バハカリフォルニア国道5号線沿いの漁師のたまり場【北米縦断・原付二種の旅 134日目】
オフローダーを魅了するバハカリフォルニア
サンフェリーペの町を出る前にガソリンを入れたんだけど、そこでアメリカ人のオフロードバイク集団を見かけて少し会話したんだ。バハ・カフィフォルニアに魅せられてるオフローダーの多い事多い事!俺もその一人ではあるんだけどね。
あまり出発が遅くならないように話しを切り上げて南下をはじめる。サンフェリーペの先は、急に道が悪くなって舗装路なのにボコボコ穴だらけ!道路を直す予算が足りないんだね。けっこう大きな穴も空いているからクルマもゆっくり走ってるし、俺もスピード出せずに走ったよ。
大きなサボテンがあった!
南下を始めると、大きなサボテンの木をたくさん見るようになったよ。このサボテンを見たかっただけに、テンション上がりまくりで嬉しかった!
もっと南下すれば、もっとサボテンが見れるのかと思って期待してたんだけど、サボテンはそこで終わって、岩ゴツゴツで草が少ししか生えてない山の中になっちゃった。
情緒のある町とコバルトブルーの海
道は舗装路なのに舗装路じゃない。でもこの辺までくると、道の脇のゴミは少ないし、国境近くよりもメキシコ感がある町になってくる。その町なみが、青い海とそれがすごくマッチしてとても感動したよ。
美しい海沿いを走る、バハカリフォルニア・国道5号線のダート
その町を過ぎたら、完全にダートになった。道には岩がゴロゴロしてるし、コルゲーションはヒドイし、荷物をたくさん積んだ原付きだと、少し走るのが大変だった。
ガッシャガッシャっていうバイクからの悲鳴を聞きながらも走っていくんだけど、長い道のりだから、衝撃でバイクを壊さないようにスピードを落として走って行った。
それでもギャップに突っ込んだ時に、ナンバーとタイヤが干渉してナンバーが曲がってしまった・・・。伸びたチェーンでタイヤが後ろの方へ来ちゃってるのもあったんだけどね。ずっとこんな道だと大変だな・・・と思ってたら、少しマシになってきて助かった。それでもデコボコはヒドイんだけどね。
この砂利道は、原付きでは走りにくい路面だったけど、海の青と、空の青と、岩の赤のコントラストがすごく美しくて感動!町も面白いけど、風景もなかなか素晴らしい場所があるね!
漁村にいた漁師たち
走っていたら漁村があったから、宿があるか聞いてみたんだ。話を聞いた漁師たちの目の前のレストランが宿も兼ねていて、営業もしているようだ。そこまでは分かったのだけど、スペイン語だから何を言われているかサッパリ分からない!!
うーんと困っていると、漁師仲間と宿の人が戻ってきた。その二人は英語が出来るたので通訳してもらったよ。やっぱりスペイン語圏はスペイン語はなせないと不便だし、旅の面白さも半減だね。昨日宿で挨拶くらいの会話は覚えたけど、いきなりスペイン語でさ質問浴びせられても厳しいよね。
英語が話せる1番年上の老人は、「ここの宿へ泊まるのか?ドラッグでもやるのか?」って聞いてきた。なるほど、こんなへんぴで誰も来ないような宿だったら、ドラッグやるのにはうってつけなんだろうな。実際ここでドラッグをするアメリカ人も多いんだろうなと。
夕方になり仕事が終わったのか、カキとかエビをとってる漁師が来て何人かと話しをしたよた。初のメキシコ人との会話で戸惑ったとこもあったけど、ビール飲みながらメキシコ人と話しが出来てよかったよ。いくつかのスペイン語も教えてもらったしね。
テントはないけど、バハカリフォルにの星空の下で野宿
ちなみに宿は何故かとても高かったから、野宿を敢行を決意。テントは日本へ送り返してしまってもうないのだけど、どこでもキャンプ出来そうだから、一回はバハカリフォルニアの空の下で寝てみたいと思ってね。
てきとうに野宿(走行184km)
コメントはありません