ピザハット食事会で会った中国系アメリカ人の話【北米縦断・原付二種の旅 31日目】
何も見学せずにフェアバンクスへ戻ることに決めた
朝の時点では、予約も入れてあったから、デナリナショナルパークを見てからフェアバンクスへ戻ろうと思っていたんだ。
でもキャンプ場でもう一泊したいって頼んだら、キャンプサイトを移らなきゃいけないって言われてしまった。同じキャンプ場に泊まるのに、荷物をまとめてテントをたたんで移動するなんて不毛!
この場所にいるのが嫌になってしまい、デナリナショナルパーク見学のバスの予約はキャンセルしてフェアバンクスへ戻ることに決めた!
せっかくここまで来ていてもったいないけど、見てみたい気持ちはあるから、もう一回出直そうかと思ってる。
総勢10人でピザハットへ
フェアバンクスに戻ってきたらホッとしたよ。何もない田舎町なんだけど落ち着くね。
ずっと泊まっているフェアバンクスの宿に戻ったら、みんなでご飯を食べに行くから行かないか?と誘われた。デナリでちょっとモヤモヤしたたから、気分転換によさそう!
食事には、アメリカ人、オーストラリア人、ニュージーランド人、イスラエル人、日本人、総勢10名で行くことになった。
最初はレストランに行ったんだけど、高すぎるからって結局ピザハットに移動。レストランを期待していただけにちょっと残念だけど、みんな貧乏旅行者だから仕方ないか。
アジア系アメリカ人のお話し
ピザハットで話しをしたアメリカ人は両親が中国人で、どこからどう見てもアジア人に見えるアメリカ人なのね。
その人と人種差別に関しての話もしたんだけど、大きい街はいろんな人種がいるし、アジア系もいっぱいいるから問題ないって言ってた。けれど、地域によっては考えるのも嫌になるほど、差別的な事は何度も受けたことあるそうだよ。
日本人の俺からみると、人種差別はアメリカ全体の問題と捉えがちだけど、州によってずいぶん差別の度合いが違うから地域性も大きいんだね。
彼はアメリカで育ったから自分はアメリカ人と思ってるから、厳しい扱いをうける地域はキツいと言っていた。当たり前だけど、言葉も完璧だから余計に感じるだろうね。
日本人ということで差別を受けてイヤな思いをしたことも、長い旅の中では何度か経験しているし、日本に来た外国人を差別的に扱わないようにしたいな。
<Alaska> Billie’sのテントサイト(走行237.3km)
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