セロー250・不調の純正キャブのダイヤフラム交換で好調に!
先日セロー250(初期型)に乗った時、標高の高い所でたまに息つきする症状が出ました。
以前出ていたAIまわりの症状は解消したのですが、キャブレター本体も不調なのでした。
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今までの経緯
以前は近所を走っても高速を走っても、時々カブるような状態になってミスファイアを起こしていました。
純正キャブレターは調子が悪そうだったので、PWKキャブレターに交換しかなり良くなりました。
しかしその後の検証の結果、エアインダクションシステムが悪さしていることがわかり修理。
純正キャブレターに戻しても、家の近所は問題なくなく走るようになりました。
そして先日、山へ行ってみた所、標高の高くなると時々エンジンは失火して息つきする症状が出ていまいました。
失火する症状は、コーナーなどでアクセルを閉じて開けた時に出やすい気がしました。
これはダイヤフラムかも・・・。他に思い当たる所もありません。
PWKに交換したため、純正キャブレターはきっちりチェックしてなかったのですが、調子はやっぱり今一歩だったのでした。
エアカットオフバルブがシワシワ
バイク屋で買ったバイクなのでキャブはほぼ平気と勝手に思い込んでいましたが、ダイヤフラムに問題がありそうなのでチェックです。
セローのキャブレターは何度か脱着したのでだいぶ慣れました。
シート、カウル、タンク、ケーブルなどを外し、エアクリーナーボックスを止めているネジ4箇所をはずしてボックスを後ろにズラします。
あとはキャブをグイッと後ろへスライドさせながら45度くらい傾けて外します。
キャブレターの油面はチェックしてありましたが、ちゃんとチェックしてなかったのでチェック開始。
怪しいと思っていたエアカットバルブのダイヤフラムをを見てみるとシワシワになっていました・・・・。
エアカットバルブは、アクセルオフの時に燃料を濃くするシステムなので、症状が出ていた状況とも合致しました。
アクセルオフの時に燃料が少し濃くなりすぎる感じになっていたのかなと思います。
ダイヤフラムを交換
ゴム部分は一新し、ついでにバネ類も交換しました。
他も一通りチェックしましたが、他は問題なさそうでだったので組みつけます。
キャブレターを元の状態に戻し、外装を付ける前にエンジンがかかるか確認しました。
問題なかったので外装を組み付けて作業は終了。
ただ、修理前でも近所を走るだけでは調子悪くなかったので、本当の調子はまだ分かりません
近場ということでオロンド林道へ試走
先日は津久井湖くらいから症状が出始めました。
標高の低めの時は症状の頻度が少なめなのですが、遠くまで行く時間はなかったので近場のオロンド林道へ行きました。
愛川から山へ入り、半バラ越えまでなんの問題もなく快調!!
コーナーでたまに失速することもなく走りやすくなりました。
調子の悪かった純正のキャブレターもバッチリ使えるようになりました。
個人的にはPWK28のパワー感が忘れられないのですが、マイルドな純正キャブレターもまったり走れていいですね。
セロー250を自分で整備するならサービスマニュアルは欲しい!
オイル交換やチェーンの交換程度ならサービスマニュアルは必要ないですが、重要な場所のパーツを緩めたりするときは、規定トルクなどが書いてあるサービスマニュアルがあると良いですね。
自分でセロー250の整備をするのなら愛車のサービスマニュアルを1冊持っていたいです!(購入の際はしっかり年式や型式を確認して間違えないように注意してください)
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