太陽光発電にLiTimeのバッテリーを使ってみた感想【レビュー】
私の家のDIY太陽光発電システムに使用しているのがLiTimeのリン酸鉄リチウムバッテリーです。
ソーラーパネルやハイブリッドインバーターと同様にとても重要なのが蓄電池。
LiTimeのリン酸鉄リチウムバッテリーは期待通りに使えているので、実際の使用感などをレビューしたいと思います!
太陽光発電システムのバッテリーにLiTime製を導入
2ヵ月ほど前に、DIYで約6kWの太陽光発電システムを構築しました。
パワコンで売電はせず、自家消費のためにLiTimeの12V280AHの蓄電池を導入しています。
既に2ヵ月の運用をしていますが、LiTimeのリン酸鉄リチウムバッテリーは期待通りに動作していてとても満足です!!
多くの方達がオススメしているように、太陽光発電やキャンピングカーなどの蓄電池として私もオススメ出来るものでした!
LiTimeってどんな会社なの?
LiTimeというブランドを聞いた事がない方もいると思うので、まずは会社から紹介したいと思います。
LiTimeは高いリン酸鉄リチウムバッテリーを主に販売している香港(中国)のメーカーです。
様々なスペックの低価格なバッテリーをラインナップしており、安全性にも力を入れている事で知られています。
また日本市場にもとても力を入れており、日本語でのサポートも競合他社と比較してしっかりしているのも特徴でしょうか。
DIY太陽光発電・車中泊界隈・ボート用などで支持されているメーカーで、箱形のリン酸鉄リチウムバッテリーでは業界大手です。
ポイント1:低価格で幅広いバッテリーラインナップ
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのラインナップが幅広く低価格!
車中泊、太陽光発電、防災、船用など用途に合う、12V、24V、48Vのバッテリーが揃っています。
容量のバリエーションも多いので、用途にあったものを選びやすいのも良いところですね。
ポイント2:5年保証がついている安心感
LiTimeのリン酸鉄リチウムバッテリーには5年の保証がついています。
容量が大きくなるとそれなりの値段になるので、5年保証がついているのは嬉しいですね。
(バッテリー以外の製品などは3年保証などもあります。詳しくは各製品で確認してください。)
ポイント3:日本語でサポートを受けられる
日本語での相談が可能です。トラブル時はもちろん、購入前・購入後の相談もOK。
同様の製品を低価格で売っているメーカーとしては、サポートが期待できますね!
24時間以内の返信も心がけており、相談を放置されないのも嬉しいポイントです。
ポイント4:廃棄時も安心のリサイクルサービス
LiTimeには不要になったバッテリーのリサイクル回収サービスがあります。
買ったはいいけど廃棄時に困るのはキツいので、とても有り難いサービスです!
買い換えの時に古いバッテリーどうしよう?と考えなくていいのがいいですよね。
色々なメーカーを比較して、DIYで利用するリン酸鉄リチウムバッテリーの中では安心感がありました!
公式ページは下のバナーから行けますので、興味のある方は確認してみてください。
どんな製品を販売しているの? 販売中の製品紹介
LiTimeは様々な電圧や容量のリン酸鉄リチウムバッテリーを販売しています。
バッテリーは用途に合わせて買う事も大切なので、選べる種類が多いのは有り難いですよね。
どの製品も間違いなくオススメですが、代表的な製品をいくつか紹介したいと思います。
バッテリー状態がスマホで分かるBluetooth付きモデルも便利なのでオススメです!
車中泊やアウトドアに!小ささが人気の12V100Ahバッテリーmini
車中泊界隈では定番の12V100Ahバッテリーを35%小型化したのが12V100Ah miniです。
小さいので限られた車内スペースを生かせます。15000サイクル10年使用可能。
車中泊や太陽光発電用に!200A BMS搭載の12V200Ah Plusバッテリー
容量が欲しい方は12V200Ahがおすすめです。キャンピングカーでも太陽光発電でも使いやすい容量の製品です。
さらに12V200Ah Plusであれば、200A BMSが搭載されおり大きな電流も安心して扱うことが出来ます。
4直列で太陽光発電用に利用中!大容量な12V280Ahバッテリー
私が太陽光発電に利用したのが12V280Ah。4直列で使用しました。
消防法での届出等が必要なく(※)、大容量を実現できるバッテリーでした。(※2025年現在。経過措置後・2026年以降は新規制を確認のこと)
48Vシステムの太陽光発電に最適!48V100Ahバッテリー
全負荷型太陽光発電の48Vシステムにマッチするバッテリーで、並列につなぐことで容量を増やしていけます。
私は詳しくないですが、ゴルフカートやボートなどにもいいようですね。
太陽光発電用にLiTimeの280Ahを選んだ理由!
