もげてしまったマフラーのボルト台座をロウ付けで取り付ける〜天涯レストア12
取れてしまった台座をロウ付けで作りました。古くなった部分を削ってナットをロウ付けすれば出来上がりです。
ナット1つをくっつけただけなのでちゃんと記録してませんが・・・今回はその作業記録です。
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ボルトの台座が取れてしまった
錆びたボルトを回してると緩んだような気になったのですが、見てみると台座自体がモゲてボルトが取れただけでした。
台座自体もけっこうサビがありますね。でも、エンジンブロックなどと違ってナットを取り付ければ台座は復活です!
自分で作業する前に知り合いの車屋さんにナット1つ溶接してと頼んだのですが、板金やめてから溶接もやめてしまったとのこと。
持って行ってサクッと付けてもらおうと思っていたのですが、自分でやることにしました。
ロウ付けで取り付ける
自宅に溶接機はないので、ガストーチと銀ロウでナットを取り付けることにしました。
マフラーに穴が空いたりしてロウ付けで直している人も多いですね。
マフラー自体はエキパイの出口あたりで500度、サイレンサーの出口あたりで150度くらいになるみたいです。
銀ロウは650度や750度で溶けるのでマフラーにも使えますが、半田は230度で溶けてしまうのでマフラーに使えません。
650度で溶融する銀ロウだとカセットボンベ用の通常のバーナーでいけるみたいですが、750度のものを使うならパワーのあるバーナーがベスト。
今回買ったRZ-820の火炎温度は1500〜1700度ですが、通常のカセットボンベ用は1100度です。温度は上がった方がいいですね。
高いものではないし、今後ロウ付けをいろいろやってみたいので、新富士バーナー パワートーチ RZ-820Sというボンベとセットのバーナーを購入。
買った銀ロウの棒は、650度で溶融のフラックス内蔵タイプのお手軽なものにしました。
1本だけで割高ではあるのですが、半田付けの感覚で出来ることやナット1つしか取り付けないので、今回はコレで十分だろうと。
台座を削ってナットを置く
錆びて取れてしまった台座をグラインダーで削っていきます。
実家に行くと強力なディスクグラインダーもあるのですが、私は自分で買った小型のリョービ製(現京セラ)の刃研ぎグラインダーが好み。
パワーや回転速度はないですが、なんとっても軽いので、削ったり磨いたりするには疲れなくていいです。
ナットは溶接用のナットを一つもらってきました。ナットを置きながら良い感じになるように削っていきました。
ナットをロウ付けする
ナットが合うように削ってからナットの周辺も少し削って銀ロウが回るようにしておき、バーナーであぶってロウ付け。
慣れない作業で余裕がなくて写真を撮り忘れたので、バーナーの火だけ後で撮りました笑
ナットをロウ付けたらワイヤーブラシで回りを綺麗にしました。
写真撮り忘れていて回りの塗装も落としてしまった後ですが、こんな感じになりました。
慣れない作業だったので出来はイマイチですが、見えないしくっついているのでいいでしょう!
これでマフラーのヒートガードを取り付けられるようになりました!
せっかく銀ロウ付けが出来るようになったので、細めの板や棒などを使って小物取り付けの台座とかステーとか自作してみたいですね!
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