通路に置くガーデン物置の製作
南側擁壁と中庭との間と道路とツーツーなので、通路の遮断が必要でした。植木を植えて人を通れなくするようにするつもりでしたが、そうすると植木の後ろ側(通路の中庭側)がデッドスペースになってしまいます。その部分を有効に活用するため、園芸用品などを収納しておく物置を置きたいと考えました。
最初は既製品を買うつもりでしたが、ピッタリと合うものがありません。なんとかDIYでコストダウンを考えながら、通路にあわせた物置作ることにしました。
製作期間:2004年8月〜9月
裏側の製作
庭の植木を8月の終わりに植えることになりました。家の脇の通路に植木が植わってしまうと物置をその場で作れなくなってしまうので、植裁をするまでに植木と接する面のペンキまでは絶対にやっておきたいところです。時間がないので、早速材料を買ってきて物置の制作に取りかかることにしました。
材料はコストダウンをはかるため、柱はウエスタンレッドシダーで、扉などは杉の安い荒材を使用することにしました。物置の大きさは通路などに合わせて、幅約1400mm×高さ約 1400mm×奥行約600mm。
物置の柱と土台を組んだ後、設置場所に移動させ、その後で裏側の板を打ち付けていきました。裏側のペンキは他とあわせてホワイトにしました。中庭側はブラウンに塗り分ける予定です。
中庭側の製作
物置のワクは出来ていたので、中庭側に扉を作って取り付けました。扉の板は杉板の荒材が安かったのでそれにしました。そして、サイド部分はコンパネ。見えない所はコストダウンをはかりました。
扉は、家のデザインとテイストをあわせるため、板をスノコみたいに少しずつ隙間をあけて張りました。ただその状態だと横から雨が入ってしまうので、内側には養生用のプラダン2.5mmで防水しています。
中庭側はデッキの色とあわせてプラネットカラーのシダー(茶色)を塗装しました。
屋根の製作
少し悩んだのが屋根の作り方です。一番手に入りやすいものは波板なのですが、あまりかっこいい感じがしません。アスファルトルーフィングも調べててみましたが、物置なのでもっと手軽にしたいなと思いました。
何かいいものはないかとホームセンターで物色していたら、ポリカーボネイトのツインカーボ4mmというのが見た目もよく安かったので、それを屋根に貼り付けることにしました。ポリカーボネートはアルミ材で押さえました。
完成
完成しました!通路のサイズにぴったりなので、既製品を買わずに良かったと思いました。また、ほうきの高さに合わせて作っているので、収まるものがキチンと収まりました。物置の中は、以前押し入れで使っていた台を使い整理できるようにしました。
扉の真ん中の金物は南京錠をかけるやつです。当初この仕様で考えていたのですが、これが使いにくい!なので、扉の上にツマミをつけて、それぞれの扉をかがまずに開けられるようにしたら使い勝手が良くなりました。
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