バイクや車用に過不足ない性能のエーモン製の電工ペンチ!
配線作業に使う電工ペンチはエーモンのものを主に使っています。サンデーメカニックには十分に使いやすい電工ペンチだと思います。
このエーモン製電工ペンチのレビューや、エーモン製電工ペンチを使って天涯のウインカー変換カプラーの製作をしてみました。
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バイクや車の作業に使いやすくしっかりカシメられるエーモン製電工ペンチ
電工ペンチは圧着ペンチとも呼ばれ、バイクや車などの端子を圧着するために使い、バイクや車の電装品をいじったり電子機器を取り付ける時は必要不可欠な工具です。
電工ペンチはいくつか持っているのですが、これからバイクや車の整備を始める人に個人的におすすめするのはエーモン製のもの。
バイクや自動車で一般的に使われている細めの0.5sq以上の線に対応しており、エーモン製電工ペンチが1本で一般的な作業は事足ります。
よくバイクに使われている端子や、手に入れやすいエーモン製のギボシ端子との相性も悪くなく、きっちりと端子をカシめることが出来ます。
エーモン製電工ペンチのおすすめは一般的なモデル
エーモン製は写真の一般的なモデル(写真手前)の他、端子とセット売りされている小振りなモデル(写真中央)もあります。
その他に細線用や他社製(写真奥)もありますが、個人的に1本買うのであれば通一般的なモデル(写真手前)をおすすめします。3500という品番(2023年度現在)のものです。
セットの小振りなものは少し圧着が甘かったので、相性が今一歩な端子は少し工夫が必要でした。
レビューを見ると、しっかりカシメられるという事も書いてあるので、私の個体が少し外れだっただけかもしれませんが・・・。
一般的なモデル(写真手前・3500)は、0.5sq、0.75sq、0.85sq、1.25sqに使いましたが、しっかりカシメられましたので個人的にはこちらをオススメしておきます。
サンデーメカニックが使うものとしては欠点らしい欠点がないエーモンの電工ペンチですが、しいていえば被覆をむくコードストリッパー部分が少し使いにくいかもしれません。
工具メーカーのものに比べると切れ味が少し劣り、電工ペンチ自体が少し大きく重いからです。
しかし何百本もコードをむくようなプロではないサンデーメカニック的には、きちんと被覆をむくことが出来る性能はあるので十分です。
エーモン製はバイクや車でサンデーメカニックが作業する時に、扱いやすく過不足ない性能があるのが魅力ですね。
エーモンの電工ペンチでウインカー変換カプラーを作る
さてエーモンの電工ペンチを使って電線に端子をカシメて、カワサキKL650B天涯のウインカー変換コネクタを作ってみました。
天涯のウインカー端子は住友電装の110型の2極コネクタが使われていますが、先日使ったKLR650A型のメインハーネスのウインカー端子は住友電装の丸ギボシSSサイズです。
そのため110型2極Fコネクタを用意しました。マジックで黒い点が打ってあるのは、配線をしらべて黒コードを入れる方の印です。
使う端子は、110型メス端子と丸ギボシSSサイズオス端子。ハーネスの配線に合わせてBK/YとGYの線を用意しました。
0.5sqのコードなので、コードストリッパー部分の0.5の穴を使って被覆をむきました。
0.5sqでもコードでもメーカーや規格によって線の太さなどが若干違うので、やってみて他の穴の方が良さそうであればそちらを使います。
端子をセットして、0.5sqのカシメ部分でカシメました。M型の穴でくるんと端子の金属が曲がり、キレイに圧着されました。
カシメ終わったら一応引っ張って見て抜けないか確認。しっかり圧着されているので問題ありませんでした。
電線に端子を圧着したしたものをカプラーにセット。向きを合わせてカチっというまで差し込めばOKです。
完成状態のウインカー変換コネクターです。左右必要なので2セット作りました。
エーモンの電工ペンチを使って変換コネクタを作る事が出来ました。
バイクや自動車用としてサンデーメカニックが使う分には過不足ない性能で使い勝手のいい電工ペンチだと思います。
出来上がった変換コネクタをウインカー配線に差し込みました。これでKLR650A型のハーネスに天涯のウインカーがつくようになりました。
あとは被覆がボロボロになっているヒューズ配線を作りなおせば、ハーネス系の製作は終了ですかね〜。
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