バイクへの荷物の積み方の変遷(私の場合)
バイクで旅を本格的に始めてから荷物の積載がどのように変わってきたか振り返ってみました!
積める荷物に限りがあるバイクだから、みなさん自分なりに工夫してそれぞれのスタイルがあると思います。
その時どんな事を考えながら荷物の積載をしていたか、私の場合を見ていただきたいと思います!
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1990年:適当なバッグをネットでとめるスタイル(宿に泊まる場合の総武)
1990年の装備です。まだ若かったので余裕があるわけもなく、普通のボストンバッグ的なものをネットで固定+タンクバッグという装備でした。
タンクバッグはカメラを入れるということもありましたが、当時は地図を入れるマップホルダーの役目も大きかったですよね。
最近あまり見かけないタンクバッグですが、多くの人が装着していたのは紙の地図だったことが大きいのかもしれません。
1990年:サイドバッグの導入(キャンプ泊の時の装備)
宿に泊まる時の荷物(バイク用ではないバッグとタンクバッグ)にサイドバッグを買い足しました。
サイドバッグのいいところは荷物を増やしても重心が上がらない所で、上に積み上げるより安定感が増します。
タンデムシート上の荷物はバイク用ではありませんでしたが、雨が降ったらゴミ袋をかぶせサイドバッグも防水カバーをかぶせていました。
雨が降った時は全てのバッグに防水のカバーをかける必要があったので面倒でしたね。
当時はサイドバッグの防水製品がなかったんですよね。(本当はあったのかもしれませんが、お店や雑誌で探しても見当たりませんでした。)
1991年:防水バッグとウエストバッグの導入(宿に泊まる時の装備)
1991年になってバイク用のバッグを買いました。MotoFIZZの防水バッグです。容量も大きくて左右におおきめのポケットがついていました。
防水なので雨が降ってもそのまま気にせず走れるのが良かったですね。バイク用バッグを買って一気に使いやすくなりました。
また、ツーリングネットからゴムをクロスに縛るようになりました。ネットよりもしっかり止まるので、ネットはだんだんと使わなくなっていきましたね。
タンクバッグは当時乗っていたGPZ1000RXのタンクにあまりフィットしなかったので、あまり使わなくなりました。
その代わりに地図をウエストバッグに入れるようになっていたと思います。
1992年:荷物をとにかく減らす(宿に泊まる時の装備)
ロングツーリングにも慣れてきて荷物を減らしていった時期です。
1991年に買った防水バッグは大きかったのでキャンプ以外では持て余すようになり、コースの防水バッグを買いました。コースの防水バッグ懐かしいですよね!
宿に泊まる場合のツーリングはこのくらいの荷物で収まるようになりました。
1994年:防水サイドバッグに出会う(キャンプ泊の時の装備)
オーストラリアツーリングの時に現地で買った装備です。
ソフトバッグなのにパニアのように取り外し自在なトップバッグ(GEARSACK)にも衝撃を受けましたが、GEARSACKのサイドバッグにはさらに衝撃を受けました。
日本では探しても見つからなかった防水バッグだったのです。上から荷物を入れてフタをするような形状も異様に使いやすく驚きました。
さらにいえば、ベルトタイプで留める日本製が多かったのに対して、天面がフラットな作りにも感動しました。あまりに気に入って帰国時に新品を買って帰ったほどです。
1996年:防水サイドバッグ+防水バッグ(キャンプ泊の時の装備)
日本へ帰ってからもオーストラリアで買ったサイドバッグを愛用していました。荷物を入れやすい形状と雨の日に防水のカバーをかける必要がなかったので便利でした。
キャンプの場合はそのサイドバッグにキャンプ道具を入れ、防水バッグに衣服を入れるようにしていました。テントやマットなどは外出しでしたね。
1998年:リアボックスを導入(キャンプ泊の時の装備)
原付二種で海外を走った時の装備なのでちょっと特殊ですが参考までに。タイヤは通常は積んでませんでした。手に入れずらかったのもありこの時は特別です。
大きな点はリアボックスを導入したことでしょうか。この当時の認識は便利だけどカッコ悪いものでした。仕事や通勤の原付が付けていることが多かったです。
今は市民権を得ているリアボックスですが、付けるにはかなり勇気がいりました!
あえて選んだのは、セキュリティ面です。海外ツーリングなので鍵をかけれるボックスが欲しかったのが大きいです。使ってみると手放せないほど便利でしたけどね。
サイドバッグは新調したかったのですが、気に入ったものがなくオーストラリアで買ったものを使いました。
サイドバッグの上のバッグはバイクなしの移動もあったためバックバックです。背負う事に特化したザックではなくなるべく四角くなるものを選び見ました。
フロントキャリアの上はコースの防水バッグで、テントやマットが入っていました。とにかく荷物が多かったのでフロントキャリアはなにげに便利でした。
2000年:リアボックスが手放せなくなる(宿に泊まる時の装備)
荷物を減らせるようになったので、1〜2泊程度なら小さめのリアボックスだけで行く事が増えました。
北米から帰ってからは、防水が完璧で鍵もかけられるリアボックスが手放せなくなっていました。
2000年:サイドパニアケースを導入(タンデム・キャンプ泊時の装備)
タンデムでカナダ横断した時の積載です。2人でバックパックを背負って移動する場合もあったので、必然的に2つのバックパックを積み重ねました。
衣服の他にキャンプ道具も積むため、大きめのサイドパニアケースを導入。
この頃は主にBMWが多かったですがツアラーがサイドパニアを付けているのを見かけるようになり、カッコイイものとして認知されていた気がします。
タンクバッグは荷物を積めないので仕方なく・・・です。小さなコンピューターやカメラ、そして地図などを入れていました。
2001年:リアボックスとサイドバッグ(キャンプ泊時の装備)
サイドバニアは大きすぎたので再びオーストラリアで買ったサイドバッグに戻りました。これ本当に良かったんです。
布製で形が変わってくれるので同容量のハードケースよりも柔軟に荷物を入れられました。防水なのでパニア的な使い方が出来たんですよね。
リアボックスの便利を知ってしまったためKLR650にもリアボックスを導入。
2005年:パニアラックを外す(キャンプ泊時の装備)
1泊程度だとこんな荷物でキャンプに行っていた時期もあります。今は確実にサイドバニアも必要なので驚くほど軽装ですね。
サイドパニアよりもサイドバッグの使い勝手が良かったので、パニアラックは外してしまいました。
荷物が多いときはサイドバッグを取り付け、そうでないときはリアバッグだけなど臨機応変に積んでいました。
2017年:小さなサイドパニアを導入
さすがにお気に入りのサイドバッグが古くなり違うものを考えなければいけなくなりました。
大きく幅のあるパニアは気を遣うのでつけたくありませんでしたが、小さなサイドバニアならいいかなと思い始めました。
小さなサイドバニアはKLR650だけでなくXR100Rにも使えますしね。実際にXR100Rに付けてみるとこれがまた格好いい!
KLR650の時の装備です。サイドパニア、トップケースに加え、防水バッグにテントや椅子などを入れています。
バイクが古くなって工具をたくさん持ち始めたというのもありますが、過去の装備を見ているともう少し荷物を減らしたいなと思いますね。
今後は使い勝手のいいソフトバッグを探したい
小さめのサイドパニアは気を遣うこともなく走行でき、現時点では満足している装備です。
ただサイドパニアを使ってみると、オーストラリアで買ったサイドバッグの方が実は使い勝手は良かったんですよね。
サイドパニアケースは固いので元を入れた時にフィットしないので、あまり気持ち良くないんです。
基本的にはハードケースよりもソフトバッグの方が好きなので、いいものがあれば使ってみたいなぁと思ってます。
イメージ的にはこんな感じのが欲しいです(もっと検討しますが)。
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