目の前で起こった銃をかざした警察の捕り物劇【北米縦断・原付二種の旅 148日目】
宿の近くをブラブラ
ハリウッドのホステルで、ユニバーサルスタジオに一緒に行く人を募っているのだけど、未だに誰も見つからないんだ。みんな、もう行っちゃった!とか、興味ない!とか。テーマパークだから一人で行っても面白くないと思うので、もう少し一緒に行ってくれる人を探してみる。
やることもないので、ハリウッドの町をうろつく。壁に書かれた絵などを見まくりながら1日を過ごしたよ。なかなか面白い絵や広告がいっぱいあって面白かった。
15m先の路上での捕り物劇
看板を見まがら街をうろついていると、急に前方15メートルで捕り物が始まった!旅を続けてきてあまり驚かない体質になってるとはいえ、近距離でそんな事が起こるとさすがにショックだね。
警官達が犯人2人に拳銃を向け、叫びながら地面にうつぶせにさせて、両手を地面につけさせて、犯人は別の警官に拳銃を向けられながらもう一人の警官に手錠をかけられた。
15メートル先で捕り物は始まったけど、少しあとづさりして離れて見ていたよ。テレビで見た警察の密着取材の番組でやっていた事と同じ事が目の前で起こったんだ。当たり前だけどリアリティーが凄くあって生々しかった。犯罪が多いと言われるロサンゼルスの現実を見たような気がするよ。
しかし、バス停で待ってる人は何が起こったんだろうって見てたけど、手錠をかけられて尋問になると、その脇を子供を連れた女性が平然と歩いていくのを見てビックリした。日常茶飯事でなれているのかな・・。
通っていいみたいなので、俺も捕り物の現場を観察しながら通り抜けたんだけど、びびってる俺と違って、平然としてるアメリカ人が不思議だったな。
犯人は何をしたんだろうね?こっちは銃所持している可能性もあるから、犯人には銃口を向けながら逮捕するのは当たり前なんだろうけど。・・・銃口を向けられたくないなぁ。
タイミング悪かったシューティングへのお誘い
そんな事があってから、日本人の旅行者にガンシューティングに一緒に行きませんか?って誘われたの。以前は一度は撃ってみたいと思った事もあったけど、メキシコで銃をたくさん見て、銃声を聞いた事もあって、今日アメリカでもそういう現場を見て、銃はイヤだという感情が凄く大きくなっていて断ってしまったよ。
遊び感覚で撃ってみればいいんだろうけど、遊びじゃない現実をタイムリーに見てしまったから、行きたい気分にもなれなかったよ。
ガンシューティングから帰ってきて感想を聞いたら、あんなに簡単に撃てるものとは思わなかったってことだったよ。自分の撃った人間の絵が書いてある標的も見せてくれたんだけど、それが妙に生々しくてさ、あんまり俺はいい気分じゃなかったな。
ハリウッドのホステル
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