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<TRIPOO!! 〜バイク・自転車・釣り日記〜>バイク(KLR650・XR100)、自転車(Vigore)、釣り、DIYなど趣味の日記

アメリカのCALEXICOの町はスペイン語ばかりが耳に入る

メキシコ国境の手前のCALEXICOって町でまずお金を下ろすことにして、ATMがありそうなWALMARTっていうダイクマみたいなディスカウントストアへ寄ったんだ。WALMARTでは、店員さんからはスペイン語で挨拶されたよ。ここはまだアメリカなのに、スペイン語ばかりが耳につくんだよ。

ここに買い物に来てる客もメキシコナンバーの車ばかりだから、国境を越えて買い物しにきているみたい。でも外の風景はアメリカの国旗がはためいてたりするから不思議なんだよね。

その後セブンイレブンでも買い物したけど、店員はスペイン語の方が達者!いかにここにメキシコ人が多くいるかを物語ってるよね。

 

メキシコ国境で180日滞在のツーリストカードをもらって入国

メキシコの国境でまずはイミグレーションに行かなきゃ行けないんだけど、その手前の右手にメキシコ本土に行くための書類を発行してくれる所があったよ。でもバハ・カリフォルニアしか行かないから、そこは通過。

イミグレーションの脇にバイクを止めてツーリストカードをもらいに行ったよ。でもねタイとかマレーシアとかシンガポールの国境とは随分違って、イミグレーションの中には国境の係官は1人を除いて誰も居ないんだ。

イミグレーションは全てが簡略化されてて、数日の滞在ならパスポートチェックも何もなくメキシコへ入れる。だから、地元のクルマやアメリカ人の観光客はイミグレーションを素通りしていくんだ。

アジアのような国境渋滞もなく、凄い数のクルマがメキシコへなだれ込んで行く感じだよ。高速道路の料金所を通過していくような感じだね。怪しそうなバンとかは係官に止められ荷物のチェックを受けていたけどね。でも来るもの拒まずって感じだった。

イミグレーションでもらうツーリストカードは、ガイドによると90日の滞在許可が最大で入国後90日の延長可って書いてあったけど、最初から180日滞在できるツーリストカードをもらったよ。180日って6ヶ月でしょ。そんなに居ないって!!

 

ゴミがあちこちに散乱していたメキシコの町

パスポートにハンコもらった後に、流れ込むクルマの中に混じってメキシコへ流れ込んだ。そして国境を越えると、アメリカとは違ってゴミの山がたくさんあった。

建物はアメリカ風なんだけど、アジア的な古びたさなんだよね。標識から看板も全てがスペイン語のものに変わった。まあでも基本的にはアルファベットだから、タイの文字なんかよりは断然分かりやすいけどね。

メキシコの国境の町・メヒカリはあんまり興味なしだから、次ぎの町のサンフェリーペまで行くことにする。町中は道路もひび割れていて、アメリカとはかなり違った印象になった。後ね白煙を吹きながら走る車が一気に増えて、町中はオイルのスモーク臭かった。

道路の脇にはアキビンとかプラスティックバックとかが落ちまくっていているんだけど、交通マナーはそんなに悪くないのが不思議。なぜかアメリカの整備された大都会よりも走りやすいんだよね。急に犬が飛び出してきたり、人は横断したりするから注意はしなきゃいけないんだけどね。

メヒカリの町からすぐ南下を開始したんだけど、しばらく道路脇のゴミはなくならない。さすがに大分離れるとかなり減るけど、自然が美しいだけに残念だね。

 

軍の検問にビビる

途中、デスバレーよりさらに凄い所くらいの雰囲気の草木が何にもなく一直線の道を走ってきた。その道の砂丘がキレイな所で軍が検問をやってたんだ。緑色の服を着た兵士が自動小銃を肩からぶらさげてた。銃を見るのは正直な所あんまりいい気分じゃないね。なんとなく怖くてね・・・。

検問はノーチェックで素通りできたんだけど、検問のすぐ近くで停まるのはなんとなくイヤだったから、砂丘のキレイな所だったけどそのまま通過。だ写真を撮れずに残念だったな。

その後にパトカーの取り締まりを見たんだ。俺のすぐ横をパトカーが凄い勢いで走って行ったと思ったら、前を走ってるクルマを止めてたんだ。そこまでは普通なんだけど、おまわりさんも自動小銃を肩からぶら下げてパトカーから下りてくる!

拳銃を持っているアメリカのポリスや日本の警察官より迫力あるね。すっごい怖い。あんなのに止められたくないや!

 

サンフェリーペはリゾートの町

サンフェリーペはアメリカから観光で来てる人が多いからリゾートっぽい町。驚きはこれまで通って来た町とは違ってゴミが散乱してない!裏の方へ行けばそういう所もあったけど、ぜんぜん違う。

そのサンフェリーペでまずした事は、銀行でメキシコの通貨・ペソを引き出してみた。この辺はドル払いが可能だから今すぐ必要ではなかったけど、メキシコの紙幣を見てみたかったし使ってみたかった。この先必要にもなるしね。

その国のお金を使えば、その国での金銭感覚も身につくのも大きいから、ペソを握り締めてスーパーでジュースを買った。覚えたスペイン語で値段がいくらか聞いたけど、返事がスペイン語だからまったく分からない!英語で言い直してくれたけどね。

 

メキシコのタコスは素材の味があって美味しい

それと腹が減ったからメシ。いろんな料理があるんだけど、まずはメキシコのタコスを食べてみたかった。アメリカのファーストフードでタコスはたくさん食べたけど、きっと味が違うと思ってね。

ここサンフェリーペは海で海産物が多く採れるらしくて、エビとかアワビとかのタコスも食べれるんだよ。それを包む皮っていうのかな、それも選べる。小麦粉ベースのアメリカ風、トウモロコシベースの本場風があって、両方試しに頼んでみたけどやっぱり本場風がウマイ!!

それにタコス自体の味も、アメリカのファーストフードのようなソースを使ったハンバーガー的な作りじゃなくて、もっとナチュラルな感じで素材の味がちゃんと分かるんだ。日本人の俺にはこっちの方が美味しく感じるね。人の食べるもんって感じ!!

ご飯を食べてから少しウロウロしたけど、町自体の印象は、露店があって、お土産もあって、アジアと雰囲気はにてるんだけど活気がないように感じたよ。単純に人が少ないってのもあるんだけどね。

でも町のいたる所から聞こえてくる音楽は気持ちいい!食堂でメシをたべていると「一曲いかがですか?」とかくるおじさんとか、「お花買ってちょーだい。」ってくる娘さん、「アクセサリーはいらないかい?」ってくるおばさんとか、商魂もたくましい。

食堂でメシ食ってるリッチな旅人に見えるんだろうね。それで食べていかなきゃいけないから大変だ。別に買う気もないから断って申し訳ないのだけど。

隣で食べてたアメリカ人は、「ここは100年遅れてるぜ。文明も何もない。でもエビは新鮮で美味いぜ。」とか俺に話し掛けながらスゴイ量の料理を食べてる。声をかけてくる人とのギャップを見てると、ちょっと切なくなっちゃうね。

SAN FELIPEのモーテル(走行221km)

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