DIYで設置した私の家の太陽光発電のバッテリーシステムには、LiTimeの12V280Ahの蓄電池が4個使われています。
12Vバッテリーを4個直列で接続して48Vとしてシステム構築。容量は14,336Whを誇ります!
Litimeには48Vバッテリーもあるのですが、私がなぜLitimeの12V280Ahのバッテリーを選んだのかもお伝えしたいと思います。
リーズナブルなお値段と信頼感
太陽光業者が容量約15,000Whの家庭用蓄電池を設置すると、通常は7ケタ台のお金がかかるのではないでしょうか?
それがLiTimeの12V280AH×4だと、バッテリーのみの価格であれば32万円ほどです(2025年5月現在/セール等により金額は変わります)。
配線部材・キャビネット・人件費を入れないと、一般的な家庭用蓄電池との正確な比較は出来ませんが、合計してもリーズナブルです!
LiTimeのバッテリーはお値段だけ見ても魅力が大きく、DIY界隈での人気があるのが分かると思います。
もちろん費用面の他に、システム構築のしやすさやLiTimeの信頼感があったことも大きいんですけどね。
リサイクルにも出しやすいDIY向きな重量
全負荷型の太陽光発電の場合は、電流を下げられる48Vシステムのパワコンやハイブリッドインバーターが使われることが多いです。
LiTimeには太陽光発電システムに合わせた48Vの製品もあるのですが、私は12Vバッテリーを4個でシステム構築をしました。
1個のバッテリー重量を30kg以下に抑えることで、DIYでの移動や設置がラクになり、廃棄時に宅急便での配送が可能になるからです。
LiTimeはリサイクルも請け負っているので、宅急便で送れる重量の方が廃棄時に有利と考えました。
容量の大きさとお値段のバランス
競合各社からDIY向けな製品は出ていますが、信頼感やリサイクル面からLiTimeの製品を使うことに決めていました。
当初、容量は100Ah×4(5120Wh)か200Ah×4(10240Wh)かで考えましたが、230Ahや280Ahも少しの金額アップで買える事が分かりました。
蓄電池には消防法の制約があるのですが、2025年設置時には280Ah×4(14,336Wh)が届出等の必要なく設置できることが分かりました。
だったら少しでも容量大きい方がいいかな!ということで280Ahとなりました。
大きさもちょうど良かった
将来的に安全性を考えて鉄のキャビネットに入れたいと思っていますが、当面はスチールラックに収めることにしました。
280Ahのバッテリーは高さが低めなので、元々置いてあったスチールラックに収まるサイズだったのも都合が良かったです。
私は家で使うのであまり関係なかったのですが、車中泊やボートなど外での利用は低温保護機能がついているのも嬉しいですね。
LiTime12V280Ahの詳細
太陽光発電システムに導入したLiTime12V280Ahのスペックです。
バッテリー | |
保証 | 5年 |
サイクル回数 | 4000回以上 |
公称電圧 | 12.8V |
公称容量 | 280Ah |
電力量 | 3584Wh |
最大接続システム | 最大4並列4直列 |
認証 | FCC\CE\PSE\RoHS\UN38.3 |
BMS | |
BMS | 200A |
最大継続出力電力: | 2560W |
最大継続充電電流 | 200A |
最大継続放電電流 | 200A |
最大1秒放電電流 | 1000A |
バッテリーの可動状況やトラブルなど
現在は太陽光発電用のバッテリーとしてLiTime 12V280Ahを4個直列で使用しています。
毎日太陽光発電の電気を充電したり放電したりしながらすでに2ヶ月ほど経ちましたが、まったく問題なく稼働中です!
信頼感からの選択でしたが、間違いではありませんでした!
容量にも満足で、ガス併用住宅の私の家では満充電に近くなっていれば余裕で夜の電気をまかなえています。
こんな普通のバッテリーっぽい見た目でも(失礼)、家の電気をまかなえるって凄い!
電気料もあまり使わない月でも1万円ほど安くなっているので、夏場のエアコンシーズンも楽しみです。
LiTimeのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーはクチコミでの評判も良く、実際に使ってみてDIYや車中泊界隈で人気があることも良く分かりました。
用途に合ったバッテリーが選べる上に、リーズナブルなのが魅力的なんですよね!!
DIYで太陽光発電の記事はこちら
DIYで作った太陽光発電システムや電気料金のことを記事にしています。
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