アラスカのクルマの必需品!車についているコンセントの謎【北米縦断・原付二種の旅 35日目】
極寒の世界。車に付いている電気コンセントが必要なワケ
風邪があまりよくならなくて、もう一泊することにしたんだ。やることないから誰か捕まえて話しをするしかないのだけど、アラスカに住む人と話す機会があったので、気になっていたことを聞いてみた!
気になっていたのは、車の前から出てる電気のコンセントについて。アラスカの車は、電気のコンセントがビローンて垂れてるのが多いんだよ。あれ、何の意味があるのかなと思って。
俺の予想では寒い時に車のセルモーターが回らなくなるから、それを補助するものかなと思ってたんだけど、それだけじゃなかった。
実際はバッテリー充電用のコンセントの意味合いもあるけれど、もう一つの理由は凍ったオイルを溶かすため!!オイルを電気の熱で溶かすんだね。
こちらでは、コンセントを使って毎朝20分間の充電をしなきゃいけないらしいんだ。毎朝だよ!朝起きてはじめにすることが車のコンセントに電気コンセントをつなぐコトなんだって。
それからゴハン食べて、シャワー浴びて、出る頃には充電が完了して、オイルも良い感じに溶けてエンジンがかかるらしい。
冬に見たわけじゃないから実際にどのくらいエンジンのかかりが悪いのかはわからないけど、マイナス65度とかいっちゃうトコだから厳しいのは確かだよね。そうまでしないと車は走らないんだから。
駐車場にも電気コンセントが設置してある
外出して、車を停めて、帰りはどうするの?と思うでしょ?スーパーや公共の駐車場などにはコンセントが設置してあるんだよ!
長時間停めたらエンジン始動が困難になるほどの寒さなんだね。暑い地方と寒い地方、どちらが車に厳しいか・・・。この厳しさを見てしまうと、寒い地方の気がするなぁ。
それから、この辺の人は冬の衣料費がずいぶんかかるみたい。どっかの資料館でアラスカの人の平均の生活費とかが出てたんだけど、「冬の衣料代は含まれておりません。」ってマジで書かれてたから相当なもんじゃないかな。
<Alaska> Billie’sテントサイト
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