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<TRIPOO!! 〜バイク・自転車・釣り日記〜>バイク(KLR650・XR100)、自転車(Vigore)、釣り、DIYなど趣味の日記

折れたボルト

錆びて固着したボルトが2箇所おれてしまいました。1カ所は少し飛び出たところで、もう1カ所はツライチで折れました。

削ってしまってもなんとかなりそうな場所ですが、折れたボルトを外す練習もなかなか出来ないので練習を兼ねて外してみました!

折れたボルトの外し方を5つほど紹介しながら天涯のマフラーの折れたボルトを抜きますので、是非参考にしてみてください!

1:ネジザウルスでつかんで回す方法

少しボルトが飛び出ていてボルト掴めるのであれば、ネジザウルスやバイスプライヤーを使って回すのが一番良いかなと思います。

トルクをかけすぎて折れてしまった場合などで固着していなければ、あっけなく取れる可能性が高いです。

今回はいちおうバイスで掴んでみましたが、出っ張りが少なめで固着が激しいので厳しそうでした。

折れたボルト

 

2:溝を作ってドライバーなどで回す方法

今回は少し飛び出ていたので溝を切り、マイナスドライバーが使えるようにしてみました。タガネで叩いてもいいかと思います。

固着が酷くなければこの方法で回ることもありますが、今回はビクともせず。回りませんでした・・・。

折れたボルトを外す

手で回すことは出来なかったので貫通ドライバーで緩む方向に叩いてみました。

叩くことで固着がはがれる回る可能性もあり有効な方法ですが、金属が削れていくだけでまったく回る気配がありません・・・。

違う方法でいったんこのボルトは保留にして違うボルトにチャレンジします。

折れたボルトを外す

 

3:センターポンチで叩いて回す方法

ツライチで折れてしまったボルトを外すことにチャレンジです。まずはセンターポンチで緩む方向に叩きました。

地道な方法ですが、固着が酷くなければこれで回ることもあります。今回はダメでしたが・・・。

今回はセンターポンチは100mmのものを使いました。使いやすそうなのを探してみて下さい。

折れたボルトを外す

 

4:エキストラクターを使って外す方法

ネジザウルス、センターポンチ、タガネ、マイナスドライバーなどでダメなときはエキストラクターを使います。

エキストラクターは逆タップになっており、穴をあけたボルトにたたき込んで回すことで外す工具です。

私はKohkenのボルトツイスターっていうものを1サイズだけ持っています。

今回の場所は台座が薄く埋まっているボルトも短いのでエキストラクターは不向きな気がしましたが、一応ブログでの紹介用としてやってみました。

ドリルを垂直にたててこんな感じにネジをあけていきます(もう少し深くしました)。

折れたボルトを外す

台座やボルトが浅くしっかりたたき込めないのでそもそもダメでしたが、こんな感じにやっていきます。

1サイズしかもっていないことやあまりコレでとろうと思っていなかったので参考までに。

長いボルトでもう少し下穴をあけれる場合はかなり有効ですが、エキストラクターは折れてしまうと面倒なのでブランドは選んだ方がいいと思います。

それから折らないようにするには、ボルトにあったエキストラクターを使うことや垂直に穴をあけることが重要ですね。

折れたボルトを外す

 

5:穴を開けて残りの金属を取り出す方法

浅いボルトの場合は、ボルトに穴を開けて残りかすを取り出す方法も有効です。今回は2つともこの方法で取りました。

ドリルは手持ちでやっているので、垂直に注意しながら中央に穴を開けました。

木工で経験済ですが手持ちだとなかなか垂直にあけられませんので、見る方向を変えながら垂直をチェックしながら慎重にやりました。

穴開け作業があるときはボール盤とか欲しくなるんですけど、邪魔なのでありません・・・。

折れたボルトを外す

ボルトに穴を貫通させたら、残りカスを取っていきます。精密ドライバーを貫通ドライバー代わりにして金属を叩いて外していきました。

折れたボルトを外す

こんな感じに取っていきます。

折れたボルトを外す

見える所はだいたいとりました。中はサビサビですね・・・。

折れたボルトを外す

ここでタップを立てますが、穴の奥はマフラー本体なのでナット分の厚みしかないので奥まではタップが入っていきません。

そのため奥にはまだカスがあります。

折れたボルトを外す

そこは力業でボルトを差し込んで、ひっかかる固いネジを少しずつ回しながら中のカスを出して行きました。

折れたボルトを外す

何度もネジを入れ、奥までネジがはいるようにしました。

いちおうネジ穴はいかすことが出来ましたが、さび止め処理を考えないといけませんね。

折れたボルトを外す

写真撮り忘れたので塗装はがしている途中の写真になってしまいましたが、ネジ穴復活です!

ドリルの穴開けで失敗するかなと思いましたが、なんとか2カ所とも上手くいって良かったです!

もし失敗した場合は、削ってナットをロウ付けすればいいやと思っていたので気楽に出来たのが良かったのかも。

もしシリンダーなどの場所で失敗したら、穴を広げてヘリサート加工になると思います。

折れたボルトを外す

 

固着したマフラーのヒートガードのボルトを取る

マフラーのヒートガートのボルトは固着して台座こと折れてしまいました。

折れたボルトを外す

裏側もこんな感じで固着してます。

折れたボルトを外す

ここはもうドリルで穴をあけていくしかないですね。いったん適当な大きさで穴を開けてから、少し太いもので穴を広げていきました。

折れたボルトを外す

そうこうしていうとボルトがとれるので、固着したワッシャーなどをドライバーなどで剥がせば終了です。

折れたボルトを外す

 

無事に折れたボルトを取ることが出来ました。予想外に上手くいって2カ所のネジ穴はそのまま使えそうです!

次は取れてしまったネジ台座を作っていきたいと思います!

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