ガラス菅から平形ヒューズに変更して信頼性をUPさせよう!〜天涯レストア23
KL650B天涯のヒューズホルダーが傷んでいたため、ガラス管ヒューズから平形(ブレード)ヒューズに変更しました。
振動や劣化に強くなるので、これだけでも信頼製が上がりそうですよね!
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線が劣化していたヒューズホルダー
KL650B天涯のヒューズホルダーは、バッテリーの上にちょこんと乗っています。
線も折れ曲がるのであまりいい配置ではないんですよね。
そのヒューズホルダーにはガラス菅ヒューズが入っています。古いバイクなので当たり前ですが、なんだか年代を感じますね。
線が折れ曲がるように置かれていることもあり、ヒューズホルダーの電線はけっこう傷んでいて芯線がむき出しの状態でした。
経年劣化で配線自体が固くなっているのだから仕方ないですけどね。
ガラス菅からメリットの大きい平形ヒューズに変更
ヒューズホルダーの配線が弱っているため、線を変えるかホルダーごと変える必要がありました。
せっかく変えるなら、ガラス菅からメリットの大きい平形(ブレード)ヒューズにしようかなと思いホルダーを物色。
普通の平形でもミニでも何でも良かったのですが、気に入ったヒューズホルダーは標準的な平形のものでした。
上のものが20Aの対応でAVS2.0の電線付き、下のものが10A対応でAVS0.85電線付きです。
それと下のは住友電装110型2極メスコネクタでメインハーネスとつなぐために使います。
材料は配線ドットコムで買いました。
ギボシ端子と110型コネクタのメス端子をエーモンの電工ペンチでタンしを圧着していきました。
私が使っているのは3500という型番のものですが、きちんと圧着できてリーズナブルなので週末メカニックには過不足ないモデルです。
こちらで電工ペンチの使い勝手なども少しレビューしてますので、是非読んでみてください。
110型F端子をセットして完成!このホルダーは繋げ合わせて使うことも出来るのが便利ですね。
ヒューズホルダーの規格にあるエーモンの20Aと10Aの平形ヒューズを買いました。このタイプのヒューズはガラス菅と比べると大きなメリットがあります。
ガラス菅ヒューズは古くなると劣化が進みやすく振動にも弱いので、電流が問題なくても不意に切れてしまうこともあるんです。
セット売りしかなかったですが、ゆくゆくはKLR650A型もこのヒューズにしようと思っています。
ヒューズホルダーに平形ヒューズを差し込んでみました。少し近代車になったような錯覚を起こしそう(笑)
ヒューズボックスの取付位置はこの隙間にしました。バッテリー上に納めるよりも配線が曲がらなくていいかなと。
それにこの後色々と電装品を付けていくとき、バッテリー上は貴重なスペースになるので開けておきたかったのもあります。
最後に動作しているかキーを回して確認しました。大丈夫そうです。
スペアヒューズ用のホルダーを取り付ける
ガラス菅のように不意に切れてしまうことは少ないでしょうが、いちおうスペアヒューズを取り付けておくことにしました。
電線のついていないヒューズボックスに入れて取り付けます。
正常な状態なら20Aの方に10Aを入れても切れずに動作してくれるのはガラス菅ヒューズで確認済みなので、スペアは10Aのヒューズにしました。
ホルダー同士を接続する出っ張り部分にドリルで穴を開けてタイラップを通せるようにしました。
適当にあいている隙間にタイラップでとめれば完成。このスペースを使うことになってもタイラップ方式なので移設するのも簡単です。
少し細かい部分でしたが、ヒューズボックスに手を入れました。
なかなか電装系全部に手はいれられないですが、少しでも信頼製をあげておくのは大切ですよね。
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