エンジンからのカタカタ音が出始めたのでタペット調整しました・XR100
エンジンのタペット音も前回のツーリングからだいぶ気になり始めましたので調整しておきました。
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エンジンからのカタカタ音が大きい
エンジンからのカタカタ音がだいぶ大きくなりました。これはカブなどのエンジンでもお馴染みのタペット音です。
ロッカーアームでバルブを押しますが、その間の隙間が広くなってくるとカタカタ音が出てきます。
ホンダミニなどのエンジンはネジを回して調整出来るのはいいですが、クリアランスは狂いやすいので気になり始めたら調整する必要があります。
エンジンからのカタカタ音はこんな感じ。カタカタ音は正常でも聞こえるのですが、音が大きくなり耳につくようになります。
ヘッドカバーとジェネレーターカバーを外す
カブ系エンジンと違って、ホンダ縦型エンジンは外装を外してヘッドカバーを外して調整します。
圧縮上死点で調整をするため、ジェネレーターカバーも外して位置を合わせます。
カバーを外しました。サビサビですね。
圧縮上死点に合わせる
XR100の場合、Tマークを合わせマークに合わせます。サビで見えなかったので軽く磨いて見えるようにしまsた。
合わせマークがオイルクーラーがついていて分かりにくいのですが、シリンダー横の中央にあります。
その時、カムスプロケットの○マークが上に来ます。
タペットクリアランスを調整する
カブなどはタペット調整用の工具を使いたくなるみたいですが、XR100はスペースがあるのでレンチとラジオペンチでもやりにくくありません。
9mmレンチで緩めました。9mmレンチって他に頻度少ないので、持っていなければタペット調整用の工具を買ってもいいかもですね。
クリアランスの調整にはシックネスゲージ(シクネスゲージ)を使います。私のはエーモン製ですが、この製品はもうないみたいですね。
もし自分で次に買うなら、KTCのTG98かな。0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.1、0.15、0.2、0.3の9枚組です。トネのも安いしいいかもしれません。
XR100の冷間時のクリアランスは、IN側もEX側も0.05mmです。
真っ直ぐに引いて、少し重く感じるくらいに調整します。
上を押さえながらロックナットを締め付ければ終了です。
カバーを取り付けてエンジンを始動。まだ暖気がきちんと出来ていない状態ですが、明らかにタペット音が小さくなりました。
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