体の不自由な方に優しいハワイのバス【北米縦断・原付二種の旅 6日目】
再びウインドサーフィンにトライ
今日はSと再びウインドサーフィンの日。バスでカイルアベイへ向かいサーフボードを借りた。
カイルアベイにはあまり日本人がいなくて、たまに来る日本人観光客とウインドサーフィンしたい日本人くらい。そのマレな日本人の中に、日本人観光ガイドの人がウインドサーフィンをしにきていたよ。ガイドの彼は、お客さんがフリー行動の日なので、集合時間の4時30分までは自由に過ごせるらしいんだ。
ウインドサーフィンが好きで、Sと彼は楽しそうに話していたな。趣味が同じ人と話すのは楽しいもんね。サーフィン以外にもガイドの仕事についても少し聞いたらしく、「ガイドの仕事もいいね。ちょこちょこ空いた時間にウインドできるんだって。」って言っていた。
俺は仕事自体が向いてなさそうだから無理だけどね。夜はお客さんと食事をしなきゃいけないとか、ウゲッって思っちゃうもん。気の合う友達との食事は最高に楽しいと思うけど、見知らぬ人と食事したいと思わないや。時間が空いたときに好きなことが出来てるのは、魅力的だけどね。
ハワイのバスは車椅子を昇降できるリフト付き
ワイキキへ帰るバスの中で面白いものを見たんだ。ハワイのバスは、バスの前に自転車を乗せられるようになってて、便利なものがついているなあ。とは思ったんだけど、それ以上に身障者用の設備が凄かった。
設備の技術の凄さだけなら日本も負けてないとは思うんだけど、こっちでは全てのバスに車椅子用のリフトが付いていて、シートを倒して車椅子用を固定できるようになってるんだ。
俺達が乗ったバスには、車椅子の人が座ってたんだけど、バスの前の乗降口がリフトのなっていて、バスの運ちゃん一人で降ろすことが出来るようになってる。凄いよね。
全ての市バスについてるのも凄い!日本だと、付いている車両は凄いものが付いてるけど、付いてないものが圧倒的。こちらは、凝ったシステムではないけど全車両。体が不自由だったら、全車両についていればお出かけしやすいから有り難いよね。体が不自由な方に対しての考え方はやっぱりこっちは進んでるんだな〜って思った。
日本も簡単なシステムでいいから、使い勝手のいい物を付けてあげるといいよね。日本て技術の凄さを競いがちになるけど、簡易なものでも、いつでも使えるというの大切さを実感したよ。
<Hawaii> ワイキキYH泊
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