50代から取得する第二種電気工事士資格〜筆記試験の勉強方法
なんとなく欲しかった第二種電気工事士の資格を取ろうと思って試験に申し込み、先日まず筆記試験を受けてきました。
第二種電気工事士の資格は今の仕事とはまったく関係ないのですが、DIY好きとしては自宅の電気をイジれるようになるのがいいかなぁと。
そして勉強自体がボケ防止になるかもなぁと(笑)。資格のいらない仕事をずっとしてきたので、国家資格への憧れもありました(笑)
今回は筆記試験対策としてどんな風に勉強したのかなどを書いてみたいと思います!
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第二種電気工事士って何が出来るの?
第二種電気工事士の資格を取ると、一般住宅や店舗などの600ボルト以下で受電する設備の工事に従事できます。
もちろん資格を取っただけで実務がこなせるようになるわけではないですが、若い人であれば食いっぱぐれない資格の一つでもありますよね。
資格を持っていると、具体的には住宅の電気の配線を行ったり、エアコンの設置などの電気工事が出来るようになります。
50代的には仕事に結びつけるというよりは、自宅の電気工事を行う事が出来るようになるのがメリットくらいなんですけどね(笑)
LEDバイパス工事が自分でできたり、コンセントを増設したり、配電盤いじって200Vに変更してコンセントを変えるなんてことも出来るようになります。
第二種電気工事士の筆記試験の勉強方法は?
自分で勉強する他、講習などに通う選択もあります。基本的に自分に合う勉強方法でいいと思います。
第二種電気工事士の試験は筆記と技能がありますが、筆記は科目ごとに基準点を取る必要がなく全体で60点以上取ればOKです。
勉強すれば受かりやすく合格率も高い試験なので、私は自力で勉強することにしました。
過去問で自分の実力を知る
私はまず最初にWEBで過去問で問題を解いてみることにしました。いったいどんな問題が出るのか見当もつかなかったからです。
当たり前ですが、何もしないで点を取れるほど甘くはありません!結果は愕然とするものでした(笑)
ある程度分かる部分があったり、まったく分からないことがあったり、大雑把な立ち位置が分かって良かったです。
第二種電気工事士の過去問は、工具のHOZANがまとめてくれていますので、まずは1回やってみましょう!
本で広く色々な知識を頭にいれる
私の場合、道具や記号などはなんとなく馴染みがあったので少しやればすぐに覚えられそうでした。
しかし同時に全く見たこともない道具や器具も問題に出てきました。
最初は学習用の無料アプリだけでなんとかしようと思っていましたが、一通り道具や器具を見たいと思って本を買いました。
ネットでいちいち検索すると時間がかかるので、流し読みするような使い方は本がやっぱりいいですね。
ペラペラめくって道具や器具などの知識が一通り手に入るので、ざっくりした知識を頭に入れるのにオススメです。
ちなみに公式を使った計算問題や複線図を書く問題は、アプリや過去問解説動画の方が分かりやすいです。
ざっくり読んだら分からない事があってもアプリや過去問に移行するのがいいと思います。
スマホやタブレットのアプリで問題を解く
本でざっくりした知識を入れたら、アプリでヒマな時間に問題を解くようにしました。
スマホアプリはベッドの上で寝る前や電車の中で問題を解いたりできるので便利です。
計算問題や複線図の問題は過去問の動画解説が分かりやすいので、主に道具や記号などの紙を使わずにすむものを中心にやっていきました。
アプリは、下の画像の2種類を使ってみました。
問題的にはどちらも同じようなものが出てきますが、私は下のオレンジ色の方を使っていました。
最初に広告が大きく出ますが、上のものよりも文字が大きくて読みやすかったです。正誤が分かりやすいのも良かったです。
最後の数週間は過去問を中心に
すでにアプリで計算などが必要ないものはそれなりに解けるようになった後、最後はWEBの過去問を5年分を解いていきました。
ホーザンという工具メーカーの作っている過去問の出来が素晴らしく、テスト後に不正解のリンクからYoutubeの解説へ飛ぶことが出来るんです。
そのYoutubeの解説が素晴らしく分かりやすいので、最後の方はずっとコレをやってましたね。
ぶっちゃけここまで良い解説が聞けるのは、自宅で講習会に参加しているようなものです。
何度か過去問をやって80点以上がコンスタントに取れるようになれば、本番で見た事がない問題があってもミスって合格点は行くと思います。
50代的には、だいたい同じ問題でミスって、次に覚えていなくてまたミスって・・・、年齢を感じる時でもありますが(笑)
筆記試験のマークシートとCBTどちらで受験する?
