DIYでオフグリッド1〜DIYでのハードルとソーラーパネルの購入
自宅にソーラーパネルを導入することにしました。
オフグリッド計画となっていますが、完全にオフグリッドを目指してはいません。
それなりの電気を自家消費しつつ、足りない部分は通常の商用電源を利用していく予定です。
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DIYで出来そうなメドがついたソーラー発電計画
自宅の屋根が広いので、ソーラーパネルを乗せたらかなり電気代がお得になりそうだよなぁと思っていました。
そう思いながら20年・・・、補助金が出た時期があったり、一括発注を自治体がとりまとめてた事もありました。
なんんだかんだで工事費が高い事や売電価格の低下などで二の足を踏みました。
そのうちに使い勝手の良さそうな機器が登場したり、参考に出来るYoutubeの事例も多く配信されました。
年齢的にも今がチャンスなのかも・・・と思いはじめ、DIY工事のメドもつきました。
ハードルは色々ありますが、電気料金や防災面でメリットも大きいので、地道にやっていこうと思っています。
DIY工事のメリット
DIYでソーラー発電の工事をする一番のメリットは費用面です。難易度と費用が高すぎて手を出しにくいことがデメリットでしょうか。
当たり前ですが、費用をかければかけるほど電気代で元を取るのが難しくなります。
業者に頼む費用より安く工事を終えられれば、電気料金や設置する設備にもよりますが5年〜10年程度で元を取ることも可能かもしれません。
DIY工事のハードル
費用を抑えられるDIY工事ですが、ソーラーパネルの設置はかなりハードルが高いです。
自分も検討しはじめたのは随分と前なのですが、費用もかかりリスクもあるので手を出さずにいました。
ハードルが高いなぁと思った所を少し書き出すと・・・。
第二種電気工事士の免状が必要
資格がなくても30V未満の電気工事はできますが、30V以上を扱いますし、分電盤などもいじる必要があります。
→第二種電気工事士の資格を取りました。
資材の重量や配送の問題
屋根にのせるソーラーパネルは大きく宅急便などで配送が出来ません。4t車の配送だったり、運送会社へ取りに行く必要があります。
パレットと呼ばれる代に乗せられフォークリフトで運ぶ事が一般的なので、大型のソーラーパネルを運ぶにはトラックが必要なのです。
→軽トラに乗るサイズ・重量のものを買う事にしました。
バッテリーも容量や電圧だけで選んでしまうと一人では運べない重さになります。もちろん宅急便は使えません。
→一人で運びやすい重量の12Vのバッテリーを4つ使用することにしました。
ソーラーパネルを屋根にのせるには危険が伴う
工事で一番大変なのはソーラーパネルを屋根に乗せることだと思います。
固定方法も悩ましいはずで、うちの場合は屋根に穴を開けずに金具で固定できました。
穴を開けるならソーラー自体をやめていたと思います。それをクリアしてもDIYでの設置は危険が伴います。
幸いうちは傾斜が少ない屋根なので自分で出来そうと思いましたが、危険度が高い場合は設置だけ頼むのもありだと思います。
ソーラーをのせるだけの工事をしてくれる業者を探すのは大変かもしれませんが・・・。
→安全帯などの装備をして落下にも注意しながら作業する。
費用がかかるので最初の一歩を踏みだしにくい
キャンピングカーの規模だと手を出しやすいですが、自宅の設備となると費用も工事も大変なので少し勇気がいりますね。
もし上手くいかなかった時の事を考えると、やらない方がいいのでは?思ってしまいました。
踏ん切りがついたのは、設置する機械が色々と登場してやりやすくなったからでもありますが、その時はその時!と思えるようになったからかも。
→電気料が安くなるのを夢みて踏み出しました。
廃棄の問題
今の所、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーやソーラーパネルは気軽に捨てられない地域が多いです。
もし設備が必要がなくなったときにそれなりに廃棄の手間がかかるということです。
地域での廃棄ルールが整えば問題なくなりますが、産業廃棄物業者に電話しまくる必要があるかもしれません。
バッテリーなど自社でリサイクルしてくれるメーカーがあるのであれば、そういう視点でメーカー選びも大切だと思います。
→一人で運べる程度のものにしておくと、持ち込み廃棄がしやすくなりそうです。
ソーラーパネルを買いに埼玉まで行ってきた
ソーラー発電の工事では、ソーラーパネル、ハイブリッドインバーター、バッテリー、電線、工具が必要になります。
その中で一番費用を削れそうなのがソーラーパネルでした。
色々なパネルから選べてお値打ちなソーラーオフが有名ですが、ECサイトやヤフオクを探すとリーズナブルに新品が買える場合があります。
お値打ちなものは品物と枚数が決まっている場合が多いのでタイミング次第なのですが、ここ1年くらい色々と見て探していました。
何度か良いかもと思ったものはあったのですが今回やっと踏ん切って購入!埼玉まで取りにいってきました。
余談ですが、横浜から受け取りに行ける場所としては、埼玉の方に倉庫がある場合が多い気がしました。
購入したパネル全部で300〜350kgの間になるので、軽トラの空気圧を積載用の空気圧にして出発。
倉庫でフォークリフトで軽トラに乗せてもらって受け取りは終了です。
ソーラーパネルのサイズは軽トラに乗せる事が出来るサイズで、枚数もちょうど欲しいくらいの枚数でした。
最近は400W以上のパネルが普通になりましたが、270Wの発電量なのでその分枚数が必要です。
しかし前述の通り、配送時や廃棄時の運搬面で軽トラに乗るサイズの方がDIY的にはいいかなと思いました。
自宅に運んで梱包を解いてDIY倉庫に格納しましたが、1枚の重さが15kg以下なので1人で作業しやすいのも良かったです。
ソーラーパネルの一部をチェックしてみましたが電圧は出ていました。
北側の日陰でチェックしましたが、電圧は光がある程度当たれば所定の電圧あたりまで上がるんですね。
あとは光の当たり方で電流がどのくらい流れるかということみたいです。
このパネルに合わせて繋ぎ方など構成を考えて配線図を書いてみました。
パネルは9枚直列を2セット作って、それをPV1、PV2の2系統のライン入力から入れることになりそうです。
その他に電流に合わせてブレーカーや電線の太さなども検討しましたが、間違いがないか確認しながら進めたいと思います。
現在はパネル設置の金物、端部と中間部を1つづつ取り寄せています。
この金物は個数が必要で金額がかさむので、屋根とパネルにフィットするのを確認してから必要個数を発注する予定です。
パネル設置に時間にとても時間がかかると思うので、引き続き勉強しながらやっていきたいです。
太陽光発電の見積もりを取るなら
DIYでの設置は無理!補助金も使えるのでプロに頼みたい!と言う方は見積り一括サイトを使うの手もあります。
優良業者も多く登録しているので、何社か話を聞いて納得できた業者を選ぶ事ができます。
業者とやりとりは面倒ですが納得出来る業者を探すことが大切なので、相性の良い業者が見つかれば良ですよね。
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