エンセナーダの町でお土産ショッピング【北米縦断・原付二種の旅 138日目】

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いくつかの田舎町を通り抜けていったけど、その途中の村で屋台のタコスを昼ゴハンにしたんだ。この屋台のタコスは、具の種類が店によって違ってるのがまた楽しい。朝オヤツにしたのは肉を煮込んだやつだったし、ここのは肉を焼いたやつ、どれも美味しいんだけど、俺は魚のが一番良かったかな。

昼を少しまわってから、天気は雨になったんだ。昨日は曇りでもビックリしたのに、雨だよ雨！カッパを着ての走行になったんだけど、この辺の村の人は誰も傘をさしてない！そんな、雨の中で動く人々の生活を見ながら走るのは、思ったより心地よかったけどね。

今日も軍のチェックがあったんだけど、こう頻繁にあると、またか！くらいにしか思わなくなってくるね。初めは「銃持ってるよ！」って思ってドキドキしながら見た兵隊さんも、持ってるのが当たり前になってきて、あの人銃を持ってたかな？ってバックミラーで確認するくらいになってきたよ。慣れっておっかないね。

ショッピングでサングラスや時計を買う

そして今日の目的地ＥＮＳＥＮＡＤＡ。ここも何のビザもなしで来れる町だから、アメリカからの観光客が大勢つめかける所なんだ。だからここで少しお土産を買おうと思ってた。

ここまで来ると、かなりアメリカ的な町になったよ。マクドナルドはあるし、バドワイザーの看板はあるし、人々は商売に直結してるカタコトの英語を喋り、お土産やが立ちならんでる。

信号が少なくて交差点が怖いのはメキシコ的かな。メインのハイウェイ以外は、信号がなくて「ＡＬＴＯ」っていう止まれの標識ばかりなのね。そしてそれがけっこう４ｗａｙ　ｓｔｏｐになっていて、交通量がかなり多いからさ、交差点内はかなり入り乱れてるんだ。

バイクでの交差点通過も、良く確認して、かなりの気合とともに行かないといけない。信号が必要な気はするけど、お金がないのか、守らないからか、裏道にはマッタクないんだ。だから歩いて交差点を渡るなんて危ないので、歩行者は交差点と交差点の間で道を渡らないといけないんだよ。

今日の目的はショッピング。買いたかった物は、オークリーのサングラスとＧショック。でも、Ｇショックは全然置いてなくて、ローレックスとかタグホイヤーとかばっかりだった。オークリーのサングラスはいっぱいあったよ。塗装のはげたやつとかブランド名がカスレてるのを含めてね。

値段も店によって違うんだ。高い店は簡単に値切れるけど、なかなか安い店の金額までいかない。でも安い店はもうこれ以上は安くならないって言われてばかり。もちろん、高い店の方がクオリティーは高い。自分が納得できるクオリティーのものとなると、最安の店のはいまいちなので、もう少し高い店のものをなるべく値切って買う。

それから時計。Ｇショックがないのは残念だったよ。５ドルくらいであれば欲しかっただのだけど。精密ものはアジアの方が得意みたいね。それでも何か良いものないかなと思ってローレックスとか見てると、店員さんに話し掛けられ手にとってみせてもらう。

お店の人に「これはイミテーションよ。」って言われたけど、知ってたから「ウン」としか答えなかったけど、、。アジアでも「ニセモノ」って言って売ってるけど、この辺もそれを売りにしてるのかな。でも買うなら知らないフリして買わないと。なんていったって日本はニセモノを持って帰る事を禁止してるんだから。

<Baja California>ＥＮＳＥＮＡＤＡのモーテル（走行１８４ｋｍ）