キャンプ場に一人で泊まっていた女性の話【北米縦断・原付二種の旅 81日目】
一人でキャンプする女性
多分20代前半の女性もが隣にテントを張っていた。キャンプ場は人も少なく、雰囲気も今一歩。アラスカやカナダだったら、大丈夫そうな雰囲気があるからいいのだけど、このキャンプ場に一人で勇気あるなぁと思っていたよ。
彼女はカリフォルニアから来て、アラスカを回ってきたんだって。俺もアラスカ言っていたから「アラスカの人って良い人ばっかりだったよね。」って言ったら、「そうなのよ、カリフォルニアはみんなオドオド生活してるけど、あっちの人はノビノビとそしてリラックスしながら何にも怯える事もなく生活してるのよ。いつか絶対アラスカに住むワ。」だって。
山や自然が好きなんだろうけど、ファッションはカリフォルニアだった。つまりオシャレなんだ。そんな人がアラスカに住みたいって言うのは驚いたけど、それだけアラスカって魅力のある所なんだろうね。その魅力にとりつかれて住んでいる人も何人かいたもからね。
彼女と話していて、アラスカで話した人が大都市について話していたことを思い出した。「ロスはいろんな人種がいるから、日本人だから銃で撃たれるとか、そういうのはあまりないんですよ。もちろんアジア人とか黒人を嫌っている人はいるけど、銃で人を撃つような頭がイカレちゃってる人は無差別に最初に見た人を撃つんです。人種に関係なく誰でもいいんですよ。」って言ってたっけ。
あとは、みんな口をそろえて「大都市で夜は出歩くな」って言ってたな。大都市行くの怖くなって来ちゃったな。
ひたすらに牧場が続く
ひたすらに牧場が続く道へ戻ってきたんだ。オーストラリアの砂漠より単調かも。そして山岳地帯から平原におりてきたら、太陽が照りつけて暑い。
草木も黄色くて気分がういてこないね。いったいどこまで牧場が続くんだろう。
<Montana>Choteauのキャンプ場(走行237km)
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