アメリカで一番有名な道、ルート66を走る!【北米縦断・原付二種の旅 119日目】
ヒストリックロード・ルート66を行く!
少しだけインターステートを走って、ルート66に入った。ルート66って、アメリカ初の大陸横断道だったらしいんだけど、もうそれはインターステートハイウェイにとって変わられ、完全に横断はしていないみたいね。
日本でいえば旧東海道みたいなものかな?そのルート66が、今日の区間にあったから走ったけど、なかなか良いね!ところどころ、古き良きアメリカが楽しめる所があったよ。
ルート66が好きなマニアも多いみたいで、ガイドブックもたくさん出ていて、ドコドコのあそこに少しだけ道が残ってるみたいなことが書いてあるんだよ。そういう所を探して探訪するのも楽しそうだよね。
俺の走った区間は、普通の地図に載ってる区間なんだけど、道から見る風景自体は他の道と変わらない。インターステートハイウェイという高速道路はほとんど走らずに一般道をはしっているから、そんな印象なのかもしれないね。
もっと途中にある町が、当時の雰囲気を残してるのかと思って走っていたから、そういう町が少なめだったのは残念。今日走った区間は、自然の中を走るって感じだったね。
自然の方はといえば、だいぶ南下してきているからか、後半にはサボテンが出てきたりして雰囲気があったよ!大きなサボテンもあったから、けっこう気分が高鳴った!
このあたりのサボテンは大きなものよりも、細長いのをいくつも絡めたようなサボテンが多かったかな。転んだらお尻にトゲが刺さりまくってとても痛そうなサボテンね。
当時の雰囲気が楽しめる町
町はあまりなかったけど、最後に通った町は昔ながらの雰囲気がとても良かったよ!馬も道路に放し飼いになってたりするんだよ!
他にも町はあったけれど、断然この町が一番良かった。ちゃんと調べてはいないけど、きっとルート66では誰もが立ち寄る観光地なんだと思うよ。観光地といっても人は少ないけどね。
この町で話したおじいさんに、3年前にカナダで会った日本人ライダーの話しをしてもらったよ。日本人ライダーの話しをされるのは2回目だけど、昔の人達もこの風景を見て旅したのかと思うだけで、なんか込み上げてくるものがあったね!
警察に停車を命じられ、ナンバープレートが偽物扱いされる
Bullhead cityという町で通算5回目の停車命令!つまり警察に止められたのだけど、今回は扱いがひどかった!!
2台のパトカーが後ろにいて、1台目は抜き去っていってくれたのだけど、2台目のパトカーが抜きかけてヤメたんだ。バックミラーで見ていたら、ヘッドライトと赤色灯をビカビカさせ始めて、サイレンならしはじめて停車命令がきた!もちろん仕方なしに停まったよ。
いつものように免許証をみせろって言われたから、国際免許証を見せた。そしたら次ぎに何て言ったと思う?「ホンモノのナンバープレートは何処にあるんだ?」だって!!!
これこれってKNY1のナンバープレートをゆび指すんだけど、オマワリさんは「これはホンモノじゃない!」って言うんだよ!
日本からバイクを運んだんですって説明もして書類を見せたのだけど、おまわりさんは「このナンバーじゃ走れないんだ。ホンモノはどこにあるんだ?」って言って話しをまったく聞いてくれないの!
何度も同じことを説明していたら、しぶしぶ書類とフレームナンバーを確認し始めて、無線でナンバープレートのことを確認してくれたけどね。
確認にも手間取って、ずいぶん時間も経っているのに、ニセモノのナンバープレートではないと確認できたら「問題ない。行って良し。」だって。他の言葉はまったくなし!!
解放されて良かったのだけど、今までで一番タチが悪い警官だったよ。南米、中米だったら、イチャモンつけられるのも分かるけど、ここはアメリカでしょ?
バイクで持ち込んで走ってる人はたくさんいるんだから、このナンバーはホンモノじゃない!なんて断言しなくたていいじゃないか!ニセモノ臭いけど・・・。
でも、ニセモノだと決め込んで、調べもせずに取り合って貰えなかった事に対してだけは、少し怒りたくなったよ!少しは信じてくれよってね。
出来ない英語で精神誠意説明してるつもりなのにね。えん罪ってこんな感じで決めつけられていくんだろうね。なんだか濡れ衣を着せられた犯罪者になったみたいな気分だった。
Bullhead Cityのモーテル(274km)
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