ハザード時にインジケーターランプが点灯する配線に変更〜天涯レストア34
先日、ハザードが出せるようにリレー等を取り付けましたが、メーター内のインジケーターランプが一つのタイプのため点滅しませんでした。
このままでは点灯しっぱなしで走ってしまう可能性も高いので、配線を変更してハザード時にインジケーターランプが点滅するようにしました。
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ハザードを点けてもインジケーターランプが点滅しない
先日、ハザード機能付きウインカーリレーを導入してハザードが出せるようになりました。
しかしメーター内のウインカーのインジケーターランプが一つしかない場合、インジケーターランプは消えたままなんです。
これは、片側のウインカーの+配線はインジケーターランプの+に、反対側のウインカーの+配線はインジケーターランプの-に接続されていることが原因です。
同時にウインカーが点灯してしまうとアース部分がないランプが点灯しないのです。
ハザードを出しているのに、インジケーターランプが点かないと、ウインカーが点灯しているのに気づかない場合が出てきます。
インジケーターランプもちゃんと点くようにしておいた方がいいですね。
整流ダイオードを使ってインジケーターランプの配線を変更
ハザードで同時にウインカーを点灯したときに、インジケーターランプの+と-に同時に電気が来てしまって点灯しないので、その辺を整理します。
左右同時に点灯したとき、整流ダイオードで電流の逆流を防止しつつインジケーターランプの+に電気を流すようにしました。
左右共用の回路を左右独立の回路にするイメージですね。
ハザード配線が書かれていませんが、ざっくり図に書くとこんなです。△が逆流を防止する整流ダイオードです。
もし整流ダイオードがないとこれがないとウインカー出しただけでハザードになってしまいます。
整流ダイオードを買いました。1Aのものにしました。20個もいらないですが、これでも少ないものを選んだつもりです。
ノーブランドのものなので、信頼製が欲しい場合はメーカー品を買ってくださいませ。
私のカワサキ天涯の場合は、他車種のメインハーネスとの接続に変換ハーネスを作っていますので、その配線を組み替えることにしました。
変換ハーネスがあるからメインハーネスをいじらないで済むのは良かったです。下がハーネステープを取り外した所です。
こんな感じに組み替用の配線を作りました。上が-配線用、下がウインカーの+配線用です。
コードも自作変換ハーネスのあまりがあったので、色を合わせて作れました。
絶縁テープを巻いて完成。これを変換ハーネスの該当箇所と入れ替えて行きます。
入れ替えてハーネステープを巻き直しました。あとは車体側とメーター側の配線にカプラーを差し込めば終了です。
インジケーターランプも点灯するようになりました
無事にハザードを点灯した時にインジケーターランプも点灯するようになりました!これで気づかない事もないでしょう。
動画の方が分かりやすいかな。
車検を見据えてハザードスイッチに△マークを貼る
オリジナルのスイッチボックスにこだわったので、後付でハザード用のスイッチを取り付けました。
ハザード用のスイッチで気に入ったものがなかったので、取り付けやすそうな形状のものを選んだのですが、電源ON/OFFのマークです・・・。
車検を見据えると、ハザードランプのスイッチと分かるようにしないといけないみたいなんですね。
調べると平成31年以降は赤色でないといけないとか規定があるみたいですが、それ以前の車は容易な識別が出来ればいいみたいです。
ということで、スイッチボックスに合わせてハザードランプのスイッチ用のステッカーを作りました!
微妙に大きさを変えて何種類か出しておきました。
ステッカーといえば、こちらで自作ステッカーを販売しています。バイク向けのもあるので興味があれば是非みてください〜。
話はそれましたが、スイッチにステッカーを貼って完了です。これならハザードって分かりますよね?
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