映画の街でストリップショーを見学【北米縦断・原付二種の旅 147日目】
映画の街ハリウッド
ハリウッドの街はお土産屋とか洋服屋が多くて、景観的には今一歩だけど、それでも映画の町らしさを感じたよ。その服屋には、こんなの着れないでしょ!っていうような下着や、煌びやかなスーツやジャケットとか、面白いものがいっぱい売ってたからね。
それから映画に出てくるスターに会えるチャンスも多いみたい。今日はチャイニーズシアターにジャックニコルソンとか来てたし、タイタニックのおばあさんもいたよ。映画好きにはたまらない台本や映画の図書館みたいのもあるんだって。
昨日話したこっちで働く算段をしてる人は、映画に俳優として出たいらしい。それでチャンスをうかがってるらしいんだけど、映画が好きだから映画のこの部分を覚えたいとかあるらしく、いくつか台本も持ってたよ。
でも台本と実際の映画とはセリフが少し違うらしいんだけどね。俺は映画は好きではあるけど、たまの娯楽としてしか見てないから、そこまで興味はないのだけど、それでも結構歩くと楽しいかったなぁ。
ストリップショーを観に行く
俳優志望と脚本家志望とサーファーと社会人と女の子と俺の6人で、夜に一緒にショーを見に行ったんだ。ショーって言ってもストリップショーなんだけどね。
みんなデミームーアのストリップの映画のイメージで行ったんだけど、安い劇場だからか、みんなあんまり楽しめなかったんだ。
オーストラリアで無料のストリップに行った事あるのだけど、アクション的でイヤラシサはなくて、観客も酔っ払っててピーピーうるさく雰囲気は楽しかった。でもここは、お金巻き上げられてるだけって感じだったんだ。
ショーをやってる目の前の席に座るとチップを払うのがマナーらしいんだけど、それがかなり払わなきゃいけないって雰囲気で、ダンサーによっては露骨に払えって言う態度でくるから、楽しんでねという雰囲気ではなくて、お金ちょうだいって感じなんだ。
お金を払って見ている人もいるけれど、俺たちは後ろの席へ移ってしまったなぁ。トイレに行く時に裏を通るのだけど、そこで見たダンサーの一人はどうも雰囲気が薬中っぽい・・。踊ってる時はしっかりしてるんだけどね。
入場料+ドリンク+チップで25ドル位使って、こんなものなのかって感じだったよ。ダンサーにプライドも全く感じられなくて少し残念だったな。
そしていいお金を稼いでるとは思えない。チップ=収入なんだろうけど、一回踊ると多分20−30ドル位で出番が10回も回ってくるのか知らないけど、それでも200ドルくらい。個室でのダンスのサービスは1回20−30ドルらしかったけど、ストリップショーだけだと思ったほど良い金額を貰ってるとは思えないな。
高いショーだともっと貰ってる人はいっぱいいるだろうし、プライドを持ってやっていて、ショーとしても楽しいのだと思うんだけどね。俺も含めてアメリカの映画に出てくるような雰囲気を楽しみたかったのに、残念ながらチップの払い方を覚えた位で終わってしまったよ。
ハリウッドのホステル
コメントはありません