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<TRIPOO!! 〜バイク・自転車・釣り日記〜>バイク(KLR650・XR100)、自転車(Vigore)、釣り、DIYなど趣味の日記

D種接地工事

ソーラーパネルやハイブリッドインバーターを接続するための接地工事をしました。

電気工事士の時は数字を丸暗記だったのでピンと来ていませんでしたが、やってみるとああナルホドとなりました。

接地工事には接地抵抗計が必需品

接地工事には電気工事士の資格がいりますが、ちゃんとした接地抵抗計も必要です。

アース棒を埋めて、アース線をつなげば出来上がりというわけではありません。

せっかくアース棒をつけても接地抵抗が大きいと漏電した電気が逃げづらくなり接地の意味を持ちません。

安価なものがないという接地抵抗計・・・DIYでは使用頻度がないので買うのがもったいない機器で予想外の出費になりました・・・。

今後の使用予定はありませんが、精密測定と簡易測定が出来る共立製のアナログのものを買いました。

電気工事士の知り合いがいて借りれれば良かったんですけどねぇ・・・。

接地抵抗計

 

分電盤のアースにつなぐのはあり?

接地抵抗計が高価なので分電盤のアースにつなぐことも考えました。

ネットでいろいろ見ているとパネルやパワコンは接地工事したほうがよさそうでした。

メーカーのパワコンの説明書を見てみると、分電盤と分けて大地へ設置するメーカー、分電盤へつなぐメーカーの両方ありました。

分電盤まで距離がある場合は、なるべく近い場所で設置するというメーカーもありました。これは理に適ってますね。

でも分電盤の方のブレーカーが落ちる事例もあるそうなので、使用機種にもよるのかもしれません(分かりません)。

個人的には、接地抵抗計がないなら分電盤へつなぐ方が安全、出来るなら分けた方がいいみたいな感じなのかなぁ?と思いました。

私は接地工事してみることにしました。分電盤のアース端子に余裕もなかったし、接地工事もやってみたかったので。

分電盤

 

アース棒の購入

アース棒は直径10mmで・長さ500mmのものにしました。

アース棒

そして後から直径7mmで・長さ500mmのものを買い足しました。

アース棒

アース棒を地中に埋める

接地棒を埋める穴の深さは75cmくらいだそうです。

深さのことは電気工事士の試験には出なかったのですが、地中深くへ埋めることで接地抵抗が減るそうです。

実際に地表付近で軽くさして接地抵抗を計ったら思ったよりも数値が大きかったです。

D種設置工事

穴を掘ったらハンマーで打ち込んで行きます。

D種設置工事

やりにくかったのでバイクのシャフトを抜く時に使っている工具の上から叩いてみました。

そしたら接地棒とソケット用の穴がピッタリで抜けなくなりましたww 取るのに難儀しましたww

D種設置工事

勝手に力がいるのかなぁと思ってましたが、サビたバイクのシャフトを抜くよりは全然ラクですね。スルスル入っていきました。

ちょっと土が落ちて見えてないですが埋め終わりました。

D種設置工事

 

接地抵抗を計る

接地工事の中のD種接地工事をしますが、接地抵抗計で接地抵抗を計るには2通りの方法があります。

1つは精密測定で、電気工事士の試験にも出るもの。もう一つは簡易測定でアースと中性線で簡易的に測定するものです。

精密測定は一直線上に5~10mごとに補助接地局2つを土に刺さないと行けません。

10〜20mの範囲に土がないといけないので、田舎でないと出来ない場合が多そうですし、マンションも無理です。

そういう場合は簡易測定で計測するみたいです。

私の家は直線上に土の部分があったので精密測定をしてみることにしました。

接地抵抗の精密測定

テスターで計ると115Ωでした。けっこういい感じでした。

D種接地工事の場合は100Ω以下が基本ですが、0.5秒以内に電気をとめる漏電遮断機でがついていれば500ΩでもOK。

でも漏電遮断機は取り付けますが、なんとなく100Ω以下に下げたい・・・。あと少しだし。

接地抵抗:D種設置工事

接地抵抗を下げるには、アース棒を2つ以上をつなぐという方法がありました。

ということで、アース棒をもう一本買ってしまったわけです。今度は7mmのものにしました。

本来は埋めた深さの倍の距離を置いて打ち込むと効果が高いそうですが、あと少しなので同じ場所へ。

配線をつなげて計ってみると・・・

D種設置工事

85Ω。おおー。ほんとに下がった!ちょっと感動。

初めての作業で実験的だったので楽しめました。

接地抵抗:D種設置工事

土の中でスリーブで圧着して5.5sqの線を引き出しました。

土の中へPF管が伸びていますが、緑の線を出したくなかったのと、下に何かあるよの目印にもなるかなと思い。

北側だったら気にならないのですが、植木を植えたりする庭なので手を加えておきました。

アース線

 

簡易測定もやってみました

後日談になるのですが、屋内にアース線を引きこんで簡易測定もやってみました。

これでちゃんとした数値が出ていればアースは問題ありません。

まずコンセントのN側(設置側)を探ります。このコンセントは右側がL(非接地側0V)、左側がN(接地側100V)です。

電気工事士の資格を取る前は知らなかったですが、ACでも極性みたいのがあります。

LとNをチェック

簡易測定では非接地側とアース線で接地抵抗を測定します。

接地抵抗の簡易測定

やってみました。93Ωくらいでしょうか。100Ωを切っているのでバッチリでした!(写真撮れずに足でボタン押しててすみませんw)

接地抵抗の簡易測定

 

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