エアコンの結露の原因がイレギュラーだった(CS-404XB2)
急にエアコンが結露するようになりました。一般的な原因ではなくこのエアコン独自の機構の故障が原因でした。
かなり適当な処置になりましたが、原因と処置を書いて行きたいと思います。
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エアコン(パナソニックCS-404XB2)が結露しました
エアコンが結露して水が垂れるようになりました。
機種はパナソニックの「CS-404XB2」。2004年製の古いものです。
すでに21年使っているので交換時期でもあるのですが、冷えは問題ないので原因を探ってみました。
エアコンの結露の一般的な原因は?
エアコンの結露の一般的な原因は下記と言われています。
・外に水を排出するドレンホースが詰まっている
・ドレンホースが逆勾配になっている
・ドレンパンとドレンホースをつなぐ部分がつまっている
・ドレンパンの破損(ヒビワレなど)
・熱交換器の汚れ
・エアコンが水平に設置されていない
一通り原因を確認するものの悪い部分は発見出来ず
まずドレンホースから水をきちんと排出しているかを疑いました。
綺麗な水が良い感じで出てきているので、おそらくドレンホースではなさそうでした。
次ぎにエアコンをバラシながらチェックしていきますが、結露の原因になるほどの汚れも見当たりません。
ドレンパンにはヌメリのある汚れがありましたが、水がたくさん溜まってしまうほどではありません。
ドレンホースにつながる部分も確認しましたが詰まりもなく綺麗でした。
原因はCS-404XB2特有の問題だった
原因はなんだろう?とアタマをひねっていて気づいた事がありました。
CS-404XB2という機種は、エアコンのフロントカバーが可動するんですが、それが動いていません!
この機種はフタが2層構造になっているんです。
エアコンを作動させると、下の写真のように上のカバーが稼働してフタが自動で開きます。
しかしエアコン作動中もこの上のフタが閉まったままになっていました。
結露しているエアコン運転時の写真を見てもフタが開いていません。
結露している部分の裏側にはドレンパンがあります。
通常なら少量のドレンパンの水はエアコンの風によって空気中放出されますが、空気が抜けないことで結露したのだと思いました。
CS-404XB2と同時代の同じ機構を持つエアコンは、原因にフタの稼働がしていないという可能性があるかもしれません。
修理は簡易にすませました
フタの可動部分は壊れていなかったので、おそらくモーターがダメになったか、ギアがうまく噛んでないかが原因だと思います。
がんばって直してもなぁという年式なので、修理は簡易に済ますことにしました。
フタを全開にしておけばいいだけなので、適当にダンボールでつっかえ棒を作ってフタを開放しました。
数日稼働させましたが結露はなくなりましたのでOK!
もう21年目のエアコンなのでどこか故障したら交換ですが、もう少しがんばってもらいましょう!
エアコンの修理をプロに頼みたい人は
エアコンガス漏れなどの修理はエアコン修理のプロに頼むという選択肢もあります。くらしのマーケットはエアコン修理業者も多く登録しており、比較しながら探すことが出来ます。
メーカー修理がいい場合も多いですが、古いエアコンを見てくれたりリーズナブルにすむ場合もあるので、プロへの依頼を検討してみるのもいいかもしれませんね。
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