リンクとスイングアームのベアリング交換〜天涯レストア24
天涯のリンクとスイングアームのニードルベアリングを換えました。せっかくバラしたのでやっぱりやっておこうかなと。
これでもう私が乗っている限り交換する必要もなく安心です!
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ベアリングは悪い状態ではありませんでしたが
まずオイルシールをあけてリンクとスイングアームのベアリングの状態を確認しました。
モリブデングリスがしっかり入っており、それほど悪い状態にはみえません。
手で回してみてもちゃんと動いているのでまだ使えそうな感じはしましたが、やはりベアリングは交換しておくことにしました。
グリスは入っていたもののシャフトの状態を見る限り交換はしてないと思ったからです。
せっかくここまでバラしたし、今回換えておけばもう換える必要もないでしょうしね!
ベアリングの位置を測っておく
ベアリングは穴の少し奥まった所に入っていますので、全部のベアリングの深さをノギスで位置を測っておきました。
ノギスはいままでアナログのものを使っていましたが、デジタルノギスに買い換えました!
数字がよく読めていいです!高いモデルではないですが、シンワ製のノギスは精度もそこそこあり使い物になりました!
ベアリングプーラーでベアリングを抜く
ベアリングは1箇所を除いて1つの穴に2つは行っていますので、ベアリングプーラーでベアリングを抜きました。
1個抜けばもう一つは叩いても抜けますが、音が出ないプーラーで結局全部抜きました。住宅街だと叩くと音がどうしても気になるんですよね。
使っているベアリングプーラーはストレート製。いままで全部このベアリングプーラーで抜けています。
ベアリングプーラーをセットして、ヒートガンで温めました。やらなくても抜けると思いますが、やるとスムーズに抜ける気がします。
プーラーをセットしてネジを回していくと、中からベアリングが出てきます。
そして全部のベアリングを抜きました。
ベアリングを抜いたリンクです。掃除をした後、これにベアリングを圧入していきます。
ニードルベアリングを圧入する
ベアリングは純正品を購入しました。
普通のベアリングは叩き込みましたが、ニードルベアリングは圧入の方がいいと見た記憶があるので、ネジとナットで締め込んで圧入することにしました。
軽くグリスを塗って、深さが分かるようにマスキングテープで印をつけて圧入していきました。
目印付近まで圧入したらノギスで確認。深さがあっていれば圧入終了です。
リンク部に5個のベアリングを入れました。数があるので面倒でした・・・。
同様にスイングアームのニードルベアリングも外して、刻印部は外側に向けて軽くグリスを塗ってから新しいニードルベアリングを圧入。
スイングアーム部は4つのベアリングを圧入。疲れました・・・。
モリブデングリスを封入する
リンク部とスイングアーム部のグリスはモリブデングリスが指定でした。
黒いモリブデングリスを持っていたのですが、かなり古いので新規に購入。AZの極圧有機モリブデングリース(ウレアベース)を買ってみました。
モリブデングリースというと黒いイメージですが、ウレアベースだから?黄色っぽい色でした。
ベアリングの裏側にもグリスが行き渡るように塗り込みました。
もう少し塗ろうと思ってますが、他の欠品部品と一緒に頼んだので全然来ないので、一旦養生テープでとめておきました。
オイルシールが来たらもう少しグリスを塗って、オイルシールを取り付けようと思います。
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