年に2回ある第二種電気工事士の試験は、筆記方式とCBT方式のどちらかで試験を受けることが出来ます。
筆記方式と呼ばれる通常の筆記試験は問題用紙とマークシートを使った試験で、CBT方式は指定会場のパソコンで試験を行う方式です。
どちらもメリットとデメリットがあります。私はCBT方式で受験しました。こちらの方が圧倒的にメリットが大きいと感じたからです。
私の受験したCBT方式を簡単に説明すると・・・
CBT方式のメリット1〜自由に試験日や場所を選べる
CBT方式のメリットは、試験日時が指定の範囲から自由に選択出来ることです。通常の筆記は週末に行われますが、週末でも平日でも受験が可能です。
受験地も自分が行きやすい場所を選べるのもメリットです。また、受験日や受験地を後から変更することができます。
CBT方式のメリット2〜合格がすぐ分かり技能試験までに余裕ができる
試験当日に点数が分かる。テスト終了と同時に正答数が分かるので、試験当日に合格点に達したか分かります。
通常の筆記方式は合否発表まで分かりませんので、技能試験に向けて大きく時間が稼げます。選んだ理由でこれが一番大きいですね。
CBTだと技能試験まで3ヶ月余裕が出来ますが、合格発表を待つと1ヶ月の余裕しかなくなります
CBT方式のデメリット1〜問題文への書き込みが出来ない
CBT方式は、渡されたボールペンと白い用紙だけで受験しますので、問題文に書き込むことも出来ません。
消去法で考えたい時などは筆記方式の方がやりやすい気がします。
とはいえ、アプリと過去問をスマホやPCで勉強するなら、同じ方法でやればいいだけなのでデメリットには感じなかったですが。
CBT方式のデメリット2〜会場を予約出来ない場合がある
CBTは日時や会場を自由にえらべるのがメリットですが、空きがなければ予約や変更は出来ません。
私もCBTへの変更可能時間の1時間後に申し込みをしようと思ったら、横浜での土日の枠は一杯になっていました・・・。
仕方なく平日に受験しましたが、平日も人気の会場は一杯でした。
週末は会場も少ないのか分かりませんが、少し予約競争があったので、CBTで受験をしたいなら早めに変更の申し込みをした方がいいかもしれません。
CBT方式で受験してきました!
技能試験までの時間を長く取りたかったのと、筆記試験の勉強をズルズルしたくなかったのもあり、CBT方式に変更して受験しました。
週末に受験したかったのですが、週末は一杯だったので平日午前に、横浜駅から歩いて行ける会場で受験しました。
受付をして荷物をロッカーに入れ試験会場へ入ります。会場へは身分証明の免許とメガネくらいしか持ち込み出来ません。
会議室を改造したような会場にはパソコンが並んでいましたが、それほど台数は多くなかったです。
私の受けた会場の様子はこちらで見れます。
カチカチとマウスのクリック音が響くなか自分もテスト開始し、1時間くらいでテスト終了にして退室。
思ったよりも点は取れていていました。GW連休前にテストを終えて気持ち良くGWは遊ぶ!という計画通りに進んで良かったです!
技能試験に向けて
技能試験の対策にはまだ何も手を付けていません。GWが過ぎたらどんな問題が出るのか確認からはじめてみます。
しかし筆記試験の勉強の時に複線図の書き方は覚えましたし、技能対策の練習セットも出ているのでなんとかなりそうな気がしてます。
CBT受験で3ヶ月近くの猶予が出来たので、引き続き空いた時間に焦らずに勉強していきたいと思います!
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