二か国語が公用語のニューブランズウィック州へ【カナダ横断ツーリング・バイク新婚旅行・37日目】
トリプーの日記
フェリーからクジラを探す
調べておいたフェリーの時間に間に合うように、朝早く出発。船上ではクジラを探す人が多かった。隣の双眼鏡をもったおじさんと子供は、潮を吹いているクジラを発見したみたいだけど、見渡してもクジラは見つけれなかった。かなり期待してただけに残念。
州が変わって、挨拶はハローに
船を下りてのどかな感じの道を走る。ボコボコとした山らしい山が見えて気持ち良かったね。そういう気持ちいい道はバイクもまたいっぱい走ってる。今日も随分バイクを見たよ。
ニューブランズウィック州に入ってすぐにガソリンを入れたんだけど、挨拶がハロー!!これは衝撃的だったな。国境ではなく、州の看板を超えるだけで言葉が変わるんだもん。
英語に言葉が変わってなんとなくホッとしたかなー。英語を話す人がほとんどのカナダで、かたくなにフランス語を喋っているケベックは、本当はフランス語で話して欲しい感じだったからね。ケベック州で英語を話すのってなんか気が引けててしまってたんだよね。
キャンプ
景色も良いし、天気も良かったので、今日はキャンプにしたよ。米をそろそろ食べたいと思ってたっていうのもあるんだけどね。
キャンプ場には、5時頃到着したつもりが6時だった!そう、州が変わって時計の針が1時間進んだのだった。バンクーバーからは、もう4時間も進んでることになるね。
今日のキャンプ場は、キャンプ場自体は普通だけど、目の前の海がとっても綺麗。海で遊べるロケーションだから家族連れも多いみたいだね。
近くを散歩して、美味しいお米も食べた。星でもみながらゆっくり飲みたかったけど、明日も早く朝がやってくるからもう寝なきゃ。それにしてもカナダって大きいなぁ。
Mの日記
フェリーでセントローレンス川を渡る
7時前に起きて身支度。久しぶりに早起きをしたのには訳があるのです。タドゥサックから40キロくらいのところの、ESSIPITから9時のフェリーに乗る為です。そう、セントローレンス川を渡るのです。快晴の空を見ながら出発。風は強いものの二日ぶりに太陽の下を走れる喜びを感じてました。
フェリーはそんなに大きくなくて、けっこう揺れたな。船の上では双眼鏡を覗いて海を見つめてる人が多かった。一組の夫婦なんて、相当遠くまで見えそうな望遠鏡を三脚で固定して、1時間30分の航海中ずうーとレンズを覗いてたよ。クジラは見えたのかな?肉眼では見つかりませんでした。
英語の挨拶は、ほっとする
今日の一番印象に残った事は、ケベック州からニューブランズウィック州に入って、また英語を話してくれるカナダ人になったこと。州をまたぐと表示は英語表示が上に、フランス語表示が下になったの。
お店の人も「ハロー」って言ってくれる!なんだか分からないけれど、ほっとしたんだよね。やっぱりフランス語圏にいたという事で緊張してたのかもね。
この州は英語とフランス語の二カ国語が公用語となってるので、たいていは英語が通じるみたい。でも、不思議だよね同じ国の中でこんなにも文化や言語が違うなんてね。
今日の景色はまた山々してきたの。高い山ではないんだけど、気持ちいいアップダウンがいいのです。海沿いもすごい気持ち良かったなぁ。完全に磯の香りがしてここは湖や川でなく海になってる。でも、水温が低いから泳いでいる人はいませんでしたね。
今日の宿は久しぶりにキャンプ場にしたの。なかなか景色が良くて目の前に海が広がってます。それに何が嬉しいって、ゴハンが食べられる事。今日もたくさん炊いて、ウインナーと梅干しでたーんといただきました!やっぱし米粒はうまいのぉ。
<NewBrusnwick> 宿泊:DAKHOUSIEのキャンプ場 走行:340km 天気:晴れ一時雨
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