PIKES PEAK・標高4300mまで駆け上がれ!【北米縦断・原付二種の旅 106日目】
in Colorado
バイク屋さんでタイヤをゲット
部品を手に入れるのに奔走するっていうのがイヤなんだけど、ここで手に入れておかないとと思って朝からバイク屋を巡り。一軒目はバイク+用品屋みたいな所で、XR100Rのサイズのタイヤありますか?って聞いてみた。フロントはモトクロス用のがあったけど、リヤはなかったよ。そのモトクロス用もソフトタイヤだったから、別の店に行ってみことにしたんだ。
お店を出て自分のバイクの近くへ来たら、そのお店に来てるバイク乗りとお店の人に取り囲まれたよ!さすが街だね、これだけのバイク乗りがいるんだもん。みんなバイク乗りだし、久しぶりに楽しい会話が出来たよ。かなりの長い時間をそこで談笑していたよ。
お店にチェーンを替えに来ていたライダーに、他の2軒のバイク屋とバイク用品屋を地図上で教えてもらったよ。タウンページみたいなので調べなくてすんだし助かったよ。
早速教えてもらった2軒目の用品屋へ行ってみたんだ。そこはハーレー乗りばかりのお店で、小さいバイクに興味がない人ばかりで、全く話しかけられなかった。良く考えると、今までもハーレー乗りには相手の方から話しかけられた事ないかも。
タイヤをを聞いてみると、台湾製のリヤタイヤが置いてあったんだ。もう一軒行ってもあんまり期待できそうにないし、サンディエゴまで持てばいいから、そのリアタイヤを買うことにしたよ。いかにも公道走れませーんっていうパターンでもなかったしね。ついでにチェーンのスペアも購入。チェーンも台湾製だったよ。
そして3軒目へも行ってみた。ここにはモトクロス用の固めのフロントタイヤがあったから、それを購入したよ。このバイクに合うタイヤを、その場で買うっていうのはなかなか辛いみたい。
赤い奇岩がゴロゴロしている、ガーデン オブ ザ ゴッド
タイヤを手に入れると、昨日までちょっとイライラしてたのがウソのように穏やかな気持ちになったよ。昨日は観光なんてどうでもいいなんて思ってたけど、ガイドブックを見始めて、ここも行きたい、あそこも行きたいってね!
それを見るとコロラドスプリングスの周辺にも魅力的なところがいくつもあった。テーマパークなんかも多いんだね。テーマパークは一人で行ってもってつまらなそうだからパスだけどね。
まずはバイク屋さんから近めの、ガーデン オブ ザ ゴッドっていう公園に行ってみた。何にも期待してなかったけどかなり良いところだったよ!面白い形の赤い岩がゴロゴロしてるんだ。
パイクスピークの標高4300mまでバイクで駆け上がる!
ガイドで見た中で一番面白そうな所、PIKE PEAKに向かったんだ。ここはナント標高4000m以上まで一気に駆け上がる道がある!富士山より高いんだよ、すごくない?
パイクスピークって、レースでも有名な所なんだよ。日本にいる時にビデオかなんかで見たことあるんだけど、標高4300mまで一気に駆け上がって速さを競うんレースをやるんだ。
PIKES PEAKは素晴らしい景色のなかをガードレールなしの道を一気に駆け上がれる。俺のバイクXR100Rだと一気にには無理で、時速20位のスピードでノンビリとだけどね。
とにかく標高が上がって頂上に近づいていくと、キャブレターエンジンのXR100Rはガソリンが濃くなりすぎてアクセルが吹けないんだ。最後の2マイルなんか全開で1速13kmしかスピードが出なかったし、カーブではエンスト寸前だったよ。
エンストしそうだからといってアクセルを緩めると、再始動が難しそうだから、上りはほとんど休まず一気に登ったよ。頂上付近の道は、登ってても空しか見えないんだよ!本当に天へ登っていくようなんだ。
100ccで上まで行ったら、数人のグループにかなりウケてたよ。あんなんで上ってきたよってことなんだろうね。ウケ狙ってるんじゃないんだけどね。
景色はさっすがの高さだね。山に登っているというよりは、飛行機から見ているような印象だったよ。
上りは本当にスピードが出なくて、エンジンも止まりそうでヒヤヒヤだったけど、下りはラクチン!クルマを3台もパス出来たもんね!今回の旅のスタート地点のバンクーバーからここまでで、合計5台のクルマを抜き去ったことになる。
PIKES PEAKへの道の途中に、ゲートがあって一時停止する場所があるのだけど、そこでなんと係員がブレーキの温度を測ってたよ。温度を測ってブレーキが熱くなってると、その脇の駐車場で休まなきゃいけないらしい。たしかにこの下りはブレーキには酷、箱根よりも厳しいと思う。
だいぶ降りた所でPIKES PEAKのレースに毎年そのレースにチャレンジしてる人とも話せたよ。レースの時には是非寄って応援してくれだってさ。むーりー。
Caskedoの近くのキャンプ場(走行135km)
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