ロサンゼルスの街を原付で走る恐怖【北米縦断・原付二種の旅 144日目】
原付で走るインターステートハイウェイは恐い
曇り空の中、インターステートハイウェイ5号のクルマの中に入り込んだ。通ろうと思っていた道が検問があったのが大きいんだ。通ろうと思っていた道は、自転車用の車線があったからなんだけど、ほとんどの人がUターンさせられている検問を説明して通る元気もない・・・。
だから高速道路のような片側4車線のインターステートハイウェイを長距離走らなきゃいけない!エンジンをいたわってゆっくりと走っていたら本当に危ないので、バイクには少し泣いてもらって75km−80kmとほぼ全開に近い所で走ったんだ。
ジャンクションで端の車線から端の車線まで移動しなきゃいけないときは、80kmをオーバーするスピードを出したよ。それでも、クルマは圧倒的なスピード差で追い越して行くんだけどね・・・。
エンジンから変な音も聞こえてこないし調子も悪くなかったから、すぐには壊れないけれど、エンジンは少し心配だったよ。インターステートハイウェイ区間の25kmのうちに何度か休憩を入れたけどね。その距離をほぼ全開で走って壊したらいやだからね。
オレンジカントリーっていうロサンゼルスのエリアに入ってからは楽になった。下道でも65−70km位で走ったから、スピード差が少なくてとても楽だったんだ!65−70km位でも、何万キロも走ってたらエンジンは壊れるとは思うけどね、もうちょっとなので頑張ってもらったよ。
サンペドロに宿を取り、運送会社へアポイントをとる
それにしてもロサンゼルスは広い!関東平野並みっていうのは伊達じゃないね!街中の走行で宿に着くまでかなりの時間を要したよ。ロサンゼルスをいろいろ見る観光って実は結構大変でクルマがないと辛そう。ガイドブックには見所を絞れって書いてあったっけど、そうしないと絶対ダメだし、宿を取る場所も考えないとねダメだね。
俺の場合は今日はサンペドロというロサンゼルス郊外に宿を取ったんだ。バイクを送る運送会社に比較的近い所ということでね。そして、宿についてから運送会社に電話。いつバイクを持って来てくれてもいいって。
俺はアメリカをもう少し見るつもりだし、帰りに韓国を見て回ろうと思っているので、バイクを受け渡してから帰国まで時間がたっぷりあるのね。運送会社は帰国に合わせてバイクを送ってもくれるって言ってたよ。早く日本に送っちゃうと日本での倉庫代がかかるから、保管費用の安いアメリカで保管しておいて帰国に合わせて送った方がいいってさ。
親切そうに感じるかもしれないけど、ちょっとメンドクサがっていたけどね。ビジネス的には手間の割に儲けのない仕事なんだろうなぁ・・・。質問を浴びせ掛けないと返事がなかったくらい。
ってことでさ、明日には運送会社へ持って行っちゃう事にしたんだ。ロサンゼルスを原付で走っても全く楽しくないからね。それからの予定は決めてないけど、少しだけ観光して早々にサンディエゴに戻ると思うよ。
行きたいのは、ユニバーサルスタジオとか、ビバリーヒルズとか、ナイキタウンくらいかな。ビーチはサンディエゴで満喫してるしね。サンディエゴの方が少しだけノンビリムードだから落ち着くんだよ。
ロサンゼルスは、せわしなくって来た瞬間に嫌になってきた位。ロサンゼルスを回って来たツーリストがみんな良くないって言ってたのは分かる気がするよ。
SAN PEDROのユース(走行)
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