罠?2種類あったAX41の130/80の17インチ!〜KLR650タイヤ交換
タイヤが減っていたのでブリジストンAX41から同じAX41へと交換しましたが、今回気づいたことがありました。
それはリアタイヤに2種類が適合するものがあること。知らない間にAX41のタイヤサイズのラインナップが増えていたのに気づかず、前回は思っていたのと違うサイズの方を買ってしまっていたんです。
使えなくはなかったので間違いではないのですが、間違っていました!ちょっとその2種類のタイヤサイズの罠について書こうと思います!
<スポンサーリンク>
タイヤサイズのバリエーションが増えていたブリジストンAX41
2018年の発売当初、ブリジストンのアドベンチャークロスAX41は、フロント4種、リア5種で商品展開さてていました。
発売時のサイズ
フロント:100/90 – 19M/C 57Q TL、110/80 B 19M/C 59Q TL、120/70 B 19M/C 60Q TL、90/90 – 21M/C 54Q
リア:140/80 B 17M/C 69Q TL、 150/70 B 17M/C 69Q TL、170/60 B 17M/C 72Q TL、150/70 B 18M/C 70Q TL、130/80 B 17M/C 65Q
しかいつ追加されたのかは分かりませんが、ブリジストンAX41のタイヤサイズは、フロント9種、リア15種に増えていたんです。
大型アドベンチャーバイク用のイメージが強かったブリジストンAX41のタイヤですが、セローなんかにも使えるサイズも増えているんですね!
で、よくよく見ているとKLR650に適合するリアタイヤのサイズが、130/80-17と130/80B17の2種類に増えているんです・・・あれ??と・・・。
フロント
100/90-18 M/C 56P TL
90/100-19 55P TL
100/90-19 M/C 57Q TL
110/80B19 M/C 59Q TL
120/70B19 M/C 60Q TL
2.75-21 M/C 45P W
3.00-21 M/C 51P W
80/100-21 M/C 51P W
90/90-21 M/C 54Q TL
リア
120/90-16 M/C 63P TL
4.60-17 M/C 62P W
120/90-17 M/C 64P TL
130/80-17 M/C 65P TL
130/80B17 M/C 65Q TL
140/80B17 M/C 69Q TL
150/70B17 M/C 69Q TL
170/60B17 M/C 72Q TL
4.00-18 M/C 64P TL
4.10-18 M/C 59P TL
4.60-18 M/C 63P W
120/80-18 M/C 62P TL
120/90-18 M/C 65P TL
130/80-18 M/C 66P TL
150/70B18 M/C 70Q TL
あっ!前回買ったサイズは、間違っていないけど間違っていた!
ブリジストンAX41をはじめて使った時は、KLR650に適合するものは1種だったのに、2度目に使った時は適合が2種になっており、これが罠でした・・・。
私の乗るKLR650のリアタイヤは130/80-17が指定タイヤなので、前回交換時はネットで検索して130/80-17を迷いなく買いました。
しかし前回交換時、あれ?こスイングアームの横側とのクリアランスがギリギリ?こんなだったっけ?と思う出来事がありました。
下の写真はスイングアーム右側とのタイヤクリアランスです。右側はまだ少し余裕がありますが、左側はチェーンカバー内側に入っているのでかなりタイトで、しっかり調整しない当たるほどギリでした。
初めて買った時のブリジストンAX41のタイヤはギリギリの印象はなかったんで、こんなだったっけ?と感じていたんですよね。
今回、その謎が解けました。
初めてブリジストンAX41のタイヤ買った時は130/80B17というサイズで、前回買ったのは130/80-17のサイズだったんです!
知らない間に適合するサイズが2種類になっていて、サイズラインナップを見ずに指定サイズをECサイトで検索。そりゃ・・間違えるわ(間違えではないのだけど)。
トレッド幅が違う130/80-17と130/80B17
「B」の文字が入っている130/80B17はバイアス構造のタイヤをベルトで補強したベルテッドバイアス構造のタイヤです。130/80-17はバイアス構造のタイヤでし。
発売当初から売っている130/80B17に加えて、気づかない130/80-17のタイヤサイズが追加されていました。
構造だけ違うように見える2種類のタイヤですが、その他にトレッド幅が大きく違うんです!130/80-17は137mm、130/80B17は128mmです。
前々回と前回で9mmもタイヤの幅が違っていたわけですね。そりゃースイングアームもギリギリになるワケですよ。
下の写真は左の新品が130/80B17で、右が130/80-17。太さが全然違うの分かりますよね?
