外装を外して整備の下準備をしました!・天涯レストア1
カワサキ・天涯のエンジンをかけてみようということで準備をはじめました。
本格的に整備をはじめるかは悩み中ですが、エンジンをかけて状態を知っておきたいと思ったからです。
かなり長いことエンジンをかけていない個体なので、エンジンをかけるまでもいろいろ準備がいりそうですね。
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天涯の外装を外そう!
何はなくとも天涯の外装を外さないと何も出来ません。
天涯は実家に置いてあるので、実家へ工具をもっていき外装をチェックしながら順番に外していきました。
天涯はKLR650A型と同様にサイドカバーから外していきますが、ここのボルトなめてますね。
どれも+1ドライバーで問題はずれましたが、2本はもうだめです。ほかのも微妙になめているので4本まとめて交換ですね。
シートを外すと、塗装のサフの粉がすごい・・・。塗装屋においてあったので予想はしていましたが、真っ白でしたね。
シートを外したらフロントカウルを外しました。
フロントカウルは見えるボルトを外していけば外れるので難しいことはないですが、外すボルトが多いのでKLR650A型より少しはずすのが面倒でした。
外した外装は目立たない所が割れていたりしました。でも裏側からパテかなにかで補修してあり、当時は大事にされていた香りがします。
しかしもし割ってもしまっても補修して乗らないといけないのは辛いですねぇ・・・。倒せないバイクです。
アッパーカウルと一体形に見えるデザインのアンダーカウルを外しました。
アンダーガードの役割を兼ねていますが、プラスチックで割れやすそうな素材なので、石を当てたら割れるんでしょうね。
実際に劣化や振動で左側のネジ取り付け部分は割れて意味をなしていませんでした。
プラスチックの劣化も進んでいるので、林道に行くのであればアンダーガードは付け替えた方がよさそうですね。
でも、フルカバーされたカウルデザインがいいので悩ましい所です。
とりあえず、シート、タンク、フロントカウル、アンダーカウル、を外しました。
タンクの中はサビサビです。あとシート地もサフの粉で白っぽくなっていました。
サフの粉は溶剤でとれればいいですが、シートを貼り替えてもいいかな。
なんにせよこれだけの物をしまっておかなければならないので、部品庫を整理しないと・・・。
結局、自宅に運んできた
エンジンをかけるまでは実家で作業しようと思ったのですが、工具やスタンドなどを持って行ったり、ケミカルを持って行ったりが面倒!!
やっぱり自宅へ運んだほうがはかどるなと思い、KLR650A型を実家に持っていき天涯を持って帰ってきました。
色やメーターまわりは違いますが、見慣れたシルエットです(笑)
整備しやすい場所に持ってきたのでさっそくいろいろやりたい所ですが、まずはこのサフ粉を落としましょうか。
まずはエアブローガンでシュッシュッとやってみました。
サフ粉はこれではあまり飛びませんでしたが、手が届きにくい場所のほこりをシュッシュッしておきました。
いくつかの製品を使ってきましたが今は安定のKTC。廉価品とそれほど変わらないお値段なのでおすすめです。
結局パーツクリーナーをかけて拭きました。サフ粉はのっているだけなのでパーツクリーナーでなくても簡単に落ちそうですね。
パーツクリーナーは決まった商品ではなく、買う時に安くて良さそうなものを買ってます。今つかっているのはこれ。
ぶっちゃけ、ブレーキ・パーツクリーナーはなんでもいいと思っているので、こだわりありません。
ざざっと綺麗にしました。もっとちゃんと清掃したいところですが、どうせまたホコリがたまるので完成時にしっかりやろうと思ってます。
クーラントが減っていた
外装もはずれたので各部チェックです。オイルは入っていました。リザーバタンクにクーラントは入っていませんでした。
目でわかるほどに抜けてしまうのかは、入れてみないと分かりませんね。もちろんホース類は全交換ですね。まだしませんが。
リザーバタンクにクーラントがないので、ラジエター内もチェック。
写真では分かりませんが、減ってはいるものの、まぁまぁ上の方まで入っていました。
サビなどがどこかで発生していると、クーラントを抜いたときにサビも出てきたりするので、そうならないことを祈ってます。
一度クーラント抜いてみたいのでクーラントを入れ替えて、オイルもいれかえたいと思います。
KLR650はキャブレター外しもそれほど大変ではないので、いったん外して中をチェックしておきたいですね。
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