるガントリークレーンが建ち並びます。
船に積まれたコンテナの積み卸しに使われるガントリークレーンがたくさん見れるのもいいですね。
高さ36.5mにある横浜港シンボルタワーの展望室に上る
さてお待ちかね、高さ48.19mの横浜港シンボルタワーに登ってみましょう。塔へ近づいてくると貝殻のオブジェがありました。
そのオブジェを右手に進むと横浜港シンボルタワーへの入口がありました。
横浜港シンボルタワーへの入口です。展望室への入場は無料です。
展望室は高さ36.5mの所に設置されていますが、エレベーターはなく約140段の階段を登る必要があります。
ふざけたり危ないことはせずに地道に階段をのぼりましょう・・か。
展望室へ到着しました。空調もない展望室なので少し蒸し暑かったですが、少しだけ開いている窓からは気持ちのいい潮風がはいってきました。
展望室から見えるのは、横浜らしい港の風景
ガラス張りの展望室からは横浜の港が一望できます。すぐ真下には、横浜エリアへの入口になっている第一新堤を見ることができます。
白い灯台は横浜本牧防波堤灯台といいます。船も頻繁に行き来しており、見ているだけで楽しいです。
港の奥の方へ目をやると、横浜ベイブリッジが見えました。
山下公園やみなとみらい地区は橋に邪魔されてあまり見えませんが、横浜の入口にいることを実感させてくれる風景です。
大黒ふ頭から川崎方面へと目を移していくと、遠くの方に東京湾アクアラインの風の塔も見えました。黒い船のもっと奥にある三角のものが風の塔です。
駐車場方向も色とりどりのコンテナが並び見応えがありますね。観光都市・横浜の少し外側にある港の風景を360度楽しむことが出来ました。
宇宙船のような展望回廊
横浜港シンボルタワーの建物の特徴にもなっている宇宙船のような展望回廊も歩いてみました。
横浜港シンボルタワーの外側を半周できる展望回廊は、宇宙船のような雰囲気でワクワクしますね。
展望室とは違ってこちらには窓がないので写真が撮りやすいです。また潮風を感じながら散歩するのがとても気持ちいいです。
展望室と見える景色は同じですが、高さが低いのでそれぞれのスポットをじっくり見れますね。
芝生に寝転ぶ人、本を読む人など、市民の憩いの場にもなっている
広い芝生に寝転んで昼寝をしている人や、ベンチに座って遠くを眺めている人など、とてもゆったりした時間が流れているのも横浜港シンボルタワーの特徴です。
有名観光地と違って観光客が少なく、のんびりとした時間を過ごせるので、ここへ来てボーッとするのが好きという方も多いのです。
横浜ではあまり知られていないマイナーな場所だからこそ、ゆったりした時間を過ごせる場所なのですね。
海で作業をしていたサンドコンパクション船
横浜港シンボルタワーのすぐ近くでサンドコンパクション船が作業をしていました。砂を圧入して軟弱地盤を安定化させるための作業船です。
砂を移動ホッパーで上に持ち上げ、ケーシングパイプ内に砂を入れ、圧入していきます。こういう働く船もかっこいいですね。
自動販売機のある休憩所もあります
入口付近には、椅子やテーブルが用意された休憩所もあります。中には自動販売機もあります。
本牧埠頭D突堤の先端にある穴場的な横浜観光スポット
横浜港シンボルタワーは、みなとみらい地区から少し離れた本牧埠頭のD突堤にあります。
釣り施設(工事中)や横浜シンボルタワーもあるため一般の方が入れる埠頭になっています。
コンテナ置き場や倉庫などが近いとことにあるからこそ、横浜の港を身近に感じることが出来るのが横浜港シンボルタワーなのです。
横浜・中華街周辺の観光スポットを探そう!
ブログでは紹介しきれないほど素晴らしい観光スポットが横浜にはあります!
横浜周辺の観光を考えている方は、楽天たびノートで観光スポットを探してみてくださいね。
横浜港シンボルタワーの営業時間
9:30~16:00 【11月1日~ 2月28日】
9:30~17:30 【3月 1日~ 7月20日】
9:30~20:00 【7月21日~ 8月31日】
9:30~17:30 【9月 1日~10月31日】
横浜港シンボルタワーの場所・アクセス
横浜港シンボルタワーは、本牧埠頭D突堤にあります。
車・・・首都高速本牧ふ頭出口より約10分、首都高速新山下出口より約15分。駐車場(普通車):3時間以内250円、5時間以内350円、5時間以上500円
バス・・・横浜市営バス26系統、大桟橋経由「横浜港シンボルタワー」行きで、横浜駅前より約40分・桜木町駅前より約25分。(ひとつ手前の海釣り桟バス停までしか行かない時間帯もあります)
詳細はホームページにて
オマケ:本牧埠頭A突堤・本牧埠頭B突堤・本牧埠頭C突堤はどんななの?
シンボルタワーへは一般の方向けの道路が整備されていますが、A突堤・B突堤・C突堤は一般の方は立ち入り禁止になっています。かなり昔のおおらかだった時代や、海外から日本へ送ったバイクを受けとる際に、何度か入ったことがあります。
突堤内の道路は無法地帯のように駐車され、フォークリフトなどの作業車も行き交っています。ここはB突堤だったと思うのですが、他の本牧埠頭A・B・C突堤はこんな感じのお仕事空間です。
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旧住まいの頃は月1回程度は出かけて居ましたよ。
高台のベンチに陣取って東京湾をボケーっと眺めているだけで心穏やかになれました。
夏から秋はハマナスの花が咲いているのも北海道好きには高ポイントですね♪
近年ヒアリや毒蜘蛛が入り込んでいるのが少し怖いのです(汗)。
シンボルタワーはもう少し近かったら私もボーッとしに行きたい所です。
どこ方向を見ても楽しめて開放感があるのもいいですよね。
ヒアリのカンバンは立っていました。あれは増えると怖い・・・。