何度も言うけど、同じサイズで2種あるの罠だよ〜!前回のも間違いではなかったけど、最初に買っていたものとは違っていたというオチでした。
ちなみにタイヤはWebike!の通販で買いました。Webike!は、タイヤはもちろん、注文できる輸入物ものも最近多いので何かと便利ですね
フロントタイヤとリアタイヤ、どちらを先に交換する?
フロントもリアも換えないといけない時は、私は先にリアタイヤを交換することにしています。
それは、リアタイヤの方がビードを落とすのもタイヤを外すのもはめるのも固いので、気力と体力を使うからです!
まぁどっちからでも好みですが、辛い方を私は先にやってますね。
足で踏んでも落ちないビード落としはどうする?
タイヤ交換では空気を抜いて、まずビードを落とさなければいけませんが、130/80-17サイズのリアタイヤは足で踏んでもビードは落ちません。
なのでバイクのタイヤを自分で交換する人は、ビードブレーカーという機械を使います。
こんなやつです。そんなに高くないのでタイヤ交換したい人は持っていると作業が楽です。
そんなビードブレーカーをオススメしておいてなんですが、私は昔買ったモーションプロのBeadPROという携帯ツールを使っています。
一発では落ちないのでチマチマやる必要はありますが、邪魔にならず、ツーリングにも持って行けるサイズが気に入っています。
こんな感じにビードを少しづつビードをズラしていってビードを落とします。(何カ所も押しながら少しずつズラすので機械のように一発では落ちません)
以前はタイヤレバーでチマチマとやっていましたが、力の入りやすいビードブレーカーPROの方が圧倒的にラクチンです。
今はコスパが悪すぎなので、外でタイヤ交換をしたいという人くらいしか需要ないと思いますが一応リンク張っておきます。
使っているタイヤレバー
ビードを落としてから、タイヤレバーとプラスチックハンマーを使ってタイヤを外しました。(タイヤ交換のやり方は、youtubeで上手な人のでも見てください笑)
私の使っているタイヤレバーは以前記事を書いたので、興味があればそちらを見てください。
ビードが上がりやすいブリジストンAX41
タイヤの進行方向に注意しながらタイヤをはめてエアーコンプレッサーで空気を一気に入れますが、ブリジストンAX41はビードが上がりやすくて良いですね。
ミシュランのタイヤでは時々ビードを上げるのにとても苦労するのですが、ブリジストンAX41はパンパンと小気味よい音とともにビードが上がってくれます。
ブリジストンAX41では過去3回ともビードを上げるのに苦労していないので、綺麗に上がりやすいタイヤなのかなと思います。
リアタイヤ交換終了
ホイールを車体に戻しチェーンの調整をすればリアタイヤの交換作業は終了です。
リアタイヤの交換は固いのでチューブを切ってしまって泣くこともありますが、今回は泣かずに済みました!
フロントタイヤもブリジストンAX41に
フロントタイヤはダートの下りでけっこう滑って止まりにくいほど減っていました。もう少し早く交換するつもりだったのですが、のびのびになっていました・・・。
フロントタイヤも同じくブリジストンAX41からAX41です。サイズは90/90-21。新品とお古の溝の深さがヤバイほど違いますね。
フロントタイヤのビードは足で落とせる
90/90-21のタイヤサイズだと足でビードを落とすことが出来ます。タイヤの上で気合いを入れて体重をかければカパっと落ちるのでラクチンです。
フロントタイヤ交換作業終了
作業は端折りますがフロントタイヤ交換終了です。(タイヤ交換のやり方は、youtubeで上手な人のでも見てください笑)
フロントタイヤはサイズ的にリアよりも断然ハメやすいので失敗率も低いです。チューブも噛んまずに無事終了。ビードも普通にあがってくれました。
前後とも新品タイヤになりました!もうすぐ群馬・長野・山梨の林道シーズンが終わってしまうのが残念ですが、冬は新品タイヤで千葉や伊豆などの暖かい場所でも走りたいですね!
<次の記事へ> リアブレーキパッドをベスラ シンタード メタルに交換
<前の記事へ> セロー250に車載工具箱を純正っぽく取り付ける
コメントはありません