DIYで太陽光発電12〜モール工事とソーラーケーブルの配線
宅内にモールを取り付けてソーラーケーブルをハイブリッドインバーターまで持ってきました。
DCブレーカーに接続してインバーターにも配線、最後に屋上のケーブルを接続して発電した電気が室内へやってきました!
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モールを取り付ける
家の引き込み場所からハイブリッドインバーターまでモールを取り付けました。
モールに入れる線は電線ではなくケーブル線なので、保護管の役割となるので電線管でなくても大丈夫みたいです。
IV線などの電線だとモールに通すのはNGなので、電線管の工事をしないといけません。
(電線とはIV線などの芯線にビニールがまきついたもの、ケーブルは電線の外に外装(シース)がついているもの)
IV線でもアース線は通常は電気が流れないので、例外的に電線管を用いずに配線できるみたいです。
電線管の工事にはPF管や金属管などを使いますが、モールのように使えるメタルモールという商品もありました。
取り付ける部材についても知らない事が多すぎて・・・。
ブレーカーボックスの加工
太陽光パネルとバッテリーのブレーカーを入れる箱の電線を通すところに穴をあけました。
後々、バッテリーの線の穴はもっと大きく切り取らないと電線を取り付けられないことが発覚して加工しなおしましたが・・。
あとアース線を忘れてたので、取り付けてからもう一つ穴をあけました。
ハイブリッドインバーターの下にボックスを取り付けて配線をやりはじめました。
コードを余分に残しておきたくて
バッチリ決め込んだ長さの配線をしたいですが、場所を移動したり何か配線をいじる必要が出てくる可能性があります。
そのために少しケーブルを余らせておきたい・・と思いはじめ、箱の手前にアウトレットボックスを取り付けて収納場所にしました。
少しケーブルに余裕があるとなんとなく安心できますね。
末端をフェルール端子で加工
DCブレーカーは海外製なので、電線をはさんで締めるタイプです。
リョクエンのPV入力部分も同様の方法で電線を固定しました。
裸の電線ではうまくとまらないので、末端をフェルール端子で加工する必要がありました。
ということでフェルール端子と圧着工具をご購入。圧着工具は14sqも使えるものにしました。
ソーラーケーブルとハイブリッドインバーターへの接続ケーブルの末端処理をしていきます。
丁度良い長さに導線をむいてフェルール端子をかぶせます。
そしてガチャンと圧着。
こんな感じに端子がとりつけられました。
ブレーカーとインバーターへの配線
この時点では屋上でソーラーパネルの線と引き込み線の接続をしていないので電流は流れていません。
活線ではないので気を使わずにブレーカへ配線作業ができました。
そしてブレーカーからハイブリッドインバーターへも接続しました。
屋上のケーブル接続ボックスの交換
屋上でソーラーケーブルを接続する予定でボックスを取り付けていましたが、大きさが小さくで作業が厳しそうだったので交換しました。
穴の大きさが合わないのでホールソーで穴をあけて使える状態に加工していきました。
PF管接続用の穴は上下に2カ所、下側には小さめの水抜き穴もあけておきました。
このボックスだとフタ部分から抜けると思うので必要ないかもですが念のため。
PF管を接続しなおしました。ソーラーパネルのケーブルはどの配線がどれか分かるようにシールを貼ってあります。
宅内へ引き込む配線も番号を振ってあって分かるようになっています。
ボックス内で接続しました。これで電気室まで電気がいったかテスターで確認しました。
2系統とも同じくらいの値で199.?ボルトでした。
(テスターは下1桁の液晶がちゃんと表示されないし、接触等も今一歩なので買い換えたいなぁ)
アース線の接続
ハイブリッドインバーターへ接続するアース線を屋内から引き出したので、アウトレットボックス内で接続。
地上部分と屋上部分のアース線の接続は5.5sqまで使える差込形電線コネクタ を使いました。
屋上部分のボックス内のアース線の接続も同様に接続しました。
フタをして引き込み部分は完成です。
このままでも問題ないですが、黒い宅内引き込み部分のフタにコーキングしておくとより安心かも。
そういう細かい作業はしばらく様子をみて最後の最後でやるほうがいいですね。
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