レジャイナ・ガバメントハウスの調度品 【カナダ横断ツーリング・バイク新婚旅行・16日目】
Mの日記
木々が青々として美しい町レジャイナ
一号線を走っていると遠くにビル群が見えてくるの。農場の風景にいきなり近代的なものが見えてくるのは不思議だよ。砂漠の中のオアシスに見えたね。それが今日の目的地のレジャイナ。
この街は計画的に緑を植えて整備したみたいね。木々が青々として、キレイな街です。お家もかわいい小ぶりな建物で、庭先をお花で飾っていて、一件一件同じ様で屋根の形が違ったり壁の色が様々だったりと、見てるだけで楽しいです。
こっちのお家には必ず煙突があるんです。暖炉なのか、台所についてるのか分からないんだけどね。
優雅な暮らしを偲ばせるガバメントハウス
お家と言えば、ガバメントハウスは素晴らしかったね。ここは100年ほど前に広大な地域を統治する為に設立された北西領域行政府の執政官のお家として造られたものだそう。
当時は何にもないこの寒い土地に、これだけのもの造るのは相当な労力だったろうなと思う。セントラルヒーティング設備があって、建物の中にバスルームが作られているのだ。
当時では家の中にバスルームを造るのは、珍しかったそう。ゲストルームもVIPとそれ以外用と2つあったり、子供部屋やダイニングルームもその当時を忠実に再現しているのだ。
1945年に閉鎖された後、病院になったり、学校に使われた後に整備されて、1978年から優雅な暮らしを偲ばせる建物として一般公開されたそうだ。調度品もその時代のものを揃えており、タイムスリップしたかのよう。
ガイドに沿って見学するんだけど、そのガイドのお姉さんも当時の服装でかわいいの。そして私にも分かりやすく説明してくれたよ。入場料はタダでした。
この時期は土日の午後に、ティールームとして一般に解放しているようでした。う〜ん、こんな優雅なティータイムを経験してみたかったなぁ。残念ながら中の様子は、撮影禁止だったので写真がないのです。
Youtubeで中の様子が少し見れます。
トリプーの日記
バイクが置ける宿を探す
変わらない風景の中をずっと走ってきて疲れていたっていうのもあったから、どこを見たいっていう訳でもないんだけど、レジャイナの町で一泊することにしたんだ。
町から30km手前、平原の何にもない牧場地帯から、高層ビルの姿がぽっかり浮かんでくる。唐突に現れる文明がなんとも不思議。
平原の中にぽっかり浮かんだレジャイナの街に到着し、最初にやることは宿探し。バイク旅行で都市の中の宿に泊まる時は、バイクが安全に置けることを考えちゃって、宿を決めるのに四苦八苦することもしばしばなのだ。
途中で見かけた良い感じのモーテル値段を聞いてから、ユースホステルへ移動してプライベートルームが空いているかチェック。予約してなかったから仕方ないけど、プライベートルームは空いてなかった。
一人旅ならドミトリーでいいのだけど、今回は一応新婚旅行だからドミトリーは止めたいって思っているんだよね。キレイで可愛い感じのユースホステルを仕方なく後にしたよ。
ダウンタウンを歩きたかったのもあって、ダウンタウンから歩けるくらいの安いモーテルに決めました。
ガバメントハウスで貴族達の生活を垣間見る
宿に荷物を置いて、Mの行きたがっていたガバメントハウスへまず行く。そこでは、タイタニックで出てくるような貴族たちの生活を見ることができた。設備も100年前とは思えない凄いものばかり。
「Mでかした!」というくらい良かったガバメントハウスの詳細は、Mの日記で(手抜き)。
美味しかったmilkywayのアイスクリーム
宿へ戻り、行列が出来ているアイスクリーム屋に行こうとMが言う。宿の前にあるその店のアイスクリームは美味しい!→Milkyway Ice cream
「Mでかした!」
すべてが甘すぎ。失敗だったベトナム料理
こんな感じで、Mの感の冴えを感じる一日だったけど、昼のランチはイマイチだったな。けっこう流行っているベトナム料理屋に入ったのだけど、味がアメリカっぽい妙に甘い感じのソースばっかり。プレートの上は肉が主張しすぎてて、全部食べきれなかったよ。
Mの頼んだヌードルの方がまだ良かったかもしれないけど、Mいわく、ヌードルの上の肉は甘くてダメだったと。あれをお店で出すのはヤバい、というのが2人の共通意見・・・。
以前旅したアメリカでもそうだったけど、日本人好みの味付けだと人が入らないみたいだから、こっちの人好みにしないと商売としては駄目なんだろうけどね。ちょっとがっかりなランチになっちゃった。
<Saskatchewan> 宿泊:レジャイナのモーテル 走行:108km 天気:晴
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