子供と走る「しまなみ自転車旅」<2日目・尾道→身近島>
子供と走る「しまなみ自転車旅」2日目の様子です。尾道から見近島のキャンプ場までを走りました。
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息子との自転車二人旅が尾道から始まった!<尾道>
駐車場にクルマを停め、自転車を組み立てて荷物を載せる。準備はすぐに出来たが、息子が車酔いしたらしくしばらく休憩。その間に自転車を乗せた車がどんどんやってきて、自転車を組み立てしまなみに旅立っていく。
なかなか車酔いが直らなかったが、駐車場に到着して1時間半ほど立ち、息子の体調が戻ったところでいよいよ出発となった!
駐車場からすぐの渡船乗り場へ向けて走りはじめる。ほぼ二人分の荷物とキャンプ道具を積んでいるので自転車が重い!
碧い海がサイクリストをお出迎え<向島〜因島大橋>
さすがにGW、渡船で向島に渡る自転車がとても多い。レンタサイクルで楽しむ人、ロードで走破する人、小径車でトレーラーを引いている人もいる。
島へ渡り、道路に青い線のペイントされたしまなみのコースを走り始める。町中を走り海岸線へ抜けると、碧い海と綺麗な空がお出迎え!この素晴らしい景色の中を、息子と二人で走っているなんて、なんとなくまだ信じられない。
道路には今治まで72kmの表示。自転車に乗り慣れた人なら1日で走れる距離だが、息子とのんびり1泊しながら走りきる予定だ。
最初の橋・因島大橋へと向かう道。自転車と原付が通ることが出来る。海から橋までは高さがあるので上り坂だ。
因島大橋は、高速道路の下側を走る。この橋は左右に金網があるのが少し残念だが、眼下の海の色は本当に素敵な色をしていた。
太陽の下でイカ焼きを食べながら<因島大橋〜因島〜生口橋>
因島大橋を渡った坂の下の広場でイベントをやっていた。見て回った屋台の中では、イカ焼きが特に美味しそうに見えた。息子も「イカが美味しそう。食べたい。」と同意見。
柑橘系の大福を食べるはずだったが、イカにしよう!ふりそそぐ日差しの中で食べるイカ焼き。その開放感がたまらなく幸せ。
イカを食べてしばらく走ると生口橋が見えてきた。
一度橋の下をくぐって、先で折り返して橋までの坂道を上っていく。
因島大橋とは違って金網がないので、橋の上からの気色が素晴らしい!橋の上は高速道路なため、車だと停車することは出来ない。この景色は、自転車か原付でないと楽しめないのだ。
ご飯はちゃんとお店で食べたい<生口橋〜生口島〜多々羅大橋>
南国ムードの道路を走ってたどり着くのが瀨戸田の町。ここは観光ポイントも多い。
まずは瀬戸田の中心部に入る前にジェラート専門店ドルチェでジェラートを食べた。
そして瀬戸田の町の中心部へ。ここでご飯を食べ逃すとお店が減る。自分達の走るペースを考えるとコンビニご飯になりかねない。いくつか調べておいたお店の一つに並んでタコ飯を食べた。せっかく来たのだから、どこでも食べれるコンビニご飯だけは避けたい。
名物のタコ飯はなかなか美味しかった。小さい頃に比べれば、いろいろなものを食べられるようになったから、お店選びもラクになった。
ご飯を食べた後、ビーチも少し見学。夕日が綺麗なビーチらしい。時間までにキャンプ場へたどり着かないといけないので先へ進んだ。
多々良大橋が見えてきて、再び海から橋までの上り坂。車も来ないし、のんびり海を見ながら、進んで行くのが心地いい。
上り坂の途中で見た多々良大橋。この橋が広島と愛媛の県境になっているので、渡れば愛媛県に入ることになる。
多々良大橋の上から眺めた海と瀬戸内の島々。海が本当にいい!
サイクリストの聖地<多々羅大橋〜大三島〜大三島橋>
車の混雑が激しい多々羅しまなみ公園へ。そこにあったサイクリストの聖地の碑を見て思う。
サイクリストの聖地というコトバはちょっと恥ずかしくもあるが、間違いなくここはサイクリングの聖地の一つだろうなとは思った。
比較的平坦で、距離もほどよく、ルートをはずれると素朴な一面を見ることもでき、初心者から上級者まで楽しめるサイクリングを気楽に楽しめる。
橋の上の自転車や原付の専用道からの風景だけをみても、クルマでは感じられない特別な楽しみがそこにある。
海沿いを走り大三島橋へ。今までとは趣が違うアーチ型の橋。島と島との距離も短めなので、小さめな橋だった。
再び海から橋までの坂を上って大三島橋を渡り、伯方島へ。
ごはん調達はコンビニで<大三島橋〜伯方島〜伯方橋・大島大橋〜身近島>
今日のキャンプ地の一歩手前の伯方島にはいった。ここで夜のキャンプの食材を調達しなければいけない。
道の駅で伯方の塩ソフトを食べることはすっかり忘れ、何か夜の食材にいいものはないだろうか?と道の駅で売っている品物を物色をはじめる。なにも・・・ない・・・・。
スーパーは自転車で行けないこともないのだけど微妙に遠いので、道の駅前のコンビニでご飯調達決定。
コンビニで夕飯を買い、見近島のキャンプ場へ行く伯方橋の上では空と海がとても綺麗だった。キャンプ場には丁度いい時間に着きそうだ。
原チャリツーリストの聖地<身近島キャンプ場>
伯方・大島大橋の途中に無人島の身近島へ降りる道があり、島へ下ればそこはもうキャンプ場。ここは、原付、自転車、歩行者しか通れない道からしかアクセス出来ないため、クルマで乗り付けるファミリーキャンパーは皆無。小さなテントしかない旅人のためのキャンプ場。
しまなみ海道はサイクリストの聖地だと思うが、このキャンプ場はどちらかというと原チャリで旅する人の聖地。端っこの落ち着く場所はすでにいっぱいだったので、適当な所にテントを張る。
原チャリが多いけれど、自転車も10台くらいた。その中で行きの渡船で見たトレーラーを引く小径車の方としばらく話す。こういう旅人同士の会話があちこちで行われている。
夜ご飯はコンビニで買い出ししたカップラーメン。おつまみは定番の塩ゆで枝豆とウインナー焼き。
暗くなったら焚き火。直火が出来るか心配だったので、夜の時間のお供に焚き火台は持ってきた。
テントの位置にもよるが、ほとんどの場所が芝生のなので焚き火台は持ってきて良かった。
息子の薪をくべる姿を見ながらビールを飲む。ほんとうに夢みたいな時間が過ぎていく。
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