運河のある街オタワ【カナダ横断ツーリング・バイク新婚旅行・30日目】
トリプーの日記
旅のリズムが戻ってきた
オタワへは高速を使わずに、下道をいくことにしたんだ。昨日も下道のほうが気持ち良かったし、高速で行くよりもカナダを感じられるからね。
今日は、走って、ゴハンを食べて、走って、休憩して、写真をとって、走って、・・・という日々のサイクルが今日は非常に気持ち良く感じた。体調がきっと少し良くなってるんだね。旅のリズムが最初のころのリズムに戻ってきて、少しウキウキもしてきたんよ。
クルマの動きがまた穏やかになったのも良かった。トロント周辺はみんなセカセカしてて、余裕なく走っていたからね。郊外へ出てから、景色もだんだん良くなってきたし!
歴史ある街並みが、いままで通った街と違う
街が近くになってきたので高速に乗ってオタワの街へ入ったのだけど、オタワの街並みは、いままで通って来たカナダの街とはまったく違うんだよ!歴史がありそうな低めの茶色いビルが乱雑に建っていて、いかにも歴史がありそうな感じ。
ダウンタウンの中までバイクで来て、ここは違う国なんじゃないか?って思ったくらい。いままで見てきた街は比較的新しい雰囲気だったから、あまりの違いにびっくりするほど。歴史を感じるこの街並みは、Mはヨーロッパに来たみたいだって言ってた。ヨーロッパには行ったことないけど、ほんとそんな感じ!
そして、フランス語を喋ってる人が多くなってきた。パン屋のおじさんは、お友達とはフランス語で喋っていたのに、「バイクをちょっと動かしてって」急に英語で話しかけてきたし。2カ国語を話すのが慣れているというか、切り替えが素早いね。
全部手動!オタワの運河は段々畑
オタワの街の特徴は運河があること!スーセントマリーで見たものと同じ仕組みの運河があったよ。
スーセントマリーのほうは、大きな船の通れる幅が広い大きい水門だったけど、オタワのは、幅が狭い小さい水門でヨットなどが通れる。水門が段々畑のようになっていて、何度も水門を抜けながら進んでいくようになってるんだ。
水門の開け閉めは機械でなく手動だし、この水門を通り抜けるのは相当時間かかるよ。係りの人が腕力を使いながらハンドルをグルグル回して水量と水門を開閉もしていくんだ。人力だよ!一見、不便そうに見えるけど、きっと便利なものなんだよね?これ。
Mの日記
座布団でお尻の痛さがやわらぐ
本日は雲一つない快晴で始まったの。夕べたくさん寝たせいもあるけど、気持ちのいい朝だったね。
Tも言っているけど、今日のペースは初めの頃の気持ちのいいペースで、勘が戻ってきた感じ。ここ4、5日は前に進む義務感みたいなものに縛られていて、気持ちがあんまり良くなかったの。久しぶりに気持ちのいい走りで、オタワまでの道のりが短く感じたくらいだったよ。
そうそう、例の座布団効果だけど、これが結構お役立ち商品だったかも。あんまり痛くなんないのです。というよりも「痛くなり始める時間を遅らす事ができる」と言った方がいいかな。とにかく今日のところは効果 があったと言っていいでしょう!(もっと早く購入すればよかった・・・)
風情がある古い街並み
オタワの街は、古い建物がたくさん残っていて、ダウンタウンなんだけど趣があるの。もちろん新しい近代的なビルもあるんだけど、歴史のある建物には歯が立たないよね。存在感が違うもの。商店街も煉瓦作りの建物が多くて、風情があるんです。う〜ん、この街気に入ったかも。
今日はこの旅初めてのB&Bに泊まる事にしました。ダウンタウンまで歩いていける距離なのに、とっても静かな住宅街で、バイクもお家の裏に止める事のできる所でした。
バイワード・マーケットでウインドーショッピング
荷物を置いてからぶらっとダウンタウンまで歩いてみたの。他の都市のダウンタウンって閑散としているのに、ここは活気に満ちてる感じ、特にバイワード・マーケットという市場は面白かった。いろんなお店が軒を連ねていて飽きないの。
その周辺もカフェやレストランがたくさんあって、夕飯はマーケット近くのベトナム料理のレストランで、お腹にやさしい「フォー」をすすりました。なかなか現地の味に近くて美味しかったよ。
明日はオタワの街をゆっくり散策してきます。どこに行こうかなぁ。
<Ontario> 宿泊:オタワのB&B 走行:km 天気:晴れ
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