クラッチを軽くする3つの方法・ライトクラッチの選択と装着
渋滞になると純正は同型車種のKLR650でかなり辛かったので、天涯でもライトクラッチに交換することにしました。
カワサキ天涯のクラッチをライトクラッチに交換しました。KLR650A型とは違うブランドのレバーにしました。
クラッチを軽くする3つの方法の他、選んだライトクラッチの取付なども書いていきます。
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クラッチを軽くする代表的な方法
クラッチワイヤーが重いと感じた時は、まずワイヤーなどのメンテが基本です。
しかし新品のワイヤーに交換してもクラッチが重く感じる場合があります。
元々が重い場合もありますし、旧車などはクラッチディスクの摩耗などによっても重くなってくる場合があります。
メンテはしっかりやった上でクラッチが重い場合、軽くする代表的な方法は3つあります。
1:ライトクラッチレバーに交換する
1つめは、今回のようにレバーを交換してタイコの固定位置を変えてクラッチを軽くるする方法。
今回取り付けた、ZETA ウルトラライト クラッチパーチなどです。
2:イージークラッチという装置をつける
2つめは、レバーとケーブルの間に装置を取り付けてクラッチをかるくする方法。
イージークラッチというものなどです。
3:レリーズアームの長さを変更する
3つめは、エンジン側のレリーズアームの長さを変えてクラッチを軽くする方法
ロングタイプのクラッチレリーズアームが販売されている場合があります。(下の画像はGSX750S、GSX1100S等用)
どの方法でもクラッチは軽くなりますので、好みや車両の作りによって選ぶのがいいと思います。
個人的には途中に余計な装置を入れない方が好みなので、1か3の方法が好きです。
天涯のライトクラッチはどれにする?
結論から言うと、天涯のクラッチを軽くするのは1のクラッチレバーを交換する方法でやります。
2の方法はお手軽でいいのですが、ワイヤーなどが増えてトラブル箇所が増える可能性があることからやめておきました。
3の方法は天涯のレリーズアームの取付方は、レリーズアームだけ交換するようになっていないため交換に向いていないからです。
KLR650A型の時は、RSC EZ PULLというスタント用のクラッチレバーを使いました。
これを最初に調べたのですが、お値段が半端なく上がっていました!!
元々のお値段も高かったですが、今となっては買える値段ではありません・・。
作りやデザインは気に入っていたんですけどね。
結果、ダートフリークのZETA ウルトラライト クラッチパーチをチョイスしました。
出来ればレバーはブラックが良かったし、ゴールドのアジャスター部分は普通にして欲しかったですが・・・。
ZETAの製品は新しいバイクには似合いそうなデザインなのですが、旧車にはちょっとデザインが今っぽいんですよね。
まぁそうはいっても他にいい製品も見つからなかったので、お値段と信頼製のバランスが決め手です。
ミラーホルダー無しとミラーホルダー付きがありますが、ミラーホルダー付きにしてみました。
ミラーホルダーが別にあるのにミラーホルダー付きにしてみたのは、純正ミラーホルダーを外すとハンドルにスペースが出来るからです。
私の場合、GPSをつけるスペースが欲しかったのでこちらにしました。
クラッチレバーの長さは短め
ZETA ウルトラライト クラッチパーチは純正よりも長さが短めでした。
極端にショートなわけではなく、純正が4本掛けとすると3本掛けくらいの長さで使い安そうな印象です。
4段階のクラッチの軽さを選べる
クラッチの軽さは、ワイヤーのをどこにセットするかによって4段階選べます。
ただ私も勘違いしていたのですが、1と2は純正並みの軽さでした。
クラッチが重い方にセットするとクラッチのキレは良く、軽い方にセットするとキレは悪くなります。
一番軽い穴にセットした場合ははクラッチが完全に切れない場合もあると思いますので、その辺は実車で試してみる必要があります。
ちなみに私は1から順番に試しましたが、1は重く、2はノーマルっぽい印象でしたので3にセットしました。
クラッチレバーのスイッチのキャンセルが必要
通常、公道仕様の純正クラッチレバーには、クラッチを切った時に動作するスイッチがついています。
クラッチを切らないとエンジンがかからないとか、セルが回らないとか、そういう安全面に役立っているスイッチです。
しかしZETAのクラッチレバーには、クラッチを切った時に動作するスイッチがついていませんので、その部分を無効化する必要があります。
車種によってやり方は違うと思いますが、天涯の場合は下のようなカプラーを作ってセットしました。
2本の線をショートさせてあります。
純正クラッチレバーに戻す時は、カプラーを外して差し込めば使えます。
ZETA ウルトラライト クラッチパーチの取り付け
ホルダーごと変える必要がありますが、交換は普通のクラッチレバーの交換と変わりませんので悩まないと思います。
先ほどもいいましたが、3の穴の位置にワイヤーをセットしました。
このゴムのカバーは、つけたいと思わなかったので取り付けしませんでした。
これで取り付け完了です。
実際に走ってみましたが、クラッチは十分軽くなっており、停車時などもしっかりクラッチが切れました。
これで遠出した帰りの渋滞路も安心です(笑)
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