憧れのバハカリフォルニアのサボテン風景を見る【北米縦断・原付二種の旅 135日目】
大きなサボテンがどこまでも続く風景
野宿は快適だった。マットもテントもなかったけど、寒くもなく、フト目が覚めると満天の星空。でもこういう状況って朝早くに出発になっちゃうんだ。誰かにみられちゃうのもイヤだからね。
だから、日の出と共に出発になったんだけど、今日の風景は、アウトライダーというバイク雑紙の表紙を飾った写真と同じ風景がどこまでも続いていた!
その写真を見てバハカリフォルニアへ来たくなっていたから、ほんと幸せ。サボテンは天高くそびえ、空は青く、ダートを抜けると更にサボテンの数が増えて、ああ来て良かったと心底思ったよ!
サボテン以外にもなんだか不思議な木もあって、これも面白かったよ。夜寝てるときは、この木が動き出すんじゃないかと思って怖かったけどね。
ゲレロ・ネグロの町
今日はGuerrero Negro(ゲレロ・ネグロ)って町まで来たんだけど、この町から南バハカリフォルニアになるんだ。
この町は冬から春にかけてはホエールウォッチングで人がたくさん来るらしいけど、今の季節はあんまり観光客いなくて、ただのメキシコの田舎町って感じ。
それからこの町は、世界最大だったかな、塩の産地らしいよ。カナダにもアメリカだけじゃなく、定かじゃないけど、日本にもにも輸出されてるらしいよ。サンフェリーペとは違って、ここの人達は観光で暮らしてる人が多いわけではないみたい。お土産屋もないしね。
もうちょっとこの町を見てみたくなったけど、サボテンを見まくって満たされてしまったので、この先は進まなくていいやかな。もう一日見て帰路につくつもり。
夕方早めにゴハンを食べにレストランに行ったんだけど、これがまた美味しかった。一応料理の名前は勉強してっいたんだけど、美味しそうな料理を食べてる人のを指さして、同じの出してもらったよ。
アメリカの食事とは大違いの、シーフードをふんだんに使った体によさそうなゴハンだった。ちゃんとしたカメラを持っていかなかったのが大失敗・・・。
そうだ、その時に夕方仕事が終わって家に帰る労働者もたくさん見たよ。アメリカに居る時は、メキシコには失業者が多いってのを聞かされててたけど、働いてる人の方が目につくし親切な人が多いとも感じたよ。国境近くの町以外は悪い人あんまりいないんじゃないかな。
コンピュータのACアダプターが壊れる
それから重大な事件が発生。宿でコンピューターのコンセントを差し込むと、少し火花が飛んでコンピューターに電気がいかなくなってしまった。
ACアダプターの線を途中でカットして懐中電灯で作ったテスターで調べたら、配線はちゃんとしてるみたいだった。同じく15vがちゃんと出てるか、つまりコンピューター側の問題かアダプター側の問題か調べたら、15vの電源がアダプターから出力されてなかった。
無理矢理アダプターの電圧変換部分を開けて見たけど、見た目は異常なしだから、どこが故障かわからないね。仮に分かったとしてもハンダゴテもないから直せないんだけどね。
アメリカへ戻ってACアダプターを買うまでコンピューターが使えないって事に決定しちゃったよ。やっぱり振動でおかしくなっちゃったのかな。
Guerrero Negroのモーテル(走行255km)
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