初夏の巾着田を歩く
初夏の巾着田を歩いてきました。彼岸花の群生地で知られる場所なので盆あたりも歩いて見たい場所ですが、初夏の爽やかな緑もなかなか気持ち良かったです。
緑の中を歩ける道も良かったし、ドレミファ橋やあいあい橋も本当に良かったです!今回も写真多めで紹介したいと思います!
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BBQ自粛で静かだった巾着田の河原
埼玉県日高市の巾着田(きんちゃくだ)は、彼岸花の群生地として有名です。彼岸花の時期は本当に渋滞がすごいらしいのですが、初夏はとっても空いていました。
河原でBBQが出来る所なので混んでいるかと思ったのですが、コロナでBBQや大人数での飲食も自粛要請中。そのおかげで静かで良かったです。
ちらほらとサンシェードはありましたが、騒いでいる人もおらず河原も子供達が遊んでいるだけ!
うわ〜っというほど人がいて騒いでいるより、のどかな雰囲気の方が断然いいですね!
菜の花やコスモスでも有名な巾着田
巾着田で一番有名なのは彼岸花ですが、菜の花畑やコスモス畑もよく知られているんです。
菜の花は3月も咲いていますが、桜とのコラボもあるので4月上旬が見頃でしょうか コスモスは9月上旬〜10月上旬が見頃です。
この時期は何もなかったですけど、この畑一帯が花で咲き乱れていたら本当に綺麗でしょうね!
自転車・バイク進入禁止の遊歩道
さて巾着田の遊歩道へ入ってみます。門のような看板をくぐっていきますが・・・・。
看板の下には禁止事項がいっぱい書かれています。キャンプ禁止、ゴミ持ち帰り、自転車・バイク進入禁止・・・。
さすがにバイクで入る人なんているのかな?と思いましたが、ここまで目立つように書かないと守らない人がいるんでしょうね。
見た目的には今一歩すぎ。みんながルールを守っていれば、少し控えめな注意書きですむのでしょうけれどねぇ・・・。
緑の中の小道が心地良い
巾着田は高麗川の蛇行が、きんちゃくに似て いるので巾着田と呼ばれるようになりました。そのU字型の巾着田の中には散歩道が通っています。
観光や散策目的の人も歩いていますが、緑や木漏れ日がとても綺麗なので、地元の人の散歩コースにもなっていますね。
林の中は緑におおわれているので、思いのほか涼しかったのも良かったです。
まるで水面に立っているよう!木道のようなドレミファ橋
飯能市にもドレミファ橋がありますが、日高市にもドレミファ橋があります。かつては飛び石状の橋だったので、ドレミファ橋と名付けられたそうです。飯能の方は飛び石状ですね。
飛び石状の橋に変わって2010年(平成22年)に新たに架けられたのは川にかかる木道のような橋。これはこれでちょっとワクワクする橋ですね!
ドレミファ橋を渡ってみると、ぼ水面の高さから眺める川の風景がとてもいい!まるで川に入っているかのような気分で臨場感がたまりませんでした!
反対側から見たドレミファ橋。川と緑にマッチしたいい橋ですね!
彼岸花群生地の巾着田
彼岸花で知られる巾着田ですが、洪水などで上流から流れてきた球根が自生して群生しらのですね。けっこう広い範囲で咲くようなので、やはり一度は見に来てみたいですね。
クルマだとはまりそうなので、遠くにクルマをとめて自転車で来るのがいいんですかね?
将軍標をモチーフにしたオブジェ
巾着田近くの高麗駅には「天下大将軍」「地下女将軍」と書かれたトーテムポールのような将軍標があります。
かつて朝鮮半島から中国にかけてあった高句麗が滅んだ時、逃げ延びた高句麗人が日高市に住み着いたという歴史があるからだそうです。
その将軍標をモチーフにしたオブジェが巾着田にもありました。
いきなり出てくるこの顔のオブジェ、調べるまでなんだか分かりませんでしたよ!
曲線を多用した凝りに凝った造りのあいあい橋
遊歩道を歩いて行くと、川にかかる木造の橋が見えてきました。
この橋がなんとも凝っている!あらゆる部分に曲線を使っていて、セクシーというか・・・言い方が悪いですがエロいです!
木だけでなくワイヤーも駆使しており本当に凝っている。金具でつないであるのでスタイリッシュにも見えますね。
デザイン的な事だけでなく、ボルト止めにななので木材がいたんだ時も交換しやすく、長い木材が必要ないので材料を手に入れやすい利点もあるのかもしれませんね。
この凝った造りはアーチを描いていますが、よく見ると木材でトラス構造になっています。三角形がたくさんある構造なのが分かるでしょうか。
後で調べてみると、全長91.2m で木造トラス橋としては日本最長級らしいです。いやーそれにしても曲線がエロい・・(褒め言葉です)。
真下からもじっくりと眺めます。もうな何が何だか分かりませんね(笑)作った職人さんも大変だったでしょうね。
クビレのある「あいあい橋」を渡ってみる
さきほどの橋を渡ってみます。あいあいはしと書いてあると所もワイヤーが多用してありとてもお洒落。
1996年(平成8年)に架けられた橋で、彩の国景観賞を受賞しています。設計者は(株)マエダ。欄干もこれでもかと言うほど凝っていますね。
橋も途中でクビレができていてなんとも言えない景観です。なんでこんなに凝っているの?と思ったら、ふるさと創世資金の1億円で作られたのですね。
クビレのエロさはこちらの方が分かるでしょうか。職人は大変だったでしょうが、設計者は楽しかったのではないのかなぁ!
そんなあいあい橋の上から眺めた風景です。高麗川や集落がのどかでいいですね。
橋を渡ると民族資料館もあります(入口は反対側)時間があれば寄ってみてもいいかもですね。
民俗資料館側からはこんな感じでクビレが見えないので普通の橋に見えますね。橋を渡って元来た所へ戻りました。
馬が見れた佐島牧場
巾着田の出口のあたりには佐島牧場があります。観光牧場ではないので見学するような所ではありませんが。
裏手には馬が何頭か草を食べていました。こちらも近くで見れるわけではないのですけどね。
小川でアオハダトンボを観察
佐島牧場の前の小川にアオハダトンボが飛んでいました。このトンボ私の家の近所では見ないので見れて嬉しかったです!青い方がオスで、黒っぽい方がメスですね。
初夏の巾着田もまた良いものでした!緑も綺麗でしたが、「ドレミファ橋」と「あいあい橋」は必見ですね。でも今度は花の時期に行ってみたいかも!
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この付近には素晴らしい観光スポットがありますので、他も色々回ってみてくださいね!
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巾着田の場所はこちらです
きんちゃくのような地形から名前が付いた巾着だですが、地図を見てもその独特な形が分かりますよね!
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こんにちは。
この冬に巾着田から高麗峠を歩いて飯能まで行きました。
巾着田いいところですよね。彼岸花のシーズンは人が多いようですか、それ以外は静かな場所みたいですし。
確かにあの注意書き連発は景観壊してますけど、一時期無法者がテント張ったりオフロードバイクで走り回ったり酷かったようですよ(汗)。
飯能駅近くの飯能河原も良い雰囲気ですが、こちらは人が多すぎて落ち着きません。巾着田付近は対照的に静かですよね♪
最近親子で低山歩きをよくするようになりましたが、ガキちゃんがすっかり山ガールになっていることを8氏から教えてもらい、その行動力に脱帽なのです!!
こんにちは!
巾着田から少し山にはいって歩きたいと思っていたのですが、時間もなくなりあの辺だけまわって終了になりました。
とても静かで本当に良かったです。かつての姿は知りませんが、あそこにオフロードバイクではいるのはさすがにマズいですね・・・。
飯能河原も予約制になって随分変わったみたいですが、以前の飯能河原よりこちらのほうが景観も含めてよいですね!