RX100の全画素超解像ズームを試してみる
最近のソニーのコンデジには、光学ズームと画質劣化のあるデジタルズームの間に全画素超解像ズームという機能がついているものがあります。
私の使っているRX-100にもその機能がついているのを最近知ったので使ってみることにしました!
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全画素超解像技術を利用した全画素超解像ズーム
RAWデータだと光学3.6倍しか使えませんが、20Mで撮影すると7.2倍まで10Mで撮影すると10倍まで5Mで撮影すると14倍まで画質の劣化が少なくズームできるようです。
デジタルズームは劣化が激しいので使用しないとしても、全画素超解像ズームの14倍ってどんな写りなのか、ちょっと興味を持ちました。
全画素超解像ズームのうんちくでは・・・
『「全画素超解像技術」を利用して、写真を構成しているすべての画素を解析し、解像感を保ったまま拡大します。』とあります。
でも、いろいろ読んだり考えたりしてみると、画素数を下げないとさらなる拡大が出来ないので、大雑把に言えばトリミングしているみたいなもの的な?わかりませんが。
もちろん、画素を解析し劣化が少ないような技術が使われているのでしょうが、実際撮った感じはどうなのよ?使えるの?と思い、通勤路の川で試し撮りです。
全画素超解像ズームで試し撮りの結果
トリミングなしで載せています。
まずはRAWで撮った3.6倍のズーム
20Mの7.2倍。
10Mの10倍。
5Mの14倍。
個人的な感想ですが・・・・
縮小してあるのでわかりにくいですが、確かに劣化はしていないかも。10倍くらいまでは比較的きめ細かい感じだけど、14倍になると荒さが見えてきますね。
劣化という意味ではなく、モロに10倍をトリミングして14倍のにした感じです。
パキっとした写真ではなくあまーい感じなのでレンズの問題もあるんでしょうけど、、使うとしても、見た目的には10倍くらいまでがいいかなぁと思います。
たとえばWEBに載せたい時なんかは、それをトリミングすればいいじゃない?と言う気がしますね。
全画素超解像ズーム使ってみて気になった所
それからこの全画素超解像ズームにはあ、ピントエリアががっつり広くなって、いったいピントがどこに合ってるか分かりません!たぶん明るいところでしか使えない気がします。
そして液晶見ながら300mm以上のレンズで撮るってのかなり難しいですね。ピント問題も含めて、望遠が使えるからと言って運動会とかはちょっと無理ですね。
これで撮るなら、20Mでとって後で自分でトリミングの方が幸せそうです・・・。
とはいえ、編集なしに遠くのものを大きめに撮りたい人は、このサイズのカメラでここまでいけるので、全画素超解像ズームを入にしておいてもいいかもしれません。私は・・・3.6倍でいいかな^^;
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