シリンダーの購入と耐熱塗装・XL125S改
中古シリンダーを購入して耐熱塗装を施しました。
シリンダーが純正でなんとかなったので、基本的に純正部品で組み上げていくことになります。
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TLR200のシリンダーを購入
中古シリンダーで良さそうなものがあれば一番いいのでまずは検索してみました。
XL200Rのシリンダーでは出てきませんでしたが、TLR200のシリンダーでヒット。
ほぼ同じものと思っていましたが、部品番号も一緒なのでシリンダーは共通ですね。
ピストンもついていたので予備にも出来そうです。
シリンダーの中は年式なりの雰囲気ですが比較的綺麗です。
今までついていたシリンダーよりは状態がいいので十分使えそうです。
組み付ける前に耐熱塗装を施す
先に組み付けると油などが付着して脱脂や下地作りが面倒と思い、先に耐熱塗装を施すことにしました。
まずはガスケットなどを剥がして綺麗な状態にしました。
XL200RやTLR200はエンジンが黒いのですが、年数がたつと塗装が剥がれて見栄えが良くないです。
他の部分も塗ってあるので、マスキングして同様に耐熱塗料で塗っていきます。
塗料はワコーズのHR-B。
半光沢になるので純正カラーとは少し雰囲気は変わりますが、おそらくバイクショップでもこの塗料を使っています。
塗料のレビューはこちらに書いているので、興味があればご覧ください。
この耐熱塗料はとても塗りやすいので、気持ち良く作業できます。
表面、裏面、横面を塗って完成。
耐熱塗料の焼き付けをする
このままエンジンに組み付けてエンジンの熱で焼き付けも出来るのですが、ちゃんと焼き付け作業をしました。
焼き付け前は塗膜が弱く拭くだけで黒い塗料がつきますが、焼き付ければ強力に硬化します。
150度以上で1時間の指定ですが、以前作った炭火方式の焼き付け釜は200度まで楽にあがります。
マフラーを焼き付けた時は大きなサイズの七輪でやりましたが、今回は普通の七輪で。
箱のサイズも適当に小さく調整してしてやりました。
DIYで作った焼き付け釜の紹介はこちらで書いていますので、興味があれば見てください。
これで組み付け作業中にシリンダーが汚くもなりにくいはず。
ホーニングではないけれど
シリンダーの状態は良かったですが、少しペーパーを当ててクロスハッチに磨いておきました。
最近売っているホーニング工具は興味ありですが、なんとなくダメにする未来が頭をチラついたのでやめました・・・。
シリンダーの換えがないので、ペーパーで軽く整えてクロスハッチ風を作った方がいいかなと。
昔ながらの作業な感じで進めました。
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