大火災から10年後のイエローストンを訪ねて【北米縦断・原付二種の旅 85日目】
イエローストーン国立公園で見たクルマのナンバー
ホントか知らないけど、イエローストーン国立公園は全米人気度No.1の国立公園らしいよ!友達がイエローストーンとアーチーズは良かったって言ってたのもあるから、イエローストーン国立公園にっはとっても期待して来たんだ。予備知識はなかったけどね・・・。
人気が高いだけあって、入口ゲートは混雑していたなぁ。まわりを見渡しても、他州からのクルマが多かったよ。あのクルマはユタから、あれはワシントンから、あれなんかカリフォルニアから、ってように、いろんな州のナンバーを見てるのも楽しかったよ。
アメリカ人も俺と同じようにナンバーのチェックをするみたいなのだけど、あのナンバーは・・・と俺のバイクのナンバーを見た時に見たことないナンバーを目にする。そうすると、見たことないから「どこから来たの?」って何度も聞かれちゃった。
大迫力のバイソンの群れ
公園に入ってすぐにバイソンの群れを見れた。バイソンっていうのは俗にバッファローね。牛をもっと男っぽくした感じの動物。
目の前にあの巨大なバイソンの群れが現れた時にはみんなで夢中だよ!イエローストーン国立公園はクルマが多いから、そういう所は渋滞しちゃうんだけどね。
俺もバイソンの群れを夢中になって見入っていたら、バイソン君達は夢中になってる人の群れの方へ向かって歩き始めたか。夢中になっていた人はゆっくりと後ずさり。そりゃ焦るよね!
でも、バイソン達は人には見向きもせず、クルマの間を悠々と抜けて行ってしまったよ。今日はバイソンの群れを3回も見れたし、シカの群れも何度か見れたんだよ。
温泉がたくさん見れる、イエローストーン国立公園
予備知識なくて知らなかったのだけど、イエローストーンは火山地帯だったんだ。至る所に温泉が噴き出し、間欠泉もたくさんあるの。
今日はそのカルデラの地域を通ったんだけど、これだけ温泉が噴き出してると凄いね。でも、入れる温泉はないのが残念なんだけどね。
スケールの小さい例えで申し訳ないんだけどさ、アメリカ版地獄めぐりよ!九州別府の地獄めぐりとは、大自然のスケールが違うけどね。
温泉は入りたい派だけど、イエローストーン国立公園の温泉なら見ているだけでも楽しめるね!それに、何の変哲もないところでも、レンジャーの人が、温泉の中にいるバクテリアや土の色の説明をしていたり、温泉も奥が深いなぁなんて妙に感動してしまったよ。
イエローストーンの大火災
それからね、気づいたかも知れないけど、イエローストーン国立公園で10年ほど前に大火災があったんだ。その火災は公園の3分の1も燃やしてしまうほどの規模だったらしい。
山火事自体はよくあって、落雷による火災は消火しない方針なのだけど、焼失面積があまりにすごくて火事がコントロールできないことがすごい問題になったらしいの。
でも、自然はすごいもので、山火事でないと芽吹かないマツカサが芽吹いたり、火事によって花や草がよく多く生えたり、立ち枯れの木が鳥に巣を提供したりしたらしい。それで、火事も自然の営みで、自然の回復力は凄いと気づいたらしい。
自然ってうまく出来ているよね。自然が回復して再び木が生えて数十年後に訪れたら、全然違う風景になっていそうだから、いずれまた行ってみたいな。
<Wyoming>Yellow Stone Nat’l Paekのキャンプ場(走行146km)
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