DIY視点で選んだソーラーパネル購入時のお話
DIYで太陽光パネルを設置しましたが、太陽光パネルの選定には業者依頼時とは違った視点がありました。
業者に頼む時とは違ってどんな視点や注意点があったのか書いてみたいと思います。
これから太陽光パネルをDIY設置したい人の参考になれば幸いです。
もし業者に頼んだら、どんなソーラーパネルを選ぶ?
私がもし業者に頼むなら、電気使用量や屋根形状を考えて効率がよく劣化の遅い最新パネルを選定したいと考えると思います。
ブランドは、Qセルズ、カナディアン、長州産業など聞いた事があるブランドがいいと最初は思うかなとも考えそうです。
うちはガス併用住宅ですが、オール電化の家であれば、効率よく屋根に乗るものをなるべく多く乗せたいとかもきっと考えますね。
でも業者に頼むなら、パネルよりも業者選びの方が大切かなと思っています。
最終的にはちゃんと説明してもらって納得できるパネルを業者がオススメしてきたらそれでいいかなと。
パネルを個人で購入する前に分かったこと
1:個人購入の問題〜個人ではそもそも買えない製品も多い
DIYでソーラーパネルを設置する場合、ほとんどの人が個人での購入になると思います。
全負荷タイプで太陽光システムを設置する場合、発電量の多いパネルが何枚も必要になりますよね。
しかし色々考えてパネルを選定したとしても、個人でソーラーパネルを買えるお店は思ったよりも少ないんです。
制約があるものの、個人でも買えるアウトレットや業販専門のお店もありますが、人気最新パネルは買えない可能性があります。
2:作業性の問題〜DIYで安全に作業が可能?
ソーラーパネルの選定には、DIYでの作業性を考えた方がいいと思いました。
1人で作業するのか、2人で作業するのか、屋根への乗せ方はどうするのか、そんなことを考えて選ぶ必要がありました。
業者は人手や高機能な梯子などを持っており、保険をかけての作業になります。
しかしDIYでは、最低限のツールで安全確実な屋根作業をすることが大切になります。
自分の技量や体力で扱いきれる大きや重さなのかをよく考えて選ぶべきだと思いました。
3:運搬の問題〜トラックが必要になる場合が多い
作業時の大きさや重さもありますが、運搬時の大きさや重さの問題もありました。
大型のソーラーパネルを何枚も頼んだ場合の配送は、4t車で運ぶパレット積みが基本になります。
つまり4t車が停められる道路や敷地とフォークリフトが必要になってくるわけです。
それが出来ない場合は、運送会社の倉庫渡しが可能な業者を利用します。
その場合には、ソーラーパネルを積めるトラックが必要になってきます。
制約を考えながらソーラーパネルを選定する
さまざまな制約を考えながらパネルを選んで購入することになります。
私の場合ですが、ソーラーパネルの設置は1人で行うことにしました。
応援を呼ぶ事も考えましたが、保険なしで高所作業を誰かに頼むのも気がひけたからです
屋根へのソーラーパネルの搬入ルートは、室内の階段を通って屋上へ運ぶことにしました。
もし外からハシゴで屋根に上げるのであれば、安全を考えてDIYでのパネル設置はやめたと思います。
業者に頼むか、そもそもやめるか、費用や補助金などを考慮して結論を出したと思います。
幸い安全なルートで運べたのですが、屋上への出入口付近が狭めで、パネルが大きいと運搬が難しいと分かりました
当初は1枚あたりの出力を気にしてソーラーパネルを購入しようとしていましたが大きさの制約が出ました。
しかしよく考えると、出力の大きなソーラーパネルは重量も重めなので、1人での作業も難しいのではないかと考えました。
素人の屋根作業を考えると、パネル重量は軽めでサイズは小さいパネルが現実的だと思いなおしました。
何より無事に作業を終えて設置することがDIYでは一番大切ですからね。
施工での安全性やパ運搬を考えて、パネルサイズは軽トラックに乗る大きさ、重さは20kg以下のものを探し始めました。
出力にあまり拘らずにすんだのは屋根が広かったことやガス併用だったからです。
自力で設置が出来るものの屋根が狭いとか、地上に設置するのであれば、違ったパネルにしたと思います。
小さいパネルならリサイクル時も自力で撤去・運搬出来る可能性があるのもメリットに感じました。
設置する家や自分の力量を考えながら、良いと思うものを探すのもDIYの醍醐味ですよね。
DIYだからこそ費用はできる限り抑えたい
DIYでは設置失敗のリスクや、故障時のリスクも大きいため、ソーラーパネルは出来るだけ安い方がいいと考えました。
効率で長期間使用するより、短期間で元が取れる方が大切と感じたからです。
大きさや重量など条件にあうパネルは、ソーラーオフとヤフオクでメーカーはこだわらず探しました。
最終的にはヤフオクでじっくり探しLooopの270wパネルを購入。約6kW分で約12万5千円(送料含)でアウトレット品でした。
このパネルのサイズは、1724×765mmでサブパネルサイズ。解放電圧は24.75Vです。
電圧が低いので枚数が必要ですが、お値段と作業性が決め手になりました
Looopのパネルはどうだった?
Looopといえば一般的には新電力の会社として知られているでしょうか。
企業としては太陽光発電所の設置を請け負ったり、それに関するパネルなども売っています。
おそらくパネルは中国企業のOEMだと思いますが、Looopのパネルも悪くありませんでした。
ケーブルなども含めしっかりした作りで、1枚1枚パネルの出力チェックもしてあるようで、自社製品として品質を確認しているようです。
性能についても、晴天時はよく発電していますし、薄曇りでも思ったより発電しているので能力的にも満足しています
他メーカーの同じ大きさの最新パネルには1枚あたり30w多く出力するものもありますが、個人的にはまったく気になりませんでした。
大きなお値段の違いでちょっとした差があるよりは、初期費用が抑えられた方が有り難いです。
今の所トラブルもなく安定して発電してくれているので、今の所は選んで正解だったなと思っています。
費用と作業性のバランスを考える事が大切
DIY用でパネルを選ぶ場合は、その時に買えるパネルの中で費用と作業性のバランスを考えることが大切だと思いました。
DIYの場合は、家の造りや設置場所によって大きく考え方が変わると思います。
そもそもDIYで設置するのかということも考えてもらいつつ、パネル選びの一つの参考となればと思います。
太陽光発電の見積もりを取るなら
DIYでの設置は無理!補助金も使えるのでプロに頼みたい!と言う方は見積り一括サイトを使うの手もあります。
優良業者も多く登録しているので、何社か話を聞いて納得できた業者を選ぶ事ができます。
業者とやりとりは面倒ですが納得出来る業者を探すことが大切なので、相性の良い業者が見つかれば良ですよね